解説・雑記
≪雑記帳≫
2010年10月30日(土) 雨 福高塾で生命の神秘に触れ、話のネタが増えました。 私の母校である福岡高校は「福高(ふっこう)」と略されて呼ばれます。博多の人に「あんたの出身どこね?」と聞かれて「福岡高校です」と答えても「知らんばい、そげなとこ」と言われたことが複数回あります。 「そげなはずなか」と思って「福高ですばい」と言い直したら「なんね福高ね、よかとこ出とんしゃーね」みたいに必ず分かっていただけます。 そんな話はともかく、東京の同窓会組織「東京福中・福高同窓会」では、毎年この時期に「福高塾」なるものを開催し、先輩方の経験談や参考になる話を聞くことにしています。 昨日は、東京工業大学統合研究院の大隅良典教授(細胞生物学者、オートファジー研究の第一人者)の講演を聞き、生命の神秘にあらためて驚かされました。 ●オートファジー(自食作用): 講演の前半は、タンパク質やアミノ酸の仕組みを化学式を駆使してお話しされたのですが・・・ここでは省略します。一番感動したのは、人間の体内で起こっている合理的な作用です。 *食事をしない状態(飢餓状態)では、体内の細胞はタンパク質を分解して一時しのぎをする。 そのため肝臓、筋肉、骨などが順次削られていく。(だから痩せていく。) 心臓ですら例外ではない。唯一例外であるのは、脳だけ・・・生命維持のため。 *オートファジーは、単に飢餓状態への対応だけではなく、侵入バクテリアの除去、ガン抑制、 寿命などにも深い関わりがある。 常にカロリーを摂取しすぎると、このオートファジーが起こらず、デブになることはもちろん、病気になったり寿命が縮んだりする訳です。 逆に、適度な飢餓はオートファジーを起こすので、ダイエットにもなるし、病気を防いだり寿命を延ばすことにもつながるのです。 「食べ過ぎはダメ」「腹八分目に医者いらず」という当たり前のことが、細胞生物学の見地から科学的に証明された訳なんですね。私は単純に「生命っちゃ、すごかぁ」と感動してしまいました。 懇親会は、ちょっと良さげな中華料理の店で行われ、私は同期のF君たちと「良か話ば聞けたねぇ」とか言いながら、美味いエビチリや炒飯をバクバク食べながら、飲み放題の紹興酒をガンガン飲みまくって、楽しく夜は更けていったのでした。 ・・・誰か、こういう行為を科学的に“良かこったい”と証明していただけませんかね!? 大隅先生、ありがたいお話をいただき、ありがとうございました。 |
2010年10月27日(水) 晴 『心に響くコミュニケーション ペップトーク』が出ました! ●待望のペップトーク本 :(店頭での販売は11月1日より) この7ヵ月間、集中的に取り組んできた“ペップトーク”が、企業向けの研修開催と併せて『書籍』という形で世の中に出ることとなりました。関係各位のご努力に対し、深く感謝しております。 著者: 岩ア由純 監修: 鞄本ラーニングシステム 構成: 占部正尚(マーケティングオフィス・ウラベ) 発行: 中央経済社 定価: 1,600円 ペップトークは、リーダーに必要な究極のショートスピーチであり、目標達成意欲・前向きな問題解決の姿勢を生み出すために極めて有効な手段です。 これまでは、アメリカを中心にプロ・スポーツの世界で広く用いられてきましたが、このたび、ビジネスシーンにも応用しようということでプロジェクトを推進し、驚くほどのスピードで某上場企業での「ペップトーク研修」の実施、そして「書籍」の発行へと漕ぎつけることができました。 ●本書の内容 : SECTION1からSECTION7の構成で、大きく分けると下記2点にまとめられます。 ★「成功の条件」「シナリオの法則」「パフォーマンスの法則」など、ノウハウの解説 ★ビジネスシーンへのペップトーク導入のポイントおよび具体例 一例ですが、職場の場面ごとに応じた活用法について、具体的なシナリオ(台詞)を付けて解説していますので、かなり実践的な内容になっています。 ★ペップトークとコーチングを活用した組織の活性化 @キャリア開発 A仕事への取り組み姿勢 Bスキルアップ(OJT) C目標達成意識向上 ●関連情報: ペップトーク研修公開セミナー 11月9日(火)、12月9日(木)開催 私は、鞄本ラーニングシステムの主席コンサルタントとして、第二部に登壇します。 ★会議やミーティングで、マイナス思考の発言ばかりが飛び交う ★頭ではいろいろ考えつくが、実際の行動には結び付かない ★部下への指導・教育について、理屈は分かるのに上手くいかない このような組織における課題にお心当りがありましたら、ぜひご参加ください。 ペップトークの第一人者 岩ア由純氏 雑記帳に記載したセミナーの感想 ⇒こちらをご覧ください。 岩ア氏のホームページ ⇒こちらをご覧ください。 プロ・スポーツ界のペップトークが、いよいよビジネス界でも本領を発揮します! |
2010年10月26日(火) 曇 ペップトーク研修、受講生のポジティブな取り組みに感動! 昨日は、大手食品メーカーの管理職(職種は様々)を対象としたペップトーク研修(一日コース)の講師を務めました。 受講生は全部で5回の演習に取り組みましたが、最後の演習で個人別に作成した「ペップトークのシナリオ」を見た時、全体のレベルの高さに驚きました。 日頃から問題意識を持ち、部下に対する指導・教育についても真剣に考えていること・・・これはペップトークの重要な要件ですね。 「ペップトークのシナリオ」には7つのステップがあるのですが、私が一番感動したのは、4番目のステップ(教訓)に「お客様は買わないのではない。買うきっかけを求めているんだ。そのきっかけを提供することが我々の仕事だ!」と書いている受講生がいたことです。(本当は前後の流れを書きたいところですが、守秘義務がありますので、とりあえずこの部分だけにします。) 「お客様のニーズに応える」、すなわち市場調査をして甘いものが流行っていたら甘みを工夫した商品を出し、辛いものが好まれそうなら辛みに特徴のある商品を出す・・・こういう姿勢はもちろん大切ですし、ここから「顧客満足」が生まれます。 しかし、「お客様にきっかけを提供する」となると、顧客ニーズの向こう側にある「顧客がまだ気付いていない顧客の感動領域」を追い求めていないと無理な話です。そう、この企業は「顧客満足」を超えて「顧客感動」を追求しているのです。 おや? ペップトークからマーケティングの話に移ってしまいましたね。ただ、ペップトークというのは、単に相手を元気にするための手段というだけではなく、例えば今回の企業のように、「普通なら顧客満足で済むところを、うちは顧客感動まで追い求めるんだ。」という意識付けを「戦略的に行なう道具」にもなり得る、ということが現場レベルで証明された訳です。 ペップトークの可能性や未来が、ますます大きく広がっていくのを実感しています。提供するこちら側も、さらにポジティブになって頭を柔らかくして臨みたいと思います。 ペップトークの使い方・効果は、私たちが気付いていない領域を含めて無限大に広がっています。 |
2010年10月24日(日) 曇 真央ちゃんもジャイアンツも、バランスが崩れているだけ・・・ 思えば、3月に下記↓のような浅田真央ちゃんとジャイアンツを讃える記載をしましたが、あれから7ヵ月後の昨夜・・・まさかまさかの・・・はぁ・・・ 祝! 浅田真央ちゃん、世界選手権で金メダル! ⇒NHK杯8位、過去ワースト プロ野球開幕、今年も熱い季節がやってきました! ⇒クライマックスシリーズ敗退 真央ちゃんもジャイアンツも、競技の種類や団体・個人の違いなどありますが、「バランスが崩れてせっかくの高いポテンシャルが活かされていない」という根本原因は共通していますね。 こういう時は、周囲からいろいろ言われるでしょうが、一切聞かずに自分だけを信じて試行錯誤するしかありません。 真央ちゃんの場合は、まだシーズンが始まったばかりですので、ケガに気を付けながら信頼できる人(たとえばコーチ)一人だけのアドバイスを受けながらコツコツと再起を図ってください。 