コンセプト
コンサルティング工房 MOU
工房主ごあいさつ: 2013年1月1日
年の初めに「工房主ごあいさつ」を書き始め、はや5回目を迎えることが出来ました。これもひとえに、私を支えてくださる皆さま方のおかげであると、深く感謝しております。
●本年の重要課題: 志(こころざし)
三大経営資源として、これまで人(人材)・物(設備)・金(資金)は一般的によく知られ、さらに拡大して四つ目の情報、5つ目の時間、これらも今ではかなり普及してきました。
そして、現在のような混沌とした時代に必要な六つ目の経営資源として注目したいのが「志」です。
経営資源として「志」を掲げた人は、JALの再建で重要な役割を果たした稲盛会長であるとされていますが・・・実は1993年頃、私が(おそらく)最初にセミナーで話したのです。
今年は、政治・経済・外交など、様々な面で転機になる年であることは間違いなく、そういう時期だからこそ原点を見つめ直す意味で「志」を考え続ける一年にしたいと思います。
●自分自身にとって
私がコンサルタントとして、研修講師として、何を志としているかについては、これまでにも雑記帳で度々記してきましたが、あらためて抱負として記載します。
もちろん、どれも一年間で実現できるレベルの話ではありませんが、今年を実現に向けたスタートダッシュの年にしてまいります。
【ロジカル・シンキング】
ロジカル・シンキング(論理的思考力)のノウハウを日本人の特性に合わせて改良し、「和製ロジカル・シンキング」を完成させ、欧米に逆輸出します。
これにより、従来の技術面に加え、論理的思考力面においても世界に冠たる日本を確立し、真の国際競争力を向上させることに貢献します。
【マーケティング】
今年は、電子書籍「商才坂本龍馬に学べ」、DVD「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」の発売を皮切りに、「歴史とマネジメントの融合」を企画したものを世に出してまいります。
マーケティングが、単なる企業の営業や商品開発の手段としてだけではなく、政治から個人の健康に至るまで、世の中のあらゆる物事を抜け・漏れなく考えるための基本的な思考の枠組みであることを知らせていきたいと考えています。
【ペップトーク】
相手のマイナス思考をプラス思考に変え、勇気づけるために有効なペップトークの世界では、“仕事”を“志事”と表記することが日常となっています。
日本ペップトーク普及協会の理事として、ペップトーク(ビジネス版)の普及に注力し、日本中の企業を元気にすること、それを基盤に日本経済の発展に寄与することを常に念頭に置きます。
●最後に
2013年は、新政権発足の流れで「震災からの復興」「TPP問題」「財政問題」等と政治・経済・国際情勢は、まさに“待ったなし”の一年となるでしょう。
この流れは民間企業や自治体にも大きくのしかかってくるでしょうし、だからこそ私たちは「志」の大切さについて再認識する必要があります。
MOUは、皆さまの組織力強化や業務改善に少しでも寄与できますよう、引き続きプラス思考・ポジティブシンキングで“志”を高く持って邁進してまいります。
本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。
マーケティングオフィス・ウラベ 工房主 占部
正尚
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