解説・雑記

≪雑記帳≫

※東北地方太平洋沖地震/東日本大震災 に関する記載:
   3月13日(日) 被災地から連絡が来ました
   3月14日(月) まだまだ現在進行形です
   3月16日(水) こんな時こそ、上を向いて歩こう!  など

2011年3月31日(木)  晴   復興に向けて新しい月が始まります。

 今月の初め、まさかこんな1ヵ月になるなんて誰が想像できたでしょう。しかし、この悪夢のような現実にあっても、前向きに復興させていくしかありません。

 この雑記帳にも、前向きな姿勢で経営に取り組む経営者や担当者の話を記載してきましたが、実際は「自粛ムード」が蔓延しつつあり、例えば観光地では「観光旅行自粛」のあおりを受けて閑古鳥が鳴き、すでに倒産に追い込まれるホテル・旅館も出始めています。

 誤解を恐れずに書きますが、計画停電を引き起こしたり、被災地に物資が行かなくなるような大量消費型のイベントは慎むべきではあるものの、業界横並びのような根拠に乏しい必要以上の自粛は復興の妨げになります。

 被災地以外の地域の企業や個人が、適正な範囲の消費活動をして経済活動を活性化させることこそ、結果として被災地への投資を増やして復興に貢献することになるのです。(個人の場合、例えば東北地方へ旅行することも“投資”として考えられます。)

 テレビで訴求しているように「被災地の方々の身になって考えること」は大切ですし、そういったことが海外から見ても日本人の美徳であり、大切にしていきたいところです。
 しかし、過ぎたるは及ばざるがごとし・・・必要以上の自粛ムードは、逆に控えていきたいものです。


                      
       震災による2次被害・3次被害を最小限に抑えましょう。それが今、私たちに出来る最善の策でもあります。

2011年3月30日(水)  晴   キング・カズのゴールに日本の希望の灯を見ました。

 昨夜の震災復興チャリティーマッチ、おそらく日本全体が感動の渦に巻き込まれたことと思いますし、被災地の避難所でテレビを観ていた方々も勇気づけられたことでしょう。

 前半のMF遠藤の神業的フリーキック、MF本田からの絶妙のパスを蹴りこんだFW岡崎のゴール・・・いずれも昨年のワールドカップでの活躍を髣髴とさせる見事なプレーでした。


 しかし、昨夜の真打は後半に堂々と登場しました。キング・カズこと三浦知良! 44歳にして現役のJリーガー、そのモチベーションの高さと日々の肉体の鍛練・管理の徹底ぶりは、プロ・スポーツ選手の鏡であり、日本の至宝といって過言ではないでしょう。

 そのキング・カズが、GK川口から出たボールをDF闘莉王が頭で合わせて落したところに嗅覚鋭く走り込み、相手ゴールキーパーの脇を抜く鮮烈なゴ〜ル!!

 そのまま観客席の前に走って行き、久々の“カズ・ダンス”、相変わらずキレがありますねえ。見ているこちらも胸がワクワクします。

 相手は現役の日本代表チーム、それを相手に気迫のこもったプレーで見事に結果を出す、まさにヒーロー、まさにスーパースター・・・昭和の代表が力道山と長嶋茂雄とすれば、平成の代表はカズとイチローでしょう。

 インタビューで「44歳になったけど、僕はサッカーで諦めたことは一度もない。今、苦しんでいる人も絶対に諦めてほしくない。そういう思いでプレーしました。」と語っていましたが、この言葉はきっと被災地はもちろんのこと、日本中に希望と勇気を与えたことと思います。


              
                  鮮やかなゴール、そしてカズ・ダンス・・・まさに千両役者!

2011年3月27日(日)  晴   京都の街を散策し、鋭気を養いました。

 大阪への出張の帰り、日曜ということもあったので、京都に寄り道して散策しました。世の中は大変な時期ですし、私もまた明日からセミナー講師活動、営業活動、と多忙を極める訳ですが・・・たまに息抜きぐらいしてもいいだろう・・・ということで、久しぶりにノンビリしました。

 本来であれば、この時期は桜の季節ですから、先月の段階から“京都で花見”という企画で楽しみにしていたのですが・・・企画後に震災は起こるし、異常気象なのか寒い日が続いて桜は蕾のままで、花見どころではないという状態でした。

 まあ、それでも所々咲きかけの桜を見ることはできましたし、古都の雰囲気を十分に味わうことが出来たので、流行り言葉でいうところの“癒された”という気分です。

 そして、今月22日の この大変な時期、前向きな経営者の姿に泣きました に記載したように、「自分の成すべきことを成す」という誓いを坂本龍馬先生の墓前で誓うことが出来たことが、何よりの収穫であり、意義深いものとなりました。


       
 土佐藩邸跡の土佐稲荷神社と坂本龍馬像 坂本龍馬(左)と中岡慎太郎の墓、および二人の銅像  誓いを立てる私

     
 白川沿いの枝垂(しだれ)桜と祇園の街並み      絶品いづ重の鯖寿司といなり寿司  色鮮やかな八坂神社

     
 清水寺へと続く急坂の名所産寧坂             清水寺の仁王門前の桜    幻想的に浮かぶ清水の舞台

2011年3月26日(土)  晴   大阪でもミネラルウォーターが消えました・・・

 一昨日より、ある大手企業のファシリテーション研修の講師を務めるため大阪に滞在しています。久しぶりの大阪なんですが・・・・

 ファシリテーション研修については、
    *ロジカルシンキング(論理的思考力、問題発見・解決力を向上)
    *コーチング(質問・傾聴・受容を繰り返し、部下の教育指導力を向上) など
といった複数のマネジメント関連のノウハウが合わさったもので、現場実践力を高めるには最適です。

 国会議員の先生方や、事故を起こした電力会社には、ぜひファシリテーション研修を受けていただきたいものです。
 研修と現場は違う、という人もいるでしょうが、テレビで見る限り「研修でやることすら出来ていない」ところに問題があるのです。この話題については、また別途詳しく書きたいと思います。


 今回驚いたのは、一昨日大阪に着いた時、コンビニの棚からミネラルウォータ−(2リトッル)が消えていたことです。
 かろうじて1リットルのペットボトルは数本ありましたが、これも昨日には全て消えていました。

 原発事故に伴う放射性物質の検出・・・まあ、分からないでもありませんが・・・あの消えたミネラルウォーターが被災地の方々や、東京・埼玉あたりの乳幼児を抱える家庭に届けばいいのですが・・・

