解説・雑記

≪雑記帳≫

2011年1月31日(月)  晴   1月は25年ぶりの寒さ・・・東京は連続の異常乾燥注意報

 先ほど、Yahoo!の天気欄を見ていたら「全国的に1月は25年ぶりの寒さ」という文字が目に入り・・・今月16日にも寒さをテーマに書いたばかりですし、あらためて体が冷えてきました。

 加えて、東京は昨年末からずっと異常乾燥注意報が出続けていますからね。この雑記帳の天気欄も、福岡から帰ってきた日から連続して“晴”ばかりです。
 そのせいか、やたら咳が出て困っています。ジョギングしている最中は何ともないのですが、帰宅してしばらくすると、ゲホゲホとなってしまいます。

 東京は晴れ過ぎて困っている程度で済んでいますが、北陸地方は記録的な大雪で大変なことになっています。
 私も札幌支店長の頃は雪で苦しんだ経験がありますが、ほんと雪かきの時などは注意していただきたいと思います。

 ・・・昨年の夏は記録的な猛暑、今年の冬は記録的な寒波・・・皆さん、体調には十分注意してくださいね。(自分を含めてですがね。)


               
             日本の四季が極端になり過ぎて、“二季”にならないことを祈ります。

2011年1月30日(日)  晴   サッカー アジア・カップ、日本が優勝!
 
 いま夜中の2時40分を過ぎたところです。アジア・カップの決勝戦は、準決勝に続いて延長戦に突入しましたが、延長後半4分、延長戦から途中出場のFW李忠成が、DF長友佑都の左サイドからの速いクロスを左足でダイレクトに合わせてボレーシュート、そしてゴ〜ル! 

 代表初ゴールが決勝戦での決勝打! 2大会ぶり、4回目の優勝を決めました! もう絵に描いたような見事なボレーシュートでした。


 試合全体を見ると、前半はシュートを打てるチャンスで打たない(打てないのではなく、打たない・・・)という判断ミスが目立ち、後半はDF長友が左サイドから切り込んでチャンスを作るもののシュートが実らず・・・といったジリジリというかイライラする展開の連続でした。

 準決勝の韓国戦での英雄、GP川島永嗣がスーパー・セーブを連発して・・・もし、あれらが無かったらどうなっていたことか・・・何度も危機を救ってくれました。


 ただし、準決勝の時と同様、延長戦に入ってからの気合は格別で、DF長友が駆け上った時には“何かが起こる”という雰囲気で会場が包まれました。
 そして、FW李忠成のゴールが生まれました。とにかく、よくやってくれました。準決勝・決勝と苦しい闘いが続いたけど、みんな頑張りました! おめでとう!


                   VS   
                 さあ、次はワールドカップ・ブラジル大会でベスト4に入りましょう!

2011年1月29日(土)  晴   マニュアルに対する誤解について(前編)

中編は2月7日、後編は2月8日に掲載しています。


 今月20日の モンスターペアレント対策マニュアルについて にいろいろとお問い合わせをいただき、ありがとうございます。

 前々から気になっていたのですが、マニュアル文化の歴史が短い日本では、マニュアルに対する認識が薄く、そのために今回の“モンスターペアレント対策マニュアル”への印象や感じ方が様々に分かれている一因になっていると思います。


マニュアルは2種類存在する(2つの側面がある)

 マニュアル(あえて日本語に訳せば手引書、手順書など)は、大きく分けると2種類存在します。

    @「単純作業」のためのマニュアル
    A「知的業務」のためのマニュアル

 今回話題になっている“モンスターペアレント対策マニュアル”は、本来A「知的業務マニュアル」であるべきはずですが、世間では@「単純作業マニュアル」のイメージで受け取った方が多く、その意識のギャップから少々騒ぎが大きくなったものと思われます。

 そりゃあ、父兄が子供の教育に関して心配になったり疑義を感じたことについて、学校側から@「単純作業マニュアル」で対応されたのでは、たまったものではありません。

 しかし、実際に用意された(はずの)マニュアルはA「知的作業マニュアル」ですから、これは世間(マスコミ)が神経過敏に反応しているか、あるいは一部の学校関係者がAで対応すべきところを@で対応してしまった、というところではないでしょうか。


「単純作業」のためのマニュアル

 長くなりますので、今日は「単純作業」のためのマニュアルについて記載します。

【背景】
 マクドナルドやケンタッキーに見られる効率的な経営形態として“フランチャイズ・システム”が早い時期から発達したアメリカでは、そこの現場で働く従業員・店員向けの業務・作業を効率的に進めるマニュアルが必須だったのです。

 人種の坩堝であり、言葉や教育レベルがバラバラの社会にあっては、“最低限の作業品質の保証”を支えるマニュアルが、特に飲食業やサービス業の現場では必要でした。
 そのマニュアルは言葉だけでなく絵や図が多用されているため、言葉が通じなかったり、多少物分りの悪い店員が入ってきても、マニュルを見ることで最低限必要な仕事ができるのです。

【形式的な対応】
 そういう背景がありますので、店員の対応が形式的になるのは、やむを得ないと言えるでしょう。あくまでも、求められるのは最低限のレベルなのですから。
 
 日本の場合は、マニュアルに書いていない部分も自分で考えて対処するような“高度な対応”を求める傾向がありますが・・・それを「単純作業マニュアル」で動く業種・業態に求めるのは酷というものです。
 フランチャイズ・システムの企業・店舗の本部は多くがアメリカにありますから、アメリカ式に従わざるを得ないのです。

 マクドナルドやケンタッキーで「10人前を注文したのに、“お持ち帰りですか?”とわざわざ聞かれてしまった。あまりにも対応が形式的で、けしからん。」といった意見がたまに新聞の投書欄などに載りますが、それは“無粋”というものですよ。大目に見てあげましょう。

【ポイント】
 「単純作業マニュアル」の場合、あくまでも最低限のラインを保証するのが目的であり、それが無ければ最低限の作業(サービス)すらできない、ということを消費者側(と言うか、世間一般)は頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。



 さて、本日書いた「単純作業マニュアル」とは異なり、「知的業務マニュアル」となると、背景や作り方、運用の仕方等が複雑で高度になってきます。
 教育水準が高く技術大国である日本では、こちらの方が肌に合うかも知れません。これについては次回以降に書いていきます。

中編は2月7日、後編は2月8日に掲載しています。


                       
     マニュアルを頭から否定するのではなく、その種類や目的、内容等を明確にすることから始める必要があります。

2011年1月26日(水)  晴   あわやドーハの悲劇PartU・・・でも、今回は勝った!