ポテンシャルは圧倒的に高いのですから、この試練を乗り越えてください。荒川静香さんも同じ道を経て、オリンピックで金メダルを獲得した訳ですから。 原監督は、もしかするとジャイアンツに居られなくなるかも知れません。でも、WBCで日本を優勝に導いた実績は高く評価されますし、王さんと同じように別のフィールドで第二の栄光をつかむことがきっとできます。 そういう訳で、ファンとしては真央ちゃんとジャイアンツ(というか原さん)をあたたかく見守っていきたいと思います。 精神面で強くなれ!キミはデキル子や! 後輩の村上佳菜子選手は堂々3位 来期はここで日本シリーズだ! |
2010年10月23日(土) 晴 新橋演舞場で歌舞伎を堪能しました 新橋演舞場での「錦秋十月大歌舞伎」に行ってきました。歌舞伎を観ると、頭の中がリフレッシュされるような気がして、本当にいいですね。 私の場合、職業柄いつも“効率化”とか“時間短縮”といったことを考えていますので、歌舞伎の“ゆったりと時間が流れる重厚感”の中に身を置くと、頭と身体と心のギスギスした部分がスーッと溶融していくのが、はっきり分かるのです。 今回は「近江源氏先陣館」という、鎌倉時代に源頼家と北条時政の間で争いが起こった際、佐々木盛綱・高綱兄弟が敵味方に分かれて戦うという一幕がメインでした。 その中で、高綱の子の小四郎・・・まだ幼いのに・・・が盛綱の陣営に捕えられ、一族のために切腹して果てるという場面が、ショッキングでもあり観客の涙を誘うクライマックスでした。 ところが、その場面に入る直前あたりから、一階席の真中あたりに座っていたオバサンが意味不明な掛け声を出し、その近くにいた別のオバサンが「あなた、礼儀をわきまえず何ですか。黙りなさい。」と大声で注意し・・・おまえが黙れよって感じですが・・・複数の係員が駆け寄って来たりなんかして、もうぶち壊しですな。 歌舞伎や能といった伝統芸能とか、クラシックのコンサートなんかは特にそうですが、観客のモラルが良いという前提で成り立ちますから、モラルのない人の心無い振る舞いは勘弁して欲しいですね。 1階席(A席)は15,000円で、それなりの料金を払って皆が来ている訳ですし・・・はぁ・・・ まあ、それはそれとして、切腹した小四郎役を演じた子役は誰なんでしょう・・・あり得ない設定なのに、緊張感のある見事な演技を披露しました。 もしかすると、あと15年くらい経った時、いまの海老蔵みたいな歌舞伎界のプリンスとして活躍するかも知れませんね。 不快なハプニングはあったものの、思いがけない子役の活躍や、当然ですが團十郎の迫力のある睨み、三津五郎のキレのある演技など見所はたくさんあり、トータルでは大満足な観劇となりました。 開演後は写真撮影が一切禁じられているため、とりあえず演舞場の外観と舞台のみご覧ください・・・ |
2010年10月22日(金) 曇 ペップトークは絶好調、必ず日本を元気にします! 昨日は、先月に引き続き「ペップトーク研修公開セミナー」が開催され、岩ア由純先生が第一部で、私が第二部で講師としてお話をさせていただきました。 ペップトークの企業組織への導入ポイントや効果については、いよいよ、企業向けのペップトーク研修を公開します をご参照ください。 また、11月9日、12月9日にも公開セミナーの開催が予定されていますので、 ●会議やミーティングで、マイナス思考の発言ばかりが飛び交う ●頭ではいろいろ考えつくが、実際の行動には結び付かない ●部下への指導・教育について、理屈は分かるのに上手くいかない このような組織における課題にお心当りがありましたら、ぜひご参加ください。