 もし、そうでないとしたら・・・「どーかしてるぜ!」(ブラックマヨネーズ調)


                           
                 今となっては貴重なミネラルウォーター・・・本当に必要な人々の手へ

2011年3月24日(木)  曇   復興へ前向きに取り組む企業を心より応援します。

 十分に予想していたことではありますが、やはり東北〜北関東地方に生産拠点のある企業から「工場の生産機能が停止している。したがって復興を最優先とし、4月のセミナーは延期したい。事態収拾後、あらためて日程について相談したい。」との連絡がありました。

 この雑記帳でもさんざん前向きな事を書いてきましたから、個人的に4月の売上がダウンすることぐらいでガタガタ言いません。

 それよりも何よりも、今月22日の この大変な時期、前向きな経営者の姿勢に泣きました にも記載しましたが、今回連絡のあった企業も、やはり前向きな姿勢で困難に立ち向かおうとしている姿勢に注目したいのです。

 セミナーを「中止」するのではなく「延期」するというのです。ちょっとした言葉づかいの違い? いやいや、言葉とは“言霊”とも称されるように、その言葉の中に人や企業の“思い、意思、意志、理念、信念”などが宿るのです。

 この企業も「中止する」というのは簡単ですが、あえて「延期する」と表現したところに、一日も早く工場を再開し、お客様への責任を果たし、そのための準備としてセミナーで社員を教育していこう、という強い志が示されているのです。

 応援するなんて、上から目線みたいでおこがましいとは思います。私自身の力や影響力なんて微々たるものでしかありません。
 しかしながら、自分の本業、特に今回の件では「リスクマネジメント・セミナー」や「営業・マーケティング三部作セミナー」をしっかり実施することにより、少しでも顧客企業の復興〜成長に貢献していこうと、あらためて誓いました。


                      
           ガンバレ日本! 一人一人の頑張りは、必ず被災地の復興と日本経済の立ち直りに通じます。

2011年3月23日(水)  曇   組織と身を守るリスクマネジメントの見直し・再構築

 今月15日の リスクマネジメント・セミナーをリリースします に記載したように、リスクマネジメント(危機管理)に関するセミナー・研修を進めます。

 タイトルは『組織と身を守るリスクマネジメントの見直し・再構築』で、既にご覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、「研修堂」に掲載しています。
  http://www.kenshudo.net/view_training/?training_id=170


  @基本編: 小規模組織または個人向け
     リスクマネジメント(危機管理)手法で、短時間・簡易的に組織と身を守る術を個別作成

  A見直し・再構築編: 大規模組織・大手企業、自治体向け
     危機管理の大敵である慢心・油断、インターフェースが機能しない状態を徹底チェック


 実施条件や費用については、「研修堂」の記載とはまったく別に設定したいと思います。特に、個人対象(勉強会、交流会、サークルなど)については、最小限のレベル(会場費と交通費が賄える程度)を考えています。
 勉強会やセミナーを企画される際、テーマの候補としてご検討の上、ぜひ一度ご相談ください。


                      
                危機管理は、国のレベルから企業、個人に至るまで、あらゆる階層で必要です。

2011年3月22日(火)  曇   この大変な時期、前向きな経営者の姿勢に泣きました。

 先週16日の こんな時だからこそ、上を向いて歩こう! にも書きましたが、私自身を含め企業経営に関与している人間は、まずは自分がプラス思考になって難局に立ち向かわなければなりません。

 実際、東北地方に本社はなくても、そこに支店・支社や生産拠点のある関東以西の企業も、今回の大震災では大きな被害を受けています。
 私も正直なところ、そういった被害を受けた企業からの仕事は減るだろうと予想し、それを乗り越えて頑張ろうと考えていました。

 しかし、昨日受け取ったメールを読んだとき・・・私は思わず涙が溢れ泣いてしまいました。

(一部抜粋)

  3月・日のセミナーに関して、予定通り開催することに致しました。
  宜しくお願い致します。

  日本は未曽有の危機に立ち向かおうとしています。
  私達、経営者も様々な困難に対し、前向きに進もうと思います。

  従って、中止ではなく、あえて開催とさせていただきました。
  色々な事を学び、希望と共に明日への営業に繋げていきます。



 おそらく大変な状況下にあるのだと思います。幹部の方々と、今後の経営についていろいろとご検討されたのでしょう。
 その結果、希望を持ちながら困難に立ち向かうことを皆で確認し合い、その希望への第一歩として私のセミナーを選んでいただいたのです。

 コンサルタントの仕事に就いて20年以上経ちましたが、身が震えるような感動を覚えるとともに、責任の重さをあらためて感じました。

 こうした情熱と使命感に溢れる経営者と従業員の皆さんがいらっしゃるかぎり、私は命を懸けてコンサルティング業務・研修業務に取り組むことを誓いました。
 坂本龍馬先生の『この世に生を得るは、事を成すにあり』という言葉を私に当てはめるとすれば、まさにこの誓いそのものが“事を成す”につながるものであり、それを信じて頑張ります。


                      
                 これからも、感謝の気持ちと感動を胸に抱きながら進んでまいります。

2011年3月21日(月)  雨   ストップ! 混乱を招く悪質なチェーン・メール

 私のところにもチェーン・メールが来ました。福島第一原子力発電所の事故に関するものですが、いたずらに読者の不安を煽るものです。

 作り方は巧妙で、どこかの大学の先生のコメントを画像とリンクして掲載し、いかにも信憑性があるように装っています。
 しかし、どんなに偉い先生がコメントしたことでも、様々な角度から検証したり、他の分野の先生方のコメントも掲載してトータルで考えないと事実は見えてきません。

 私が受け取ったチェーンメールも、もちろんトータルな検証など出来てはおらず、興味を引きそうなセンセーショナルなコメントを巧みに掲載しているだけです。

 残念なことに、私に送信してきた知人はそれを信じてしまった訳で、もちろん悪気はありません。そう、この悪気のない人達の善意を逆手に取るような卑劣な真似が、チェーンメールの特徴でもあります。


 少なくとも、戦後最大ともいえる国難にあたって、メールのタイトルが、

        【これも!超超超超重要】原子炉の設計者からのコメント!!!

なんて、フザケてませんか? なにが“超超超超”だ!