 いま夜中の1時過ぎです・・・カタールの首都ドーハで開催中のアジア・カップ、その準決勝は日本vs韓国・・・永遠のライバル対決でしたが、日本がPK戦をなんと3対0で制して決勝進出を決めました。

 延長前半で1点を勝ち越したものの、後半の終了間際・・・まさに1分を切ったところで1点を取られ、2対2の同点・・・まさか18年前のドーハの悲劇が再びかっ・・・

 しかし、PK戦でのゴールキーパー川島の獅子奮迅の活躍・・・韓国のシュートを2回連続で止めたんですよね、これは凄いことです!
 その気迫に押されたかのように、韓国の3人目の選手はゴールの枠外に外してしまい、日本の勝利が決まりました。


 まあ、マイナス点をあげたらキリがありませんが、今の日本代表は不利な状況になってもズルズルと負けに向かわないところに希望が見えます。

 あくまでも目標はワールドカップでの4強入りですから、まずは次の決勝でアジアNo.1の座を確保して欲しいものです。


                   VS   
          昨年のW杯、PK戦で痛い思いをした日本代表・・・これでトラウマを払拭できたでしょう。

2011年1月25日(火)  晴   ♪もつ焼きライヴ♪ 演りますよぉ〜!

 この雑記帳でたびたび紹介している「日本一美味しいモツ煮込みでお馴染みの“もつ田”」の常連さんが結婚することになりまして、なんでそういう経緯になったのかは分かりませんが、「ウェディング・パーティー・イン・モツタ」の音楽プロデューサーに就任しました。(総合プロデューサーの薩摩出身Nさん、ズッコケないでね・・・)

 店内で“もつ焼きライヴ”を演るという話は昨年から出ていたので、とても良い機会をいただいて、ありがとうございます

 リクエストをいただいた曲はチューリップの「青春の影」なんですが・・・あのぉ、僕たちの世代にはピッタリですが、主役(花嫁)の年齢は20歳ほど若いはず・・・念のため、安室奈美恵とか木村カエラの定番曲も用意しておきましょう。

 さてと・・・楽器はどれにしましょうか・・・やっぱり皆で歌えるようにアコスティックギターですかね。本番は来月中旬なので、とりあえず練習開始です。


              
        エレキギター        アコスティックギター         トランペット

2011年1月23日(日)  晴   荒川沿いを走ると、やっぱり気持ち良かです。

 来月の「第2回赤羽ハーフマラソン」まで、ちょうど3週間となりました。とりあえず8日に記載した通り、毎日ジョギングして体を慣らしています。

 これまで上野公園に向かうコースばかり走ってきましたが、今日は久しぶりに荒川まで走りました。この荒川沿いは、私が年3回参加すると決めている下記3つのハーフマラソン大会のコースです。

    2月: 赤羽ハーフマラソン大会
    6月: 六無月東京喜多(北)マラソン大会
   10月: タートルマラソン大会

 荒川の土手まで、うちから3.5kmのコースですが、下掲の写真(上段左)のように到着までは味気ない道のりです。
 上を走っているのは「舎人ライナー」です・・・たぶん東京在住の人でも半数は知らないと思いますので、説明は割愛します。
 むしろ、都内最後の都電を見ることができるので、むしろそちらの方に価値を感じます。

 まず到着するのは「隅田川」(上段左から3番目)です。そこから200m先に進むと「荒川」(上段左から4番目)に到着します。プチ雑学ですが・・・ご存知の方も多いと思いますが・・・「荒川」は人工的に作られた「隅田川」の支流なんですね。

 「荒川」の土手に着くと、舎人ライナーと首都高速環状2号線(向こう側の赤い路線)が交わっているところが見えます。土手から下りると、野球やサッカーの練習場や、マラソンコースとして使用される道路があります。
 ついでの話ですが、土手からは建設中のスカイツリーを見ることもできます。

 うちから「荒川」までが往復7km、荒川沿いに3kmほど走ると、合わせて10kmのトレーニング・コースになるわけです。
 さて、残り3週間ですから、本番のコースを使いながら気を抜くことなく走り続けます。(タイトル通り、荒川沿いに走ると気持ち良いのですが、川に近づきすぎると・・・ちょっと臭いかも・・・)


        
 舎人ライナーの高架下  都内最後の都電       ♪春のうららの隅田川     荒川と不釣り合いな高架

        
  荒川の河川敷は、随所にスポーツやレクリエーションのための施設が並ぶ          ここからもスカイツリー

2011年1月21日(金)  晴   インフルエンザが流行中・・・皆さま、ご注意ください。

 ・・・とは言うものの、街中で病気が流行っている時は、注意したところで罹る時は罹るものです。特に満員の電車やバスの中は、病原菌の巣窟ですからね。

 せめて調子が悪い人は「マスクぐらいしとけよ!」って感じですが・・・最近は口に手やハンカチを当てずに、撒き散らすかのようにゲホゲホやる人が目立ちます。
 けっこう年配者にも見られる傾向で、そういう人達に対しては「二度と“最近の若いもんは・・・”なんて言うんじゃないぜ」って言ってやりたいですな。

 とか何とか言ってるうちに、とうとう家内がインフルエンザで寝込んでしまいました。病院でもらった薬を飲んで、あとはひたすら安静にしておくしかありません。


 こういう時は、“トレビアーン・マサ”の本領発揮で、食べやすくて栄養があって温かい料理を作るに限ります。

 そういう訳で、まずは「トマトシチュー(やや和風)」です。コンソメスープにホールトマトと鶏肉、人参を入れてコトコト30分ほど煮込むと、もうこれだけでトレビア〜ンなシチューが出来ています。
 これに、玉ねぎ・白菜・エノキ茸・長ネギといった“鍋料理”の食材を入れ、さらに10分ほど煮込むと、ややあっさりめで食べやすいトマトシチューの完成です。自分で言うのも何ですが「星みっつですっ!」です。