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2010年10月20日(水) 曇 食欲の秋・・・とりあえず、キノコ料理を楽しみましょう 「最近、料理はしないんですか?」というお問い合わせを複数いただきました。べつに、していない訳ではなく、いちいち写真を撮りながら調理するのが面倒なだけです。 たとえば家内が仕事で帰宅が遅くなった時など、ささっと作ったりするのですが、撮影する余裕がないんですよね。 以前、時間に余裕があった頃は、日曜の夕食に回鍋肉を食べるために金曜から味噌を練り込んだり、カレーを作るのにスパイスの調合から入ったり、いろいろ料理に凝ったのですが、今は仕事も忙しいため時間を掛けずに作るのが実情です。 まあ、凝って作ろうが、ささっと作ろうが、美味しけりゃいいんですよね。そういう訳で、キノコが美味しい秋、キノコ料理を楽しもうと思う訳です。 来年2月の赤羽ハーフマラソンに向けて減量しなければならない今、ダイエット効果があると言われるキノコをバンバン調理しようと思うのです。 まずは第一弾、「シメジ・トマトソースパスタ」です。タマネギ・ニンジン・ピーマンもたくさん入れて、栄養のバランスは良いでしょう。 横に写っているのはポークソテーです。ハーフマラソンの直後に研修やセミナーが立て込んで体力を消耗するので、スタミナ増強のために作りました。(・・・本気でダイエットする気はあるのか? なんて言われそうですな。) 素材の美味しさをトマトの酸味が結び付けていくパスタの最高峰です。 ブタミンパワーで元気に。(ちょっと古い) |
2010年10月17日(日) 晴 タートルマラソン大会、昨年に続き参加し完走しました 第39回タートルマラソン・・・ハーフマラソン(約21km)・・・に、明治学園・同期同窓会「明友会」のマラソン部のメンバーと参加しました。 天気は曇りで、ときどき晴れ間が広がり、けっこう暑いなかで走りました。ただ、荒川沿いの自然を感じながらのランニングでしたので、とても気持ちの良い一日となりました。 タートルマラソンは、ハーフマラソンの大会としては国内最大規模であり、15,000人が参加しました。今回は、あまりにも応募者が多くて途中で応募締め切りがありました。続行していたら、20,000人を優に超えていたでしょう。 また、障害者も参加できるバリアフリーマラソン大会としても最大規模とのことで、一般参加者もハンディキャップをもったランナーには積極的にあたたかい声掛けをするなど、福祉の観点からも有意義な大会として知られています。 ところで、私の走りといえば・・・心配していた右膝痛が途中から再発し、とにかく完走だけを目指して必死でした。(トータルでは、“気持ちの良い一日”という言葉にウソはないのですが・・・) 次回出場予定のハーフマラソン大会は、来年2月の「第2回 赤羽ハーフマラソン大会」ですが、もっと日頃から少しずつでも走り込んで、さらには暴飲暴食を戒めて減量しなければ、今回と同じ目に遭ってしまうと、つくづく反省したのでした。 (・・・はい、今年6月の「六無月東京喜多(北)マラソン大会」に参加した時より、体重が3km以上増えていたのです。そりゃあ、膝が痛くなる訳ですな・・・) @スタート前: ゲストランナーの千葉真子さん、相変わらずテンションが高いです。 Aコース途中では、チアガール、太鼓隊、ブラスバンド等が応援してくれました。ありがたい、元気が出ます! B荒川周辺の自然を感じながらのランニング・・・遠くにはスカイツリーも見えます。 C何とかゴールインすることができました・・・最後まで待っててくれた明友会の皆さん、ありがとう! |