 皆さん、不安になる気持ちも分かりますが、とにかく冷静になりましょう。一度深呼吸して、離れて客観的に、ある意味“意地悪な目”で考えてみましょう。
 そうすれば、必ず悪質なメールの弱点(情報不足や論理の破たん)を見破ることが出来ます。とにかく、落ち着いて考えましょう。


                        
           インターネットは使いようによっては兵器になり得ます。十分にご注意ください。

2011年3月20日(日)  晴   国も企業も個人も、いろいろ見つめ直す機会にしたい。

 昨日、生活物資について書きましたが、何人かの方にご指摘をいただいたようにガソリンは不足しています。今日も近所のガソリンスタンドは閉鎖されています。
 こんな時ですから、ガソリンは救急車や消防車のような緊急車両、あるいは必要な物資を運び流通経済を支える運搬用車両へ最優先に回し、ガソリンスタンドが再開されても一般のドラバーは出来る限り買うのを控えましょう。


垂れ流しの消費

 今も避難所で厳しい状況を耐え抜いていらっしゃる方々は別にして、日常生活をほぼ無事に送ることが出来ている我々は、やはり今回の大震災をきっかけに、いろいろ見つめ直す必要があるのではないかと思います。

 連休になると高速道路上はビッシリと展示場のように車で埋まり、バイキングの店では小さな子供が「なんだ、この店は食べるものが20種類しか(!)ないや」とヌカし、修理するより新品を買った方が安いという理由で使える家電製品が次々に捨てられる・・・

 電気が来ないと何の役にも立たないパソコン、携帯電話、ガソリンが買えないと大きな鉄屑でしかない自動車・・・こんなものに頼り切って生活している現代の日本人に対して、今回の震災はいろいろな教訓を与えてくれました。いや、そう考えないと犠牲になられた方々が浮かばれません。


いろいろ見つめ直す機会

 そのように考えていくと、国のレベルから企業のマネジメントのレベル、そして一人一人の個人レベルに至るまで、活動規模の大小の差はあれ、共通に見直す項目があるような気がします。

  ★垂れ流しの消費
     あまり萎縮すると経済が冷え込みますが、常識の範囲で節約・節制は必要でしょう。

  ★リスクマネジメント(危機管理)
     “想定外”や“まさか”が許されないことは、身に染みました。国も企業も個人も慢心・油断を
     戒め、あらためてリスクの洗い出しと、有事の際の対処を真剣に考える必要があります。

  ★教育(学校での教育、企業での教育)
     海外から称賛を浴びた日本人の“節度”や“道徳観”を、あらためて重視しましょう。率先して
     子供や若い社員に示しましょう。技術力に加え、日本人の誇るべき精神は国の財産です。


 とりあえず自分のことを考えると、次の3点を肝に銘じていきたいと思います。
  ・日頃の節電をはじめとした節約・節制、(節酒も・・・?)、車も必要以上に載るのを控えます。
  ・リスクマネジメント研修を、まずは自分が関与できる範囲から始めていきます。
  ・企業研修において、従来から重視はしていることですが「効率や短期的視点の成果だけでは
   なく、根本的に何が重要なのか」を徹底して考えさせ、気づかせる研修を進めていきます。


               
           ティアナは当分控えておいて・・・日々のコンサルティング・研修業務に励みます。

2011年3月19日(土)  晴   生活物資をとにかく被災地へまわして欲しい

 昨日あたりまで、東京都内のスーパーの棚は食料品をはじめ生活物資がことごとく消え、半ばパニックになりかけの状態でした。
 日本の人口の10分の1の消費者が集中する東京でそんなことをしていたら、本当に生活物資を渇望している被災地の方々に届かなくなる・・・そんな状態でした。

 故郷である福岡の実家や友人たちから「食べるものはあるか?何か送ってあげようか?」というありがたい連絡が相次ぐほど、東京の物資不足は深刻化しつつありました。
 というより、消費者の妄想に近い心理状態のため、本当は十分な物資があるはずなのに、急激に買いに走ったため、混乱が生じていました。


東京の物資不足は解消

 しかし、蓮舫消費者相が、事業仕分けの時とは打って変わった低姿勢で連日テレビを通して冷静な消費活動を懇願した甲斐もあったのか、今日午前中にはかなりスーパーの棚は埋まりました。

 さすが、日本の首都東京の住民は、一時的には右往左往しましたが、少々時間が経過すれば落ち着いた行動ができるのです。

 下掲の写真のように、パン、肉、玉ねぎ、にんじん、牛乳、ヨーグルト、レタス、バナナ、カレー粉、冷凍魚介類、餅、ジャム・・・もう何でも揃います。通常の生活とまったく同じか、贅沢ともいえるレベルで手に入れることができます。

 しかも、海外のメディアが驚いているように、便乗値上げなんてものが皆無で、いつもと同じ価格帯で購入できます。


とにかく被災地へ

 ですから、東京のことはさて置いて、被災地で極めて不自由な生活をなさっている方々へ、少しでも早く十分な食料をはじめとした生活物資が届けられるよう訴えたいです。
 地震大国日本・・・まだまだ大震災が起こる可能性は、全国各地で高い確率が予想されています。明日は我が身かも知れません。まずは、いま苦しんでいる人々への救済に全力を尽くしましょう。

 一人一人が取り組めることを、小さなことの積み重ねかも知れませんが、着実にやっていくことが大切なのだと思います。


                   
         西日本の皆さん、東京は大丈夫ですので、とにかく被災地に目を向けてください。

2011年3月18日(金)  晴   Facebook 始めました・・・

 なんだか、AMEMIYAの「冷やし中華、始めました・・・♪」みたいなタイトルですが、大学時代の友人から是非にと勧められ、Facebookを始めることになりました。

 まだ、どうやって使うのか、どんな機能があるのかが分かっていません。とりあえずプロフィール欄に写真を掲載したのですが、メイン以外の写真を削除しようとして、いまだに出来ていません・・・

 あれこれイジッテいるうちに、「あっ、間違ってクリックしちゃったあ」と思ったら、しばらくして見知らぬ女性から「はじめまして、○○洋子の娘でーす!」というメッセージが入ったではありませんか。
 思わずアメリカ人みたいに両手を挙げて「Wh〜y!」と叫んでしまいました。洋子さんって、小学校の同級生で、クラスの人気者でした。

 さらに、しばらくすると洋子さん本人から「ヤッホー、よろしくねー」というメッセージが入ってきました。えぇっ!? 何が何だか、よく分かりませんが、世の中・・・凄いことになっているようです。

 その洋子さんのページを見ると、お友達として・・・なんと同級生のS君やH君が写真入りで名前を連ねているではありませんか。
 おいおい、同窓会のとき、そんなこと話題に上ってなかったじゃん。うわぁー、出遅れとったばい・・・


 それにしても、これはビジネスでもプライベートでも、使いようによって無限の可能性が切り拓けますね。(あれっ? 今頃、なに言ってんの的な冷たい視線を感じる・・・)

 今回の震災では、家族の安否を確認する手段が限られ、大きな問題になっています。近い将来、Facebookのような機能が一般化すれば、災害時の救助や安否確認の有効なツールになり得るでしょう。(おや? なに当たり前のこと言ってんの的な厳しい視線を感じる・・・)

 しばらくは使いこなすのに苦労しそうですが、少しずつ慣れていろいろな使い方にチャレンジしてみようと思います。


                
      Facebookをやってる方へ・・・いま2枚の写真を掲載しているのですが、どうやって削除するんですか?