 なんてね・・・1月7日に記載した「野菜たっぷりの汁物」の出汁をコンソメに変えて、ホールトマトをぶち込んだだけの話です・・・
 まあ、私の料理なんて、そんなもんです。一部の方々には「パスタ料理を15種類作れる」と豪語していますが、ベースになるのは3種類(トマト系、ホワイト系、プレーン系)で、あとは食材や調理法をいろいろ変えてレパートリー数を増やしているだけです・・・って、なんのカミングアウトなんでしょう・・・

 では、健康で楽しい週末をお過ごしください。


                       
               鶏肉の旨味がたっぷりのトマトシチュー・・・手軽に美味い一品です。

2011年1月20日(木)  晴   「モンスターペアレント対策マニュアル」について

 文部科学省が「モンスターペアレント対策マニュアル」(別称)なるものを作成したとかで、これに対して批判が飛び交っているようです。


批判されるべきは、マニュアル自体ではない

 批判の論拠は「学校側(教師)の対応が形式的になり、ますます父兄との信頼関係が損なわれる」「父兄からのクレームは、状況や背景が様々に分かれるので、マニュアルで型通りに対処できるはずがない」といったものが中心のようです。

 これに対し、私はこうしたマニュアルの作成は好ましいと考えています。問題があるとすれば、そのマニュアルの使い方の指導が現場できちんとできるか否かです。
 マニュアルというのは当然万能ではなく、あくまでもコンセプトを示すものです。ですから、『父兄との信頼関係を構築するために(失わないために)、具体的にどう動いたら良いか』というコンセプトをしっかり持っておけば、使い方さえ間違わなければマニュアル自体が教育現場を侵食することはありません。

 これまで学校の先生方に対して、“問題解決手法”、“クレーム対応法”などを教えていないのだとすれば、文部科学省が(実際は各地域の教育委員会が)教えるのは当然のことです。
 時代が移り変わり、社会が複雑化してきたのですから、学校の先生がそういったマネジメントに付随する手法を身に付けることは決して悪いことではありません。

 問題は、マニュアルをどのように運用するか、運用するための指導を誰がどのくらいの工数をかけてやるか、といった実務レベルでの話です。
 マネジメントでいうところの「Plan(計画)→Do(実施)→Check(確認)→Action(是正)」のうち、マニュアルで実質カバーできるのはPlanとDoですので、あとはCheckとActionをどう進めていくのか、今後の文部科学省をはじめとした教育界の課題でしょう。


企業研修においては当然の内容

 上記のマニュアルに書いてあることのうち、目についたものをいくつか挙げてみます。

   *相手の話をさえぎったり、頭から否定したりしない
   *相手の話を要約して「おっしゃった内容は〜ですね」と伝え、相互の確認と理解を得る
  →これは「コーチング研修」で行なう基本的な対応法ですね。

   *問題を曖昧にせず、必ず対策を相手に伝える
   *対策が遅れるようなら、途中経過を必ず相手に伝える
  →「業務遂行」に関するあらゆる研修で取り扱う対応法です。

   *問題がこじれた場合、学校の外で相手と会わない
  →「交渉術」としては、基本的な内容です。


 こうして見ると、特にコーチングや業務遂行に関するものは“当たり前”の内容であり、企業側の人間としては「今さら何を・・・」と正直思ってしまいます。
 もし学校側が、これまでこういった事柄に対して認識が不十分であったとするならば・・・モンスターにならずに済んだはずの父兄までをもモンスターにしてしまった可能性があります。


組織である以上、マネジメントは必要

 これまで学校はある意味「聖域」とされてきましたが、やはり組織として成り立ち組織で動いている以上、組織を運営するためのマネジメント手法は必要です。
 これは私の主観ですが、これまで教育界は“利潤を求める企業で使われるマネジメント手法”を忌み嫌うかのように避けてきたように思います。
 しかし、組織運営については利潤を追おうが追うまいがマネジメント手法は“必要”なものであり、社会の変化に伴いそれが“不可欠”になってきたと解釈するのが自然でしょう。

 同じように「聖域」と呼ばれてきた医療業界も、教育界に先駆けてマネジメント手法を取り入れ始め、部分的ではありますが成功例も出ています。
 マネジメント手法とは、決して患者さんを金で割り切るものではなく、「手厚い治療と利潤との両立」をいかに実現するかを徹底して追求するための指針であり、指針に基づいた具体策でもあるのです。


学校の先生だって人間

 学校で働く一人一人の先生についても、昔から「聖職者」として特別視され、「教育に関しては何でもできる万能選手であらねばならない」という足枷をはめられてきたように感じます。
 しかし、学校の先生だって人間ですから「知らないものは知らない」「慣れていないものは慣れていない」のです。

 教職課程を出て、わずかな訓練期間を経て学校内にどっぷりと浸かってしまうと、この複雑化した社会の中から滲み出してきた矛盾や問題点に対して、的確に対応できる能力を身に付ける時間も場面も方法も無くて当然なのです。

 だからこそ、学校の先生に“お任せ”という教育界の慣例をあらため、学校の先生にもある程度のマネジメントの要素を学んでいただく必要があるのです。
 今回はたまたま「モンスターペアレント対策マニュアル」というセンセーショナルなものでしたので、批判も相次ぎましたが、学校の先生と一般社会との接点をつなぐようなマニュアルは今後とも必要だと思います。
 
 私個人としては、学校の先生にこそマネジメント手法の“核”を身に付けることができる「ロジカルシンキング研修」「問題発見・解決力研修」「コーチング研修」等によるトレーニングが必要だと思いますし、日本の未来を担う子供たちへの教育に不可欠だと考えています。


                     
  学校の先生向けの「ロジカルシンキング研修」や「コーチング研修」の実現・・・ライフワークであり悲願でもあります。

2011年1月19日(水)  晴   「研修堂」で、クローズアップ講師として掲載されました。

「研修堂」での掲載

 研修やセミナーの講師を紹介する日本最大のサイト「研修堂」において、クローズアップ講師として掲載されました。お時間がありましたら、参考までにご覧ください。
         研修堂トップページ

 もし、ご覧になった時点で掲載が終了していた場合は、こちらをクリックしてください。
         占部のページ


誤掲載のお詫び

 先程、書きかけの原稿を間違ってここに掲載してしまいました。すぐに削除しましたが、すでに読まれて「???」と思われた方、申し訳ございません。
 ちなみにタイトルは、「産業の空洞化」より深刻な「人材の相撲化」現象 ですが・・・後日、もっと内容を練って、あらためて掲載しますので・・・できましたら、忘れてください。


                     
        受講生や研修担当者の心の中でクローズアップしていただけるよう、これからも頑張ります!