2010年10月15日(金) 晴 「秘密のケンミンSHOW」の取材を受けました。 日本テレビ系の「カミングアウトバラエティ!秘密のケンミンSHOW」(木曜9時)の制作会社の担当者から「福岡県出身の東京人で、博多とんこつラーメン、モツ鍋についてコメントできる人を紹介して欲しい」とのお電話をいただき、私と福岡高校の同窓生と二人で取材を受けてきました。 もしカットされなければ11月18日(木)、番組内の「教えてケンミン先生」のコーナーで、たぶん二言三言でしょうが、私が映ると思います。お時間がありましたら、ぜひご覧ください。 この番組は、狭い日本の中で「よくもまあ、県が違えば、これだけ生活習慣も、食習慣も、ビックリするくらい違うんだよ・・・という事実を、あらゆる角度から毎回毎回放送して、よくネタが尽きないなあ」と思える最高のバラエティー番組です。 そんな高品質の番組に、ちょこっとでも参加できたら嬉しいなあ・・・と思うのですが、調子に乗っていろいろ好き勝手に喋ったので、採用されるかどうかが不安です・・・ ところで、この番組で一番人気があるのは、実は「連続転勤ドラマ 辞令は突然に・・・」に東京一郎(あずま きょういちろう)の新妻として健気に夫の転勤について行く東はるみ(旧姓 数寄屋橋はるみ)として出演中の黛英里佳さん(25歳)です。 そういう訳で、11月18日は、とんこつラーメンとモツ鍋について熱く語る私と、東はるみさんに注目していただきたいと思います。 番組内の「連続転勤ドラマ 辞令は突然に・・・」に“東はるみ”として出演中の黛英里佳さん。 夫の転勤先の上司夫婦と海水浴に行き、堂々とビキニを披露できる根性とナイス○ディは立派。 |
2010年10月13日(水) 晴 「ギルティ 悪魔と契約した女」・・・菅野ちゃん、上手くて恐い! 自分を罠にはめて殺人者に仕立て上げ、人生をめちゃめちゃにした憎い敵どもを死に追いやる復讐鬼と化した美しい女・・・これは菅野美穂さんにしか出来ない役どころでしょう。 「イグアナの娘」の頃から注目していますが、大きな瞳と口元から繰り出される緊張感のある豊かな表情は独特であり、他の女優さんと一線を画しています。匹敵するのは、最近では宮崎あおいさんくらいですかね。 鬼気迫る恐ろしいほどの表情をしたかと思うと、次の瞬間では艶のある頬笑みを浮かべ・・・またキリッとした口元に強い意志を映し出す・・・職人芸ともいえる演技が見物です。 ストーリーとしては、少々無理があるかなぁ・・・菅野演ずる主人公、野上芽衣子が自分を罠にはめた憎い敵どもを自殺に追いやるのですが、もっともっと追い詰めるシーンを描き込まないと、あまりにも簡単に死に過ぎる印象です。 まあ、それはともかく、今回は菅野美穂さんの演技に見惚れることができれば、それでいいと思っています。次週も期待して観ることにします。(火曜9時や10時って、逃亡とか復讐といったテーマのドラマが続きますね。) 表情の作り方は、トップクラスですね。↑の微妙な表情で人を死に追いやります。 |
2010年10月12日(火) 曇 横浜中華街、真打の登場です・・・20年通い続ける「保昌」 シーン1: 初めての出逢い あれは20年前、自他共に“食通”と認める友人と横浜に行った際、「チャーハンの美味しい店に連れてってあげる」と言われ、「はぁ? チャーハンなんて中華の基本でしょ? 逆に美味しくない店なんてあるの?」と反論したところ・・・「そんな当たり前のコメントはいらない。とにかく行こう。食べりゃ分かるよ。」と自信満々の答え・・・その30分後、「うめぇ〜、(パクパクパク)、何これ、ホントうめぇ〜」と喰らいついている自分がいました。 シーン2: テレビに度々登場 その後、「保昌」はグルメ番組に度々登場したり、それで来客数も増えて支店を出したりして発展を続けました。 嫌なパターンです。調子に乗り過ぎて、味やサービスが落ちて、堕落していく典型的なパターンです。しかし、「保昌」は発展しながらも味が落ちない稀有な店です。ホント立派です。 シーン3: フランス人もビックリ 12年前、家内を初めて「保昌」に連れて行った時、二階の広間の大型丸テーブルに案内されました。その後、フランス人らしき5〜6名のグループやアメリカ人カップルなどが次々に入って来て、私と家内の周囲は“欧米か!”と突っ込みを入れたくなる状況でした。さすが、ここは横浜! 異人さん達は(横浜では、外国人と呼ぶより異人さんと呼んだ方が雰囲気が合いますね)、何を注文していいのか迷っていましたが・・・私と家内が“春巻”を食べた瞬間、「パリパリッ」という心地よい音が響き渡り、異人さん達が目を見開いて「Thats one!」