2011年3月17日(木)  晴   営業・マーケティング研修 3部作をリリースします。

 昨日も記載したように、とにかく前向きにポジティブにコンサルティング・研修業務へ取り組むことを、あらためて決心しました。

 そこで、「リスクマネジメント研修」のリリースに先立って、私がこれまで手掛けてきた営業やマ―ケティング分野の研修業務で使ってきたノウハウを、より企業の現場で成果に結びつくよう整理・バージョンアップして“3部作”として再リリースすることにしました。


私の原点

 社会人としての入り口は“営業”で、1日に何10件も飛び込み訪問したり、100件以上電話かけたりといった体験が私の原点です。毎日帰宅するのは午前様で、翌朝も早くから出社する毎日でした。
 だからこそ、“最小の労力で、最大の成果を挙げなければ死んでまうぅ〜”と強く思い、何とかしようと工夫したのがコンサルティングの始まりでした。
  ⇒ ここら辺は、左脳(理論)の世界ですね・・・

 その後いろいろありましたが、つい3〜4年前にも営業をやっていて、北海道の雪の大地をパジェロで一日400km以上走破しながら国土交通省の出先機関やゼネコンの現場事務所等を訪問しました。
 時には吹雪の中を駆け抜ける訳ですから、命がけの営業といっても過言ではなく、やはり“最小回数の訪問で成約しないと死んでまうぅ〜”と切実に感じ、これまた何とかしようと工夫した訳です。
  ⇒ ここら辺も、左脳(理論)の世界です・・・
  ⇒ ただ、そうまでして駆け付けると、相手は感動しますし、話も有利に進みますので、
    そこら辺は、右脳(感性)の世界です・・・

 そういう経験があるので、コンサルティングや研修の分野でも、何かに注力するとなると、まず営業やマーケティングの領域にどうしても足が向いてしまうのです。
 さらには、「左脳で理論づけて、右脳で訴えることが大切」という思いに至ったのも、営業経験が基になっているのだと思います。


3部作のプログラム

 すでにご覧いただいた方もいらっしゃるとは思いますが、「研修堂」の研修プログラム欄へのリンクを掲載します。

   コンペで必ず勝つ!常勝できる「発想力」と「構成力」向上研修
      講師自らコンペで勝ち続けた実体験を実践ノウハウ化
      「顧客満足」と「顧客感動」を生み出すプレゼンテーションの完成型を習得

   「提案営業力」アップ研修/「質問力」と「プレゼン力」の向上
      講師が営業マンとしてトップの成績を収めた実体験を実践ノウハウ化
      「顧客満足」を超え「顧客感動」を創出できる「質問力」と「プレゼン力」を習得

   坂本龍馬はマーケティングの天才だった! 1日習得研修
      従来のセミナー内容を拡充し、マーケティングに必要な“柔軟な思考力”を醸成
      坂本龍馬の業績をマーケティング理論に当てはめ、短時間に興味深く習得

 上記のプログラムはあくまでも標準パターンですので、実施する際はお客様のご要望や状況に応じてカスタマイズしていきます。(他の研修との複合化も、もちろんOKです。)
 費用面についても、この雑記帳をご覧の皆さまとは別途ご相談させていただきます。


 とにかく前進あるのみです。コンサルティングや研修内容につきましては、お客様のご意見・アドバイスをいただきながら随時見直しを図っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。


                      
     マネジメントは生き物です。刻々と状況やニーズは変わります。研修内容も随時バージョンアップが必要です。

2011年3月16日(水)  晴   こんな時だからこそ、上を向いて歩こう!

 このたびの大震災で犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。また、現在進行形で避難生活を強いられている方々に心よりお見舞いを申し上げます。


被害者・・・

 今回の被害は、現地で大変な目に遭われた方々にとどまらず、たとえば東北地方に生産拠点のある関東以西の企業も大打撃を食らっています。

 実は、私のところにも昨日あたりからセミナーのキャンセルや延期の連絡が来ています。東北の企業ではなくても、やはり工場や支店が東北にあったりすると、まずは復興が最優先で、セミナーや研修はどうしても後回しになります。

 あれっ・・・今年の後半は東北地方の仕事が多く予定されているのですが・・・ヤバイではないですか。ということは、私も巡り巡って震災の被害者なのではないでしょうか・・・

 正直なところ、昨日はそんなことが頭をチラッと横切って・・・収入が半減することも想定して・・・気が滅入りそうになっていました。
 リスクマネジメント・セミナーのことを考え記載しながらも、頭の中の半分はネガティブ・モードに入りつつありました。


私が元気にならなくて、どうする

 今日、関西の某大手企業から連絡があり、営業パーソン向けのセミナー講師を担当することになりました。
 「みんな大阪の商人相手にやってますさかい、パワフルな講演を頼んまっせー」みたいな感じで依頼していただいたのです。

 ああ、私は本当に大切なことを忘れるところでした。私の仕事は、私の使命は、一社でも多く、一人でも多く元気にして、業績アップに貢献することではありませんか。
 ここで元気を失くしてウダウダ言っている場合ではないのです。まずは自分が元気にならないと、顧客企業を元気にできる訳がないのです。

 さらには、関西をはじめ西日本の企業を元気にすることができれば、近い将来、東北地方への投資も増え、復興をバックアップすることにもなるのです。

 東北の仕事が減るのなら、西日本の仕事を増やそう、それが巡り巡って東北の企業にもプラスになる・・・私はそう決心しました。


お取引先の皆さまへ

 そういう訳で、ペップトーク研修や公開セミナーでお話ししている通り、「マイナスの状況のときでも、プラスに発想転換しよう」という考え方を、単に机上のノウハウとしてではなく、こういう時こそ、現場で実践的に行動に移すべきなのです。

 いろいろ事情があって、それぞれに厳しい局面に立ち向かうことになると思いますが、マイナスに考え悲観的になったり、呆然と立ち尽くしていても、何も生まれてはきません。
 特に、マネジメントに関わる方々は、部下あるいは顧客への影響も考えながら、ぜひペップトーク的発想で困難な局面に立ち向かってください。

 そして、私がこんなことを書きながら・・・もしマイナス思考に陥っているような場面をご覧になった際は、思いっきり叱り飛ばしていただきたいと思います。


                      
                 誰が付けたか、“ミスター・プラス思考”・・・徹底してポジティブに頑張ります!