2011年1月18日(火)  晴   冬のジョギング・・・空気が澄んで富士山が見えます。

 平日のジョギングは、研修業務が入っていない時は夕方にすることが多いのですが、冬は空気が澄んで遠くの景色が見えるので気持ち良さが倍増します。

 ジョギングコースの途中に「富士見坂」(荒川区東日暮里三丁目)がありまして、その坂の上から夕焼けを背にした富士山が見えました。
 下掲の写真では微妙〜な写り方ですが・・・肉眼では綺麗に見えたんですよ。私の携帯カメラでは、これが限界です。

 富士山マニアとしては、富士山が少しでも見えただけでテンションが上がり、ちょっとバテ気味だったのに急に元気になって・・・そこら辺で折り返して帰る予定でしたが、さらに1kmほど先まで走ってスカイツリーも写しました。

 “日本一の山”と“日本一の建物”、両方見ることができて、こいつぁ〜春から縁起がええわい!
ということで、明日も寒いとは思いますが頑張って走ります。


                     
            日本一同士の華麗なツーショット・・・今度はちゃんとしたデジカメで撮ります。

2011年1月16日(日)  晴   寒さが続きますが、皆さま、ご自愛ください。

 日本海側を中心に大雪が降り、東京は晴れといえども今冬最低のマイナス1.1度を記録し、日本列島全体が寒さで凍えています。

 九州南端の鹿児島市内ですら雪が積もっているくらいですから、これは異常気象と言ってもいいでしょう。
 歴史の話をするならば、雪が滅多に降らない鹿児島での雪の記録で有名なのは、1877年(明治10年)、西南戦争の出陣式での降雪でしょう。

 1万人とも3万人とも言われる全軍を前にして、西郷隆盛の肩に雪がうっすら積もったらしいです。だから、どうという訳ではないのですが・・・うーん、それよりも何よりも今年、世の中が乱れなければいいのですがね。


 そうそう、大学受験中の皆さん・・・私の甥も受験中なのですが・・・大変な時にセンター試験を迎えていますが、試練を乗り越えて頑張ってくださいね。


                 
                  日本海側の薄紫色の部分で大雪が降っています。

2011年1月14日(金)  晴   注目度の高い今クール、実際は・・・

 ヘヴィー・TVウォッチャーの私としては、このクール(1月〜3月)に放映される注目ドラマの数々に対して大いに期待していました。(・・・いや、期待しています。)


●女優トップ3が揃い踏み:

 まずは、抜群の演技力と美しさで“国民女優”としての地位を確立し、今回は“妖しく危険な魔性の女”という新境地を演じる仲間由紀恵さん
・・・「美しい隣人」 フジテレビ系 火曜22:00 第1回の平均視聴率:14.3%(関東地区)

 そして、トップモデルの美貌とスタイルに加え、「リアル・クローズ」では黒木瞳さんと堂々と渡り合い、演技力もメキメキつけてきた香里奈さん
・・・「美咲ナンバーワン!!」日本テレビ系 水曜22:00 第1回の平均視聴率:13.2%(関東地区)

 さらに、今や石原・綾瀬・堀北・長澤の若手女優四天王を実力・人気ともに凌駕しつつある期待の星で、NHKの秘蔵っ子でもある多部未華子ちゃん
・・・「デカワンコ」 日本テレビ系 土曜21:00 第1回は明日放映

 この三大女優を三か月間、毎週観続けることができる訳ですよ。きっと一週間が経つのが早く感じられるでしょう・・・と思っているのですが。


●TVウォッチャーのつぶやき:

@美しい隣人

 初回はずっと伏線が張られるストーリー構成だったので、2回目以降に期待しますが・・・このドラマ、1998年に日本テレビ系で放映された「冷たい月」(中森明菜、永作博美 全10回の平均視聴率14.2%)に酷似していると思うのです・・・気のせいでしょうか。

 まあ、脚本が「黒革の手帖(松本清張原作)」(2004年、テレビ朝日系 米倉涼子)の神山由美子さんですから、期待ハズレにはならないと思いますけどね。

 ただ、仲間由紀恵さんの美貌と演技力にはいつもながら脱帽ですが、如何せん・・・あの赤いドレスと黒いハットで街に現れるシーン・・・彼女のちょっと残念な太目のスタイル(顔が最高に美しいだけに・・・)をもう少しカバーするカメラワークを考えて欲しかったですぅ。

A美咲ナンバーワン!!

 はいはい、思った通り「ごくせん」(日本テレビ系 仲間由紀恵)の焼き直しでした。『人様には言えない背景を持つ女性高校教師が、担当クラスの不良たちを熱い心で更生させていく』というストーリーも、バックミュージックも、主人公の決めセリフも、み〜んなソックリなんで、もう笑うしかないでしょう!