みたいなことを叫びながら、店員さんに向かって私達を指差したのです。 そう、このインターナショナルな食感・・・これを生み出す“春巻”や“おこげ”は是非お勧めしたい一品です。ここでは何を食べても美味いのですが、“食感の良さ”は料理人の“腕の良さ”の証です。 シーン4: そして今日 この20年、プライベートではもちろんのこと、仕事でも横浜に行く時は必ず中華街を訪れ、「保昌」で昼食をとります。 今日は仕事で「あざみ野(横浜市の北部)」に行きました(アポイントは当然、午前中に入れました)が、地下鉄で30分かけて関内まで移動し、地上に出たら一目散に中華街まで駆け抜けました。 場所は、「中華街大通り」の中間あたりの「崎陽軒」を目印にし、店舗横の細い通り(香港路)を50mほど歩くと右手にあります。この香港路には、ここ数年テレビに出まくりの「梅欄」や、昔からのファンの多い「海員閣」など人気店が多いのです。 今日食べたのは、もちろんチャーハン、シンプルにして味わい深いネギソバ、そして絶品の春巻・・・当然、満足至極です。 下掲の写真では何の変哲もない地味な料理に見えますが、ひと口食べた瞬間・・・旨味とか、口いっぱいに広がる深み、シャッキリとかパリッといった美味音を伴う食感など、目と耳と舌で存分に味わえる世界が展開されます。 中華街の名店「保昌」 基本にして至高のチャーハン クセになること必至「ネギソバ」 食感抜群の「春巻」 |
2010年10月11日(月) 晴 東京都の西端(檜原村)で、心と身体の洗濯をしました。 東京といえば、多くの方が想像する都会の部分は、東部の3分の1程度で、西端は山間部となっていて田舎です。 年に数回、都会で心が疲れ身体の内部が汚れてきたら、西端の檜原村(ひのはらむら)にある「三頭山荘(みとうさんそう)」へドライヴして、豊かな自然に包まれながら山菜を中心とした山の幸に舌鼓を打ち、心と身体の洗濯をすることにしています。 都心(文京区)から走行距離95km(片道)、約2時間半の場所です。電車で行くなら、JR五日市線の五日市駅からバスで1時間20分程度です。ドライブコースとしては、山道がある割には、とても手軽で走り易い道程だと思います。 この地域は武蔵・相模・甲斐の三国の境にあり、昔は三国の代表者(頭)が集まって諸々の話し合いを行なったという歴史的事実にちなんで「三頭山荘」という名称が付けられたそうです。 ここは、本当に静かでリラックスできますし、山菜や川魚が色も鮮やかに調理されて美味ですし、ストレス解消には最高の場所です。 また、総理経験者とか元都知事といったVIPもけっこう来訪者に名を連ねていますし、秋篠宮も学習院時代(当時は礼宮)の頃にお越しになったとのことです。 そういえば、グルメ界の御意見番、服部幸應氏も、雑誌で「三頭山荘」を絶賛されていましたので、皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか。 ちなみに、写真の定食(蕎麦付き)は1,980円、舞茸の天ぷらは600円と、セレブが訪れる割にはリーズナブルで・・・やや大きめの民家そのもので、敷居はまったく高くありませんよ。 築400年の兜造りの母屋で食事ができます。歴史の重みを感じながら、山の幸をいただきます。 山菜12品の定食(22品もあり)、身体の中から浄化されます。よもぎ蕎麦や舞茸の天ぷらも美味です。 |