2011年3月15日(火)  曇   リスクマネジメント・セミナーをリリースします。

 このたびの大震災に接し、やはり管首相がコメントしたように「戦後65年で最大の危機」であるという思いを強くしました。
 この国難において、自分が何をなすべきかを考えた場合、やはり微力ながらも『自治体や企業のマネジメントのレベル向上に貢献するしかない』と思います。


今回の大震災で分かったリスクマネジメントの脆弱さ

 今回の様々な状況を見るにつけ、“千年に一度の地震規模”ということで、堤防の高さが追い付いていなかったことは、犠牲になられた方々には誠に申し訳ない表現ですが、従来のリスクマネジメント上で考えるならば“ある意味、避けようがなかった”と言えるかも知れません。

 しかし、福島第一原子力発電所の度重なる事故については、現場でお亡くなりになった方々、負傷された方々、一般人で被曝された方々には本当にお気の毒な事態で、やはり原発運営上のマネジメント責任者(組織)および管理責任のトップである政府(政府機関を含む)による“人災”であると言わざるを得ません。


私にできること

 ただ、ここで大上段に振りかぶって政府や特定の企業・機関を非難したところで、自己満足の域を超えず、問題の解決にはなりません。
 そこで、私ができる範囲のこと、すなわち企業及び自治体担当者向けの『リスクマネジメントの“見直し”をテーマにしたセミナー』の企画をリリースすることにしました。

 私が過去において培った、

  ★損害保険を取り扱って「リスクの存在の予知・予防」について、現場で様々な経験をしたこと

  ★ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)のコンサルを
   通して「リスクを予防し、発生した際に適切に処置できるシステム作り」を実践したこと

  ★リスクマネジメントセミナーを過去に実施し、今回バージョンアップする方向性が見えていること

以上の実績を基に、形式だけではなく、本当に有事の際に現場で活用できるリスクマネジメントを展開します。


新しく実践的なリスクマネジメント・セミナーのポイント

【@リスクマネジメントの邪魔になるもの(過去のリスクマネジメントシステム構築の“弊害”)】

  ★中途半端な常識や思い込み
  ★他者が作ったチェックリスト
  ★他者の中途半端な意見やアドバイス

  (これまでは、プロセスを分析し、マニュアルや体制といったシステムを作って安心・慢心・・・)


【Aこれからのリスクマネジメントに必要なもの】

  ★予測力の醸成 ・・・ 余計な先入観を排除したリスクの洗い出し
  ★判断力の向上 ・・・ 客観的かつ的確な優先順位付、そして選択
  ★構築力の徹底 ・・・ リスクの洗い出し〜選択〜対応策案出〜Plan-Do-Check-Action

  (これまでは、先入観が入り過ぎ・・・、優先順位付けが主観的・・・、PDCAが途中で頓挫・・・)


留意点

 おそらく下記のようなご意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。

  ・一般の企業は、政府機関や公益企業と違って、もっとシビアにちゃんとやってるよ
  ・リスクマネジメントなんて、主だった企業・組織は既にやってるし、テーマ自体が陳腐だ

 しかし、私が恐れるのは「リスクマネジメントに既に取り組んでいることで、安心しきっている状態」なのです。
 私は職業柄、いろいろな企業の中枢部分を見聞する機会が多いのですが、各種マネジメントシステムが完璧なレベルで構築されながら、現場ではあまり重視されず形骸化している企業・組織をいくつも知っています。


リンク

 今週中にプログラムを整理して「研修堂」に掲載し、ここの雑記帳およびホーム、基本コンセプトのページからリンクできるようにします。

 (後日記)
   予告通り、『組織と身を守るリスクマネジメントの見直し・再構築』をリリースしました。
   「研修堂」に掲載していますので、ご覧ください。
     http://www.kenshudo.net/view_training/?training_id=170


                      
                    まずは自分で出来ることから始め、少しずつ輪を広げていきます。

2011年3月14日(月)  晴   東北地方太平洋沖地震・・・まだまだ現在進行形です。

 巨大地震発生から4日目、その巨大な爪痕の実態が次第に明らかになり、被災地の想像を絶する惨憺たる状況が繰り返しテレビ画面に映し出されています。

●犠牲者:
 宮城県知事が、見通しとして「死者は万人単位だろう」とのコメントを発表しました。たしかに被災地の惨状を知るにつけ、決して大袈裟な見込みではないと思われます。一昨日記載した見込み数があまりにも少な過ぎたことになります。あまりの痛ましさに胸が押し潰されそうになります。

●余震確率:
 明後日までにマグニチュード7.0クラスの余震(震度は6程度か)が発生する確率が70%とのことです。震度6なんて、これ自体が大地震であり、まだまだ緊迫した状況が続きます。たとえ東京に居たとしても、決して安全である訳ではありません

●原発事故:
 福島第一原子力発電所の事故で、これまでは1号機の事故について報道されてきましたが、今日は3号機でも水素爆発が起こって建屋が吹き飛び、自衛隊員や東京電力の作業員が数名負傷しました。さらに夕方あたりになって2号機のトラブル発生も明らかになりました。

●計画停電:
 福島の原発が機能しないため、東京電力管轄地域への電力供給量が不足しています。今日から東電が割り振った地区ごとに3時間程度ずつ停電になります。これに伴い、JR・私鉄の運行も本数を大幅に減らすなど、大きな影響が出ています。


 約40万人の被災者の方々が、2,400箇所の避難所で恐怖と不安と悲しみに包まれ、水・食糧・暖房がまったく足りない状況下で過ごしておられます。
 それを思うと首都圏での3時間程度の停電などは十分に我慢すべきレベルでしょう。まずは、この国難を乗り切ることが最優先課題です。