Bデカワンコ

 原作者は「ごくせん」の森本梢子さんです。これで日本テレビの意図が分かりました。かつて「ごくせん」で大成功を収めた土曜のドラマ枠に、これまた「ごくせん」の流れをくみ成功確率の高い作品を持ってきた訳です。
 さらには、その「ごくせん」を髣髴とさせるドラマ(当然、成功確率が高い)を水曜のドラマ枠に当てはめた訳です。


●一番の注目ドラマは:

告発〜国選弁護人」 テレビ朝日系 木曜22:00 第1回の平均視聴率11.9%(関東地区)

 なんでしょう、この観ている時の安心感・・・重厚で骨太な法廷ドラマをきっちりとまとめ上げ、観る者を引き付けて離さない演技・・・さすが田村正和さんのドラマは見応えがあります。
 共演者も橋爪功さん、真矢みきさん、木村多江さんといった実力者揃いで、来週以降は平幹二朗さんや市原悦子さんらも共演するという豪華版です。

 原作は松本清張「疑惑」をベースにいろいろなストーリーを織り込んだオリジナル版とのことです。やはり松本清張サスペンスは、土台がしっかりしていますね。

 それにしても、相武紗季ちゃんのステージでの生歌シーン・・・勘弁してください。


追伸
 いま気づいたのですが、もしかして松本清張つながりで・・・そのうちテレ朝かフジで、仲間由紀恵さんと米倉涼子さんの共演ドラマなんて出来るかも知れませんね。こりゃ凄そうです。


               
   檀れいさん、もっと頑張れ!       こんな女性教師・・・いるわきゃない!  多部ちゃん、どこに行ってしまうの?

2011年1月13日(木)  晴   今年こそは、確定申告の準備を早めに済ませます。

 コンサルティングや研修の中では「スケジュール管理」とか「工程管理」などを取り上げて講義している私ですが、こと自分の日常生活となると、けっこうズボラな面が目立ちます。
 小学生の頃だって、夏休みの宿題を8月の末日近くにまとめて片付けるタイプで・・・そのまま大人になってしまいました。

 もちろん、仕事の面ではきっちりやっていますし、お客様にご迷惑をお掛けすることはありませんが・・・あれっ、あったかな・・・?・・・それはともかく、個人的なこと、例えば「確定申告」の準備については、いつも締切ギリギリまでやらずに、3月15日直前に火を噴きながら取り組むパターンが続きました。


●今年の誓い:

 そこで、「今年は申告開始の2月16日までに準備を済ませよう」と固く誓ったのです。実際のところ、1月後半から本業が忙しく立て込むため、余計な作業をするヒマがないのです。

 ・・・なんてね、自分自身で誓ったところで、どうせやらないに決まっていますので、ここでこうして宣言し、自分を追い込むことにしたのです。

 おかげさまで、昨年より売上は上がっているのでパソコンへの入力作業は楽しいのですが、ここで気を抜いてはいけません。
 このままでは税金が増えるだけの話ですので、適正範囲内で経費をきっちり計上し、余分にお金が出ていくのを防がなければなりません。

 サラリーマンの方にはピンとこない話かも知れませんが、私みたいな個人事業主にとっては大きな課題なんですね。


●ここしばらくは・・・:

 ここしばらくは、伝票、領収書、通帳、そしてパソコン&電卓とお友達になって、入力作業に明け暮れることになりそうです。

 いつもは顧客企業の損益計算書や貸借対照表を見慣れている訳ですが、確定申告を機に自分の事業の進み具合を数字で振り返ると、オフィスへの愛着が増しますし、お客様への感謝の気持ちや自分自身のやる気も大いに増します。


            
            領収書でビッシリ埋まったスクラップブック      会計ソフト・・・これが無いと大変です

2011年1月11日(火)  晴   「最近の実施例(実績表)」を更新しました。

 ホームの「明けまして、おめでとうございます」を外して、ふと思い出したのですが、「最近の実施例」を一年近く更新していませんでした。
 それじゃあ・・・ここのところ仕事をしていなかったみたいではないですか・・・いかんいかん、お客様のおかげで、昨年は数多くの研修やセミナーを手掛けさせていただいたのです。

 お時間がございましたら、ご参考までにご覧ください。 ⇒ 最近の実施例


●顧客名の非開示について:

 MOUは、研修やセミナーに関して「経営コンサルティングの一環であり、一手法である」と考えています。実際、経営戦略や営業戦略の中枢・核心を扱うことも多いため、機密保持の観点から顧客名は全て非開示としています。あらかじめご了承ください。


●詳細な内容や実施期間等について:

 MOUの研修・セミナー業務は、お客様のご要望や状況に合わせ、内容や実施期間等を一件一件カスタマイズして実施します。
 「最近の実施例」で、おおよその企業規模や業種についてはお分かりいただけると思いますが、詳細については別途、個別にお問い合せいただければ幸いです。 ⇒ お問い合せ



 今年も、従来の「ロジカル・シリーズ(論理的思考力の強化)」や「マーケティング」といったテーマに加え、「ペップトーク(右脳に訴求し、組織を活性化)」をパワーアップしながら研修・セミナー業務を進めていきます。


                     
                今年も一回一回の出会いを大切にしながら頑張ります!

2011年1月10日(月)  晴   NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」が始まりましたね。

 お堅い歴史研究家の方からは「時代考証が甘い」ということで攻撃対象になりがちなNHK大河ドラマですが、私は「まぁ、あくまでもエンターテイメントですけん」ということで、いつも気軽に楽しむことにしています。

 と言っても「新撰組!」(2004年)は、あまりにも現代劇風に解釈されたストーリーに嫌気がさして3回観ただけで終わりましたが・・・某大物脚本家の現代劇は好きなんですけどねぇ・・・大河ドラマは全く別物なんですよねぇ・・・

 その後、「義経」(2005年)の初回を見た際、あまりの配役の妙に思わず手と膝をポン!と打ち、引き込まれるように一年間見入ってしまいました。
 特に、常盤御前(ときわごぜん・義経の母君)役の稲森いづみさんは、昔から抱いてきた常盤御前の“はかなさの中に見受けられる芯の強さ”というイメージを100%表現しきっていて、いっぺんにファンになりました。


 で、今回の「江〜姫たちの戦国〜」についても、ちょっと斜めからの見方で期待しています。


●織田信長役

 トヨエツさん、やるじゃないですか。私の中では数々の信長役の中で、「国盗り物語」(1973年)の高橋英樹さんがNo.1ですが、昨日の放映を見る限り、並んだのではないかと思います。
 でも、どう考えても“本能寺の変”は物語の序盤で起こりそうだし、ちょっと残念ですね。