2010年10月10日(日) 雨のち晴 ついに黒木メイサさんのダイワウーマンが登場・・・でも・・・ ついに全貌が明らかになった“ダイワウーマン”のCM・・・正確に言えばダイワハウスのCMのダイワウーマン編ですが、皆さんはご覧になりましたか? 先月、黒木メイサさんの新作CMを心待ちにしている今日この頃 でも書きましたように、あのプライド高々ツンツン女優が、どこまで変身できるのかを見たくて待っていました。 結論から言うと、CMの出来としては良い仕上がりだとは思うのですが・・・美しい女優がカッコよく演技した、というだけで、それはそれで当然のことであり・・・このCMが本来目指していたはずの“意外性”や“意外性が誘発するクスッという笑い”が見当たりません。 まあ、「黒木メイサさんが被りモノをした」というだけで意外性はあるのかも知れませんが、一視聴者としては、もっとブッ飛んだシーンが見たかったなあ、というのが正直なところです。 さて、続編があるかどうかは知りませんが、もうここまできたら、吉永小百合さんや宇津井健さんといった大御所とか、知性の鎧を外したところを見てみたい滝川クリステルさんとか、誰もが認める人格者“世界の王貞治さん”とか、行けるところまで行って欲しいと思います。 顔は最高に美しいし、スタイルも抜群だけど・・・もう少しハジケて欲しかった・・・ |
2010年10月9日(土) 雨 なんで? なんで、ジャイアンツが3位なん? 昨夜は、サッカー日本代表がアルゼンチンに1対0で勝利! そういう訳で、今日は当然のようにサッカー・ネタで喜びをぶち上げるはずが・・・ なんで? どうして? どこをどうしたら、こんなことになってしまうの? 思えば3月、プロ野球開幕、今年も熱い季節がやってきました! で堂々と「ジャイアンツ楽々優勝宣言」をして・・・まあ、今年はサッカーのワールドカップの年ということもあって、この雑記帳もサッカー・ネタを連発してきた訳ですが・・・ああ、ちょっと応援の手を抜いてしまったがために、ジャイアンツが優勝を逃した上に、昨夜のヤクルトとの最終戦で負けて3位に転落してしまいました。 クライマックス・シリーズ(CS)がありますから、まだ首の皮一枚つながっています。個人的にCSは大嫌いな制度なのですが、ここは「背に腹は代えられない」といった感じです。 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を制した名将原監督、まあいろいろあるのでしょうが、“終り良ければ、全て良し”ですから、兎にも角にも頑張ってください! 名将原監督ぅ〜、頼みますよ! うちからジョギングで行ける東京ドーム・・・ 今度は必死に応援しますから 日本シリーズをここで観たい! |
2010年10月7日(木) 晴 愛車ティアナで茨城県内を走りまわってきました。 今週は、月曜から茨城ツアーに出ていまして、つい先ほど帰宅しました。今回は、愛車の日産ティアナで移動したのですが、いやあ本当に楽楽ドライヴをさせてもらいました。(もちろん、仕事ですよ・・・) 茨城県は、南北の交通機関は非常に発達していますが、東西方向がやや弱く、電車を使うと・・・地図で見ると直線距離で25km程度を移動するのに、2時間30分以上かかったりします。 ちなみに、私がハーフマラソン(約21km)を走るのに2時間強ですから・・・なんで? なんで電車を使うのに人間が走るのと変わらないの? そんなことを考えていると、ごく自然に出張用カバンを抱えたまま駐車場の前に立ち・・・ティアナを発進させていました。 私のティアナちゃんは、本当に社内が静かで、音楽も音質良く聴くことができます。その割には加速が抜群だし、4ドアの大型ボディーだけど意外と小回りが利くし、箱根の旧街道のヘアピンでクイクイッとやってもビビッと反応してくれます。 先週、初めての車検を済ませたばかりですが、あと数回は車検を経験したいと思っています。これまで、○○タの□□ウンや、M菱の△△△マンテにも乗りましたが、ティアナちゃんと私は別次元の相性で、運転していて身体が一体化します。 まあ、日産RZ−1で夜中に東京を出発し、翌朝福岡でブランチを食べていた頃の私を知っている友人達からは、「おまえには4ドアなんかに乗って欲しくなかった」とか言われていますが・・・日産は、けっこう今でも硬派路線を堅持していますから、4ドアでもいい走りをしますよ。 (ちなみに、フェアレディ―ZやGTRについては・・・家庭内の反対勢力に勝てず、検討のテーブルに乗りませんでした・・・) 乗り心地は良いし、静かだし、でも加速は抜群だし・・・満足満足 |