 ただ、あと数週間も経つと、復興を含め経済的視点からの様々な問題・課題がのしかかるでしょうし、厳しい現実と正面から闘うことになります。
 原発の運営面や震災予測をはじめとしたリスク管理の徹底見直しなど、災害に対するあらゆる局面を再構築することにもなるでしょう。

 個人的には、今年後半に予定が入っている東北地方での複数の仕事が・・・これは、今の段階では言いますまい・・・


                     
                 地震の発生位置図、いかに広範囲に渡ったかが分かります。

2011年3月13日(日)  晴   東北地方太平洋沖地震・・・被災地から連絡がありました

 私の中学時代の同窓生が仙台市内で勤務していますが、昨夜同窓会のHPに無事である旨を知らせるメッセージを送ってくれました。

 自分自身が大変な状況にあるにも関わらず周囲の人々を思いやる、彼の人間としての大きさに感動しますし、下記のメッセージにもあるように被災地の方々の本当に“誇るべき”行動に敬意を表します。

 いつもは日本人の悪口で埋まる中国のネットでも、今回の震災で日本人がとった“整然とした”かつ“思いやりにあふれる”行動を称賛する書き込みが相次いでいるようです。

 東京にいる私達は「頑張れ」と励ますか、わずかばかりの寄付程度のことしかできませんが・・・日本で生きていく以上、いつ自分が被災するか分かりません。その時に、彼のような心持ちや行動ができるようにしたいと強く思いました。


(メッセージの一部を引用します。)

今もまだ県北、県西には毛布もなく、外で救援を待っている方が大勢いると思うと、本当にたまりません。

もし、こちらのお知り合いで、連絡が取れない方がいたら教えて下さい。何ができるかわかりませんが、何か情報をさし上げられるかもしれません。

今回の地震で僕は日本人が大好きになりました。みんな明るく、やけにもならず、会えばお互い優しい言葉を掛け合い、略奪なんて全くなく、数少なく開いているローソンなどでみんな辛抱強く列を作って順番を守っています。本当になんて素晴らしい人たちなんだろう。

まだまだ大変な状況が続きそうですが、本当に外からの皆さんの応援はすごく元気になります。どうぞよろしくお願いします。


                
               経産省原子力安全・保安院の要領を得ない対応・・・
               被災地の方々に正確な情報を流し、的確な対処をして欲しい、本当に。

2011年3月12日(土)  晴   東北地方太平洋沖地震・・・被害の大きさが明らかに

 一夜明けて、東北地方太平洋沖地震の被害の大きさが・・・まだ詳細は分からないものの・・・少なくとも昨日想定されていたものより遥かに大きなものであることが分かってきました。

 早朝には、東北地方のみならず、長野県や新潟県でも震度6以上の地震が発生し、被害は東日本全域に拡大しています。

 犠牲者についても、各テレビ局によって数値がまちまちですが、おそらく死者・行方不明者が2,000名を超えるのではないかと思われます。

 さらに、昨日も懸念されていた福島第一原子力発電所で、原子炉内での炉心の溶融(メルトダウン)が起こり始めたようで、本当に由々しき事態になりつつあります。

 昨日の繰り返しになりますが、まだ現在進行形なので予断は許されません。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするのみです。


                  
      原子炉を水で冷却するための装置が、ディーゼル発電機が作動しなかったため動かなかった・・・
      まだ判断できる段階ではないかも知れませんが、少なくともこの部分は限りなく人災のような気がします。

2011年3月11日(金)  晴   東北地方太平洋沖地震・・・甚大な被害が出ています。

 本日14:46、国内観測史上最大のマグニチュード8.8の地震が発生し、東北地方から関東地方にかけて大きな被害が出ています。

 今日は自宅事務所で企画書やテキストを作成する日でしたが・・・初めてです、目の前で本棚の書籍や小物がバラバラと落ちてきたのは。いま22:00過ぎですが、まだ余震が続いています。

 今回は津波の被害が大きく、テレビの映像も家屋ごと流され町が壊滅していく模様が繰り返されています。
 また、詳細はまだ分かりませんが、福島第一原発で放射能漏れが起こる可能性のある事態に直面しているようです。

 まだ現在進行形なので予断は許されませんが、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、これ以上被害が広がらないことを強く念じるのみです。


                      
          アナウンサーも「町が無くなった」と絶叫したほど津波の被害は想像を超えています。

2011年3月11日(金)  晴   モーリス・ギターを里子に出すことにしました・・・

 昨年12月の 古い友達モーリスちゃんが帰ってきました に記載したモーリス・ギターを、日本一美味しいモツ煮込みの店 “もつ田” へ里子に出すことになりました。

 もつ田のマスターから「弾いてないギターがあったら、持ってきてここに置いといてよ。ウラちゃんが来たとき弾いてもらえるし、常連のお客さんで弾きたいって人いるからさあ。」と頼まれたんです。

 たしかに、弾かずに物置で眠らせておくぐらいなら、もつ田に置いておいた方がいいな、と思って物置を見渡すと・・・最近、弾いていないギター達が・・・

   ★ヤマハのクラシックギター
      ⇒ 酔っぱらってクラシックを弾けるほど練習してないし・・・もつ焼き店のイメージとも違う

   ★エピフォンのエレキギター(レスポールタイプ)
      ⇒ いいんだけど、アンプも持って行くことになるし・・・ちょっと面倒かも

   ★モーリスのアコスティックギター
      ⇒ やっぱり、ここら辺が無難かなぁ・・・

 という訳で、モーリスのアコスティックギターに白羽の矢(?)が当たりました。もつ田の常連の皆さん、そのうち持って行きますから、見てくださいね。

 もちろん、弾いていただいて結構ですが・・・ふっふっふっ、20〜30歳代の方はビックリされるんじゃないかと思いますよ。

 最近のギターはネックが細くなって、指の細い女性ギタリストでも弾き易い設計になっているんですが・・・このモーリス・ギターが製造された1990年頃は、そんな配慮なんて一切なかった時代ですから、ネックが太くて僕もたまに“押さえづらさ”を感じるほどです。

 ま、酒を飲みながら、美味いモツ焼きを食べながら、そんなちょっとした“歴史”を感じていただくのも一興かと思います。

 私が店に行ったときは、見事に弾きこなして見せますので、楽しみにしていてくださいね!
 (あーぁ、なんで自分からハードルを上げちゃうのかなぁ・・・時々、自分の性格がこわくなりまふ・・・)