●茶茶役

 天才子役の芦田愛菜ちゃんの演技が光っていました。お市の方(信長の妹、茶茶の母)役の鈴木保奈美さんも霞んでしまう位の上手さでした。次回から見られないのが、かなり残念ですね。
 あとは、成人してからの茶茶(淀君)を演じる宮沢りえさんに注目しましょう。苦労した割には世間知らずゆえの屈折した愛憎の深さと暴走・・・彼女の人生と重ね合せてどう演じ切れるか・・・楽しみです。


●お江(ごう)役

 あのぉ、上野樹里さん・・・「のだめカンタービレ」の時とテイストが同じなんですけど・・・。天真爛漫なお姫様を演じるには、彼女くらいの“あっけらからん”とした独特な個性が必要なんでしょうね、きっと。


 「功名が辻」(2006年)の仲間由紀恵さん、「篤姫」(2008年)の宮崎あおいさんのように、ヒロインが抜群の演技力でグイグイと引っ張っていくパターンが目立つ最近の大河ドラマですが、上野樹里さんがどこまで個性を発揮してドラマをまとめ上げることができるか、一年間見守っていきたいと思います。


                      
                個人的には、茶茶(後の淀君)役の宮沢りえさんに注目です。

2011年1月9日(日)  晴   ジョギングついでの“ご近所観光案内”

 昨日に続いて早朝ジョギングネタですが・・・朝早いので写真が暗くて恐縮です・・・今朝は後楽園方面へ走る予定でしたが、急に気が変わって、いつもの「本駒込〜谷根千〜上野」のコースにしました。そこで、昨日掲載しなかった観光名所もご紹介したいと思います。

 「谷根千(やねせん)」とは、谷中(やなか・台東区)・根津(ねづ・文京区)・千駄木(せんだぎ・文京区)の三町の総称で、下町情緒の残る観光地として有名で、あるサイトの都内観光地人気ランキングで六本木ヒルズや浅草などを抑えて堂々一位に輝いたこともあります。

 私が住んでいる本駒込(文京区)は千駄木の隣りですので、谷根千はジョギング・散歩コースとして最適です。ガイドブックと同じことを書いても面白くないので、少々レアなネタをご紹介します。


●谷中大黒天(経王寺):

 1868年(明治元年)、“上野の山”に立て籠った彰義隊(幕府側)と官軍との激戦が繰り広げられた上野戦争・・・経王寺の門扉には、官軍が撃ったと思われる銃の弾痕が残っています。
 お寺の門扉は厚いはずなのに、弾が貫通した穴がいくつも見られるんですよ。いかに戦いが激烈を極めたかを想像できます。


●谷中銀座商店街:

 ここはテレビ番組でもたびたび紹介されているので、ご存知の方も多いでしょう。商店街が冬の時代と言われる現在、ここはいつも熱気にあふれ、満員電車の中を移したかのように人・人・人の山です。
 意外と気づいていない人が多いのですが、ほとんどの商店の二階の壁には、木彫りの店看板と江戸の風物・行事を描いた木版画が飾られています。訪れる機会があったらチェックしてみてください。


●須藤公園:

 不忍通り(しのばずどおり)の裏道沿いに「えっ、23区内にこんな公園が?」と思ってしまう立派な公園があります。江戸時代は加賀藩の支藩の江戸屋敷だったとのこと、なるほど立派な訳です。
 下掲の写真(右)では分かりにくいのですが、春から夏にかけては滝が流れます。23区内で自然の滝が見られるのは、私が知る限りここを含めて3か所です。


 そのうち気が向いたら、他のジョギングコースの観光案内も記載したいと思います。
  (主なところ)
  *後楽園コース: 東京ドーム、後楽園(水戸藩の江戸屋敷)、小石川植物園など
  *飛鳥山公園コース: 桜の名所(八代将軍吉宗が日本初の“花見の宴”を開いた場所)
  *荒川コース: 岩淵水門(隅田川との分岐)、金八先生のオープニングシーンの場所など



             
    経王寺の門扉に今でも残る生々しい弾痕・・・意外と穴の直径が大きいのに驚きます。

           
    昼間は人が多くて、ゆっくりと写真撮影ができません。ちなみに真中の猫は作りものです。

          
    東京は意外と公園が多いのです。やはり江戸時代の大名屋敷跡が多いからでしょう。

2011年1月8日(土)  晴   週末早朝のジョギングを再開しました。

 ハッと気づいたら、2月13日(日)の「第2回赤羽ハーフマラソン大会」まで、ほぼ1ヵ月しかありません。あぁ、それなのに年末年始の暴飲暴食(だいたい、この雑記帳を見たら分かりますよね・・・)が災いして、昨年10月のタートルマラソン大会の時より体重が4kgも増えているではありませんか。

 いかんいかん、あの時ですら体が重くて走るのが辛かったのに・・・このまま大会に出たら、折り返し地点の制限時間に引っ掛かって、無様な失格・・・それだけは何としてでも避けなければ・・・

 箱根駅伝で選手たちが激走する姿に感動して数日も経たないのに、自分のこととなると何ということでしょう・・・


 でもまあ、「年に3回、ハーフマラソン大会に出る」と決めているからこそ、一定の時期に自分の体調や健康を見直す機会が得られる訳で、これは良い習慣となりそうなので続けていこうと思います。

 私のジョギングコースは、下掲の写真(今朝撮影)のように観光名所がずらり並んでいるので、いったん走り始めたら楽しいんですよ。
 コースはいくつかパターンがありますが、明日は気が向いたら後楽園(ジャイアンツの本拠地、東京ドームがあるところ)方面を走ろうかと思います。


        
  朝焼けにそびえ立つスカイツリー    開園前の上野動物園正門        上野東照宮で神君家康公に参拝

         
  東照宮内の冬ぼたん    不忍池(しのばずのいけ)・・・冬は荒涼としているけど、水鳥たちの大切な憩いの場

2011年1月7日(金)  晴   今年も異常気象が続くのでしょうか・・・

 今日は“七日正月”ということで、七草粥を食べる日ですね。うちでは、お粥というよりは野菜たっぷりの汁物で、正月に食べ過ぎて疲れた胃を休めることにしています。


 ところで、どうも東京の人と年末年始の話題になると違和感を覚えるのですが、その原因はお天気にありました。
 東京はずっと天気が良かったらしいのですが、私の帰省先(福岡)は雨と雪が交互に空から降ってくる状態でした。