2010年10月4日(月) 曇のち雨 シルベスター・スタローンは無条件にカッコイイ! シルベスター・スタローンが新作「エクスペンダブルズ」のキャンペーンのため来日しました。この映画は、なんと! ブルース・ウィリスやアーノルド・シュワルツェネッガー、ジェット・リー、ミッキー・ロークにドルフ・ラングレンといった主役級のアクションスターが勢揃いで出演する超豪華版なんですね。 でも、私の興味は・・・シルベスター・スタローン、ただ一人! 33年前に上映された「ロッキー」、あの感動はいつまでも忘れられません。 よほどのことが無いと人前で涙など見せない私ですが・・・「ロッキー」のラストシーンを見ただけで・・・今では、あのシーンを思いだすだけで・・・さらには、あの♪チャラリーラ〜、チャーラチャーラチャララ〜♪の曲がどこからか聞こえてきただけで、涙腺がゆるんでしまうのです。 これまでのパターンからすると、こういう芸能関連ネタでは長文になりがちですが、シルベスター・スタローンに関しては、あまり書くことがありません。 「カッコイイ!」 これ以外に書くことがないからです。何とか表現しようとしても、だんだんイメージが離れていきますし、映画のシーンを思い浮かべようとして、「ロッキー」のラストシーンなんか思い出そうものなら、本当に涙がこぼれてしまいますので・・・今日はこのへんにさせていただきます・・・ (だったら、書くなよってか!?) エイドリア〜ン!! 大佐、今度は勝てますか・・・! |
2010年10月2日(土) 晴 有レ朋自二遠方一電話、不二亦楽一乎 朋あり遠方より電話きたる、また楽しからずや しばらく会っていなかった友人Kさんから突然電話があり、「事後報告ですまないけど、仕事の関係で急きょ関西に帰った」という話でした。 Kさんとは、ある事業の立ち上げのため、厳寒の北海道の大地をパジェロで一日400km駆けずり回るなど、苦労を分かち合った“戦友”なんです。 最近は、私がコンサルティングや研修など分野の違うことをやっているので、コミュニケーションが不足がちになっていましたが、久しぶりに声を聞くと嬉しいものです。 そこで、ふと思ったのは、Kさんに限らず疎遠になりがちな人と連絡を取らなきゃいけないなあ・・・ということです。 ここ数年、メールの便利さと確実さに注目して、特にビジネスではメールを多用していたのですが、もしかするとプライベートもメールで済ませてしまっているかも・・・そう考えると、ちょっと背筋が寒いかも・・・です。 やっぱり人間と人間ですから、メールより電話で直接話す、さらには電話で話すより直接会う、それが一番良いはずですよね。 ・・・そういう訳で、ふっふっふっ、これから年末にかけて会う機会をいっぱい作りますよぉ! (なんか、勘違いしてるって言うか・・・友人=飲み友達 と思っている節がある・・・) 今年は特に「人と人とのつながり」の大切さを、ありがたく感じています。 |
2010年10月1日(金) 曇のち晴 雑記帳をジャンル別に整理しました。 いつもご覧いただき、ありがとうございます。このたび、過去に記載したものをジャンル別に整理しましたので、ご参照ください。 ⇒ 解説・雑記 【ジャンル】 コンサルティング・研修 社会(政治・経済含む) 歴 史 交 流 音 楽 スポーツ 飲食店 料 理 旅行・イベント 芸能・TV 美術・映画など 今月も、通常のコンサルティング・研修業務に加え、新しいアイテムであるペップトーク研修が本格的に展開されます。 また、健康増進のために始めたハーフマラソンですが、17日には昨年に続いて「タートルマラソン」に参加します。 公私ともに多忙を極めそうですが、ご支援を賜りたく、よろしくお願い致します。 10月もペップトーク研修を中心にいろいろと盛り沢山な活動が待っています。 |