          
 古き良き時代のモーリス・ギター、今は生産されていない型です。   これからは、この子たちと生きていきます。
 アコスティックには珍しいヘッドの形状!けっこう価値あるんですよ。  フェンダーのストラト、オベーションのアコスティック

2011年3月10日(木)  晴   ペップトーク研修公開セミナーが進化します。

 今日は、第5回目のペップトーク研修公開セミナーを開催しました。今回も受講生の方々がポジティブにミニ演習に取り組まれ、講義するこちらも楽しみながら話すことができました。

 ところで、公開セミナーもいろいろと盛り込む現場事例や演習例も増えてきましたので、そろそろランクアップしたいと考えています。

 早ければ4月の公開セミナーから、例えば、
     ★ペップトーク + リーダーシップ
     ★ペップトーク + ロジカルコミュニケーション
     ★ペップトーク + マーケティング
といったように、ペップトークの成果を様々な分野で活かせるよう、複合型のプログラムを組んで実施することになると思います。

 具体的な日時・内容が決まりましたら、またホームおよび雑記帳でご案内しますので、ぜひ皆さまのご参加をお待ちしています。


         
          ペップトークは、企業の現場で成果を挙げていくため、新たな次元へと進んでいきます。

2011年3月9日(水)  晴   47士に勝てる! コンペ必勝の成功パターンをつかむ(中編)

前編は3月5日に掲載しています。


 今回のシリーズでは、コンペで勝つための成功パターン「発想力」「構成力」のうち、「構成力」について記載しています。

   (1) 発想力
       @ 現状認識力  A 予測力
   (2) 構成力
       @ “顧客満足”を満たすための構成  A “顧客感動”を生み出すための構成


「顧客満足」と「顧客感動」

 顧客満足(CS:Customer Satisfaction)、顧客感動(CD:Customer Delight)については、すでにご存知の方も多いと思います。
 1990年代、サービス業や飲食業を中心に「顧客満足」を推進する運動が起こりましたが、今では“満足”は当然であり、さらなる“感動”を生み出す必要があるという考え方が主流になっています。

 簡単に言ってしまえば、「安くて腹いっぱい食べられる店に行こう」と思って入った店が、安くてボリューム満点な上に「美味しかったから、また行こう」と思えたら、これは“顧客感動”の実現といえます。

 お客様に「期待以上の+α」を提供することが“顧客感動”につながるという訳で、過剰サービスや利益度外視は困りますが、適正な範囲で「お客様の期待を上回る何か」が求められます。


 コンペにおいて求められるのは、やはり“顧客満足”を超えた“顧客感動”なのですが、ここはいきなり“感動”を考えるのではなく、“満足”をクリアするところから始めたいと思います。


まずは「顧客満足」を満たすこと

 前編にも書きましたが、
   *自社の商品は間違いなく性能が群を抜いているので、必ずコンペで勝てる
   *自社(自分)の思いの丈をぶつければ、必ず分かっていただける
といったように、コンペの主役が“自分”であるかのように(無意識に)勘違いしている方は、この「顧客満足」を満たせずに敗退する確率が高まります。

 まずは、コンペの主役は“クライアント”という認識をしっかり持ち、クライアントが何を望んでいるのかを考えます。
 ほとんどの場合、コンペの仕様書・依頼書に“キーワード”が書いてあるはずですし、仮に書いていなくても文脈から読み取ることができます。

 このキーワードに沿って企画書の構成を考え、その構成に沿ってプレゼンテーションをすれば、少なくとも「顧客満足」は満たせますし、クライアントから「何をトンチンカンなこと言ってるんだろう?」と思われずに済みます。
 「なあんだぁ、そんなことかぁ・・・」ですよね。


「キーワード」の勘違いに注意

 コンペやプレゼンで気を付けたいのは、「自分はキーワードを理解していたつもりなのに、クライアント側の解釈と違っていた」というケースが多々あることです。

 例えば、仕様書に「業務遂行力の高い社員を採用し育成したい」と書いてあったとします。キーワードは「業務遂行力」と考えられます。さて、皆さんはどのような社員を想像されますか?
 おそらく「決められた手順通りに正確にこなす人」をイメージした方と、「自発的に効率の良い進め方を考え出して取り組める人」をイメージした方がいらっしゃると思います。

 この問いに万能の答えはありません。なぜなら、クライアントの社風やトップの考え方などによって、答えは千差万別に存在するからです。

 「決められたことを正確にこなす人」を育てる方法と、「自発的な取り組みができる人」を育てる方法は異なります。
 もし、クライアントが後者を望んでいるのに、コンペで前者の方法をプレゼンしてしまったら、その人は「顧客満足」を満たせずに敗退することになってしまいます。

【対策】

 こうした勘違いを起こさないために、簡単なことですが下記2点を実施する必要があります。

  1)キーワードの意味や解釈を、クライアントや仲介者に確認
  2)キーワードの意味や解釈を、複数の人に聞いて、クライアントの意図を様々な角度から分析

 もし1)が可能な場面であれば、恥ずかしがらずに、ぜひ実施すべきです。その熱意がプラスに働くこともあります。

 クライアントに確認できない場合は、仕様書内の前後の文脈とか、社会状況・業界動向から推測することになりますが、(守秘義務の範囲内で)いろいろな人から複数の視点・価値観で見てもらうのが良いでしょう。


“顧客満足”を満たすための構成

 キーワード、すなわちクライアントの目的や意図が明確になったら、あとはプレゼンしたい情報を「ツリー構図」で整理します。
 もし、ツリー構図(ロジックツリー)をご存知ない方がいらっしゃいましたら、「ロジカルシンキング研修」を受けていただくか、個別にお問い合わせください。

 情報整理のポイントとしては、キーワードを含む概念を3つ程度用意して大項目に当てはめることです。クライアントの考えるキーワードは1つとは限りませんので、そこは臨機応変に対応してください。

 ツリー構図で情報整理し構図が出来上がれば、これに沿って企画書を書いたり、プレゼン原稿を書いて準備OKです。





 以上が、コンペで「顧客満足」を得るための基本的な方法であり、ここでやっと土俵に昇れるのです。ここからが勝負です。

 土俵では「顧客感動」を生み出すための勝負になる訳で、
   *競争相手と差別化するための技
   *自社(自分)の長所をきちんと表現し、理解していただく技
がポイントになりますし、ツリー構図とは別の構図も必要となりますが、この点については次回に記載したいと思います。


前編は3月5日に掲載しています。
※続き(後編)の掲載予定は、例によって未定です・・・


                      
              クライアントが考えるキーワードをしっかりと理解し、確実に土俵に昇りましょう。

2011年3月7日(月)  雪のち雨   フレディー・マーキュリーよ、永遠に・・・♪

 ここしばらく、テレビの前で泣きそうになるほどキューンとくる瞬間がたびたび訪れます・・・そう、伝説のロックバンド「クイーン」のボーカリスト「フレディー・マーキュリー」が♪Born to love you♪を歌いながら軽やかに舞っているではありませんか!