 福岡の沿岸部も雪は降りますが、今年のように10日間以上も降り続けるようなことは過去にありませんでした。一昨日に記載したように、宗像大社の参拝で傘をさしている写真も今回が初めてです。

 昨年の夏は観測史上異例の暑さで、年末に清水寺で披露される一文字も「暑」でしたが・・・今年は冬の段階から異常気象が始まっているのかも知れません。


 追伸
 下掲の写真を見て、雪国の人は鼻で笑うでしょうが・・・福岡の沿岸部では、ものすご〜く積もった方なんですよ。


                    
         福岡の実家に積もった雪                七草粥の代わり、野菜たっぷりの汁物

2011年1月6日(木)  晴   博多は、うどんの発祥の地ですばい!

 博多は全国的にメジャーな料理や食材を次々に送り出してきた“食の帝国”であり、とんこつラーメン、もつ鍋、鉄鍋餃子、辛子明太子、鶏の水炊きなど、具体例は枚挙にいとまがありません。

 しかし、あまり知られていないのが「うどん」の発祥の地が博多であることです。意外に思う人が多いかも知れませんが、博多が大陸交易の窓口だったことを考えると、当然といえば当然のことです。

 鎌倉時代の話になりますが、承天寺(福岡市博多区)の聖一国師が宋時代の中国に渡り、1241年に帰国した際、博多織・茶・饅頭・うどん・そばの製法技術を持ち帰ったと伝えられています。
 承天寺の境内には「饂飩・蕎麦発祥の地」という石碑が建っています。どげんね、すごかろうが!


 博多(というか近畿以西)のうどんのスープは、関東の真っ黒けのしょっぱい味と異なり、薄味で滋味深い味わいが特徴です。
 乗っける具は、丸天(さつま揚げの丸いやつ)や、ごぼう天が人気があります。私は幼少の頃から小海老のかき揚げが一番好きで、高校生の頃は学校の食堂で週3回は食べていました。

 ちなみに、丸天の中にごぼうが入っているものも「ごぼう天」と呼ばれることが多く、ごぼうに衣をつけて揚げた天麩羅の「ごぼう天」とよく間違われます。
 はっきりしたことは分かりませんが、何となく博多(福岡近辺)では前者のごぼう入り丸天を「ごぼう天」、北九州では後者のごぼうの天麩羅を「ごぼう天」と呼んでいるような気がします。

 以前、タモリさんや博多華丸さんが番組の中で「博多ん人は、みんなが思っとうほど、とんこつラーメンや辛子明太子を食べとる訳じゃなかとです。一番好いとうとは、うどんですたい。」とコメントしていましたが、まさにその通りですばい。


追伸
 「〜たい」と「〜ばい」、どちらも博多弁の語尾ですが、違いについては英語の過去完了形を説明するより難しいことなので、またの機会に書きたいと思います。


                    
              ごぼう天うどん                小海老のかき揚げうどん

2011年1月5日(水)  雪のち雨   歴史に彩られた、宗像大社を参拝しました。

 昨日の話ですが、雪が舞い降る中で毎年恒例、宗像大社(むなかたたいしゃ)への参拝に行ってきました。福岡県沿岸地域の人々にとって、宗像大社とは神代の時代からの歴史に彩られた特別な存在なのです。


●神代の時代: “裏伊勢”と呼ばれる経緯

 伊勢神宮の祭神であり神々のトップに君臨する「天照大神」、その弟にあたり八岐大蛇(やまたのおろち)退治伝説で有名な「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」の三女神(三人娘)が宗像大社の祭神です。
 この辺の経緯については日本書紀にも記載してありますが、長くなるのでまたの機会に書くことにします。


●大和朝廷の時代: 大陸との交流における守り神

 4世紀に入ると、全国を治めるに至った大和朝廷の政策により、中国・朝鮮との交易・交流が盛んとなりました。
 ただ、昔の船で対馬海流の荒波を渡りきるのは命がけであり、航海の無事を願う大和朝廷のバックアップにより、宗像大社の神事(航海の安全を祈る祭事)が盛んになります。

 宗像大社の神領で、宗像沿岸から50kmの地点にある「沖ノ島」は、こうした神事の拠点であり、当時の剣・鏡・勾玉などの神宝類が8万点(すべて国宝!)も出土して「海の正倉院」と称されています。


●南北朝の時代: 足利尊氏との関わり

 楠正成や新田義貞らの南朝軍に敗れ、北九州に敗走してきた足利尊氏を助けたのが宮司である宗像氏でした。その後、力を盛り返した尊氏の攻勢と室町幕府の創設は誰もが知るところでしょう。
 ちなみに時代は下りますが、戦国時代末期には、宗像氏の力を恐れた豊臣秀吉の策略により、宗像氏は途絶えてしまいました。(以降の宮司は神職家の中から選出)


●明治時代: 「沖ノ島」の沖合で、帝国海軍がバルチック艦隊を撃破

 日露戦争のクライマックス、日本海海戦の激闘は宗像大社の神領において繰り広げられました。戦後、東郷司令長官は「宗像大社の神助により勝利を収めることができた」との趣旨から、帝国海軍の旗艦である戦艦三笠の羅針儀を宗像大社に奉納することを発意し、海軍省から宗像大社へ奉納されました。



 他にもいろいろありますが、今日はとりあえずこの位にしておきます。参拝後は、隣接した神宝館を見学しましたが、本当に時間を忘れて見入ってしまいました。
 前述の「沖ノ島」で出土した国宝のうち300点が展示されていたり、戦艦三笠の羅針儀が展示されていたりと、日本の歴史の節目々々で重要な役割を果たしてきたことが如実に分かるのです。
 (撮影厳禁のため、写真を掲載できないのが残念です・・・)


 さて、真剣に見学したらお腹がすいたので、これまた恒例ですが、大社の近くにある食事処末広で、玄海灘の荒波に鍛えられた魚介類中心の料理に舌鼓を打ったのでした。
 ・・・母親から「結局、あんたは食べ物のことばっかし頭にあるっちゃろうが」と指摘されましたが、明確に否定できない自分がいたりします・・・こんな終わり方で、すんまっしぇん。


         
     遣隋使・遣唐使も、道中の安全を願い、ここに参拝しました。今では交通安全の神様でもあります。

         
     御神木・・・境内の至る所がパワースポットです。           数々の国宝が展示されている神宝館


         
     玄海灘に育まれた最高に美味しい魚介類・・・参拝の後は、海の恵みをたっぷりいただきます。

2011年1月3日(月)  雨   箱根駅伝、早稲田大学が18年ぶりの総合優勝、おめでとう!

 正月の楽しみといえば、やはり酒を飲みながら箱根駅伝を観ることでしょう。東京・大手町〜箱根・芦ノ湖畔を片道5名、往復10名の選手が駆け抜けるのです。
 その伝統といい、江の島や富士山といったメジャーな観光風景を臨みながらのコースといい、そして何よりも選手達のひたむきな走りといい、観る方も血湧き肉躍るといった感じにさせてくれます。


●箱根駅伝総合優勝、そして学生駅伝3冠達成:

 この二年間、東洋大学の柏原選手に・・・おのれ〜っ・・・往路の5区、箱根の“山登り”でぶっち切られて逆転の苦杯を舐め続けてきましたが、今年はやってくれました!
 早稲田大学が18年ぶりの総合優勝を、大会新記録となる10時間59分50秒という堂々のタイムで果たしました!

 しかも、昨秋の出雲全日本大学選抜駅伝、全日本大学駅伝に続く優勝であり、これは史上3校目となる学生駅伝3冠達成をも果たしたのです。


●往路で繰り返された悲劇・・・しかし:

 昨日の往路の段階から、早稲田大学と東洋大学の一騎打ちが続き、3位グループ以下を大きく引き離してのデッドヒート・・・そしてまた、5区の箱根路で繰り返された悪夢のような悲劇、なんなんだ柏原って選手は!・・・しかし、今年の早稲田は違っていました。

 往路終了後の渡辺監督のコメント「柏原君に抜かれるのは想定の範囲内です。あくまでも総合優勝を狙います。」は、戦略の正しさを物語っていました。


●復路での粘り〜そして栄光:

 今日の復路は、6区の箱根路の下りでいきなり再びの早稲田vs東洋のデッドヒート、そして早稲田・高野選手のスリップ転倒・・・しかし、彼は落ち着いて起き上がり、直後に東洋を抜き返す根性を見せてくれました。

 最終区の10区では、東洋から追いつかれそうになるも、キャプテンの中島選手が粘りの走りを見せ、仲間達の待つ大手町のゴールにトップで飛び込みました。


●後輩達を見習って頑張ろう:

 昨年の、野球部の東京六大学秋季リーグ優勝、ラグビー部の対抗戦優勝に続き、今年は新年から箱根駅伝の優勝・・・後輩たちの頑張りに、勇気と力をもらいっ放しです。

 中島キャプテンの「監督から、試合に負けて悔しくて泣くくらいなら、涙を流しながら毎日必死に練習しろ、と言われて奮起して特訓に励んできた」という優勝インタビューでのコメントが印象的でした。

 一年の計は元旦にあり・・・頑張る後輩の言葉 “日々、必死に頑張れ” を胸に、私も一日一日を大切にしながら励んでいこうと誓ったのでした。


                 
           箱根を駆け上る君達は凄い!偉大だ!   最後まで良く粘って頑張ったあ!

2011年1月2日(日)  霙(みぞれ)のち曇   とてもリアルな初夢・・・研修風景でした

 初夢といえば“一富士、二鷹、三茄子”を見ることが吉兆であると昔から言われていますが、今年の私の初夢は、なんとリアルに研修会場に向かい準備をする自分の姿でした。

 会場に向かいながら「これが僕の“天職”なんだよなあ。ありがたいことだ。よしっ、頑張ろう。」と呟いていました。
 会場についてからは、マイクの調整をしたり、研修内容の最終確認をしたりと、夢というより日常の光景を見ている感じでした。

 夢の世界も現実の世界も“研修・セミナー”ということは、きっと身も心もこの仕事に捧げて邁進せよという天からの思し召しなのでしょう。
 今年も迷うことなく、従来からのテーマをきっちりとこなし、新規のテーマを積極的に構築し、お客様にとって本当に価値のある研修・セミナーを実施してまいります。


                      
                今年も一回一回の研修・セミナーで全力を尽くしてまいります。

2011年1月1日(土)  曇のち雪   明けまして、おめでとうございます。

 本年も、何卒、宜しくお願い申し上げます。

 いよいよ2011年が幕を開けました。MOUとしては、昨年いろいろと準備してきたことを開花させる年であると位置づけています。

 そのためにも、従来からモットーとしてきたことを“着実”に“確実”に実行していくことが大切だと考えています。詳しくは「工房主ごあいさつ」に記載いたしましたが、

      @ 「目標像」を明確にすること
      A 「気づき」を重視すること
      B 「実践力」を最優先すること

以上を毎回の研修業務において、受講生の皆さまに対して徹底してまいります。


 今年は卯年・・・ウサギのイメージといえば、

    ウサギとカメ ⇒ 敏捷さはあるが、ちょっと知恵が足りないお調子者
    かちかち山  ⇒ お婆さんの敵討ちで狸を懲らしめる義理堅さ・・・残酷な一面もあり
    いわゆる兎  ⇒ 一般的には弱々しい草食動物

このように捉えどころのない存在でもあります。

 2011年は昨年からの政治・経済の流れからすると、もう何でもありの捉えどころのない、まさにウサギのような年になるかも知れません。
 しかし、そういう時こそ自身(自社)のポリシーを明確にして、一本筋を通し続ける人物(会社)が強いと考えます。

 MOUは一年を通し、上記のモットーを一貫して通し続け、エネルギッシュに活動してまいります。ぜひ皆さまのお力添えをいただきたく、よろしくお願い申し上げます。

                       MOU(マーケティングオフィス・ウラベ)工房主  占部 正尚


                     

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