 フレディ―の没後20年、クイーンの結成40周年にあたる今年・・・クイーンをリアルタイムで見ながら聴きながら学生時代を過ごした私としては、(あのカップ・ヌードルのCM映像にいろいろ批判があることは承知で)単純に彼の姿を見ることができるだけで感激です。


●回想・・・クイーンのコンサート:

 思えば1982年秋、大学1年生の私は、西武球場で開催されたクイーンのコンサートを、“前から3列目のど真ん中の席!”で観て、一生忘れられないほどの感動を覚えました。
 ホント、フレディー・マーキュリーやギターのブライアン・メイの汗が飛んでくるかと思えるほど間近で観ることができたんですよ。

 当時は、インターネットとか“チケットぴあ”なんてものは存在せず、地方から出てきたばかりで事情の分からない私は、田辺エージェンシーに直接チケットを買いに行ったんです。(こういう行動力だけは、昔っからあったんですね。)

 そこで、女性担当者から“特等席!”のチケットを3枚受け取り、ロック大好きな友達2人を誘って行った訳ですが・・・友達から「おまえ、絶対誰か音楽関係者に間違われたんだよ」と言われました。

 たしかに、その担当者の「いつもお世話になっています」「とても良いお席があります」「(チケット代を)お支払いいただけるんですか?」という言葉から推測すると、本当に誰かに間違われたんでしょうね。

 いったい誰に似てたんだろう・・・30年近く謎のままですが、彼女の勘違いのおかげで、私はフレディー・マーキュリーの勇姿を鮮明に瞳に焼き付けることができ、彼は今も、そして永遠に私の心の中に生き続けているのです。


        
  カッコ良すぎるフレーディー・マーキュリー、ロック史上最高のボーカリスト        ロック少年の頃・・・髪がぁぁぁ

2011年3月5日(土)  晴   47士に勝てる! コンペ必勝の成功パターンをつかむ(前編)

中編は3月9日に掲載しています。


 このたび、あるサービス業の店舗を多数経営する企業において、セミナー講師を募集するコンペに参加し、47社と戦って見事に勝利してお仕事をいただくことができました。(守秘義務があるため、詳しい業種やセミナーのテーマは伏せます。)

 勝てば官軍で何でも言える訳ですが・・・私は「マーケティング」「プレゼンテーション」「コンペでの必勝法」といったテーマの講演・研修・セミナーを担当させていただく以上、説得力を持たせるため、自らコンペやプレゼンテーション会に参加し、数々の勝利を収めてきました。

 コンペティター(戦う相手)は、コンサルタントや講師業の方々であるケースが多く、当然プレゼンやコンペの何たるかを熟知した方々です。
 そこでの激戦を勝ち抜くためには、勝つためのツボやパターンをきっちりと押さえ、確実にクライアントの心をがっちりとつかまなければなりません。


コンペ必勝パターン

 あまり書き過ぎると飯のタネが吹っ飛んでしまいますが、日頃のご愛顧に感謝してポイントを掲載します。さらなる詳細につきましては、私の研修・講座を受けていただくか、個別にお問い合わせください。

   (1) 発想力
       @ 現状認識力
       A 予測力
   (2) 構成力
       @ “顧客満足”を満たすための構成
       A “顧客感動”を生み出すための構成

 「発想力」については、これはMOUの心臓部ですので、今回記載するのは見合わせます。ただし、これから記載する「構成力」を鍛えるトレーニングをきっちりとこなしていただくと、多少時間はかかりますが、自然と「発想力」も醸成されます。


コンペで必ず勝つ「構成力」のポイント(全体像)

 クライアント(お客様)に選んでいただくためには、企画書や口頭説明の「構成力」が重要なポイントになります。
 ひと口に「構成力」と言っても「顧客満足を得るための構成力」と「顧客感動を得るための構成力」の2段階が存在します。

 結論から言うと、どちらの構成力にも必要なことは、「主役は誰か?」を考えることです。当たり前のことですが、主役は“選択権を持ち、なおかつお金を払っていただくクライアント”です。ここをしっかりと認識しなければなりません。

 しかし、世の中を見渡すと・・・
   *自社の商品は間違いなく性能が群を抜いているので、必ずコンペで勝てる
   *自社(自分)の思いの丈をぶつければ、必ず分かっていただける
といった“自己満足”にしか思えないプレゼンテーションが多々見受けられます。

 まずは「顧客満足」を満たさなければならないのに「自己満足」では話になりません。こうした「自己満足」にハマッテしまった会社(人)は、「顧客感動」のレベルに思いが至らないうちにコンペで敗退してしまいます。
 はっきり言うと、クライアントの目に留まらないか、留まったとしても「自社(私)の意図と違う」と思われて終わってしまうのです。

 クライアントの「顧客満足」を満たすためには、繰り返しですが「主役はクライアント」という当たり前のこと、基礎の基礎を、いま一度初心に帰って心に刻む必要があります。
 その部分をしっかりとクリアしていただいた上で、第一段階である「顧客満足」をどのように満たせば良いのか・・・長くなりますので、また次回に記載したいと思います。


※続き中編は3月9日に掲載しています。


                      
  コンペはまさに“戦(いくさ)”ですから、自分と敵の戦力・状況、そして朝廷や幕府の意向を見究めることが肝要です。
  んっ?・・・このコメントは次回の記載に当てはまるものですね。まあ、予告編として受け取ってください。


2011年3月3日(木)  晴   「研修堂」の月間講師アクセス・ランキング V2達成です!

 研修・セミナー講師の紹介サイト「研修堂」の2月度アクセスランキングにおいて、

   ★「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング 第1位・・・先月に続いてV2達成
   ★「研修プログラム」へのアクセスランキング 第1位(第1位・2位・4位・5位を独占)

という成果を挙げることができました。詳細については 「研修堂」の私のプロフィールページ をご参照ください。


 これもひとえに日頃応援してくださる皆様のおかげです。もちろん先月も記載した通り、大切なのは「研修の内容(質)」と「受講生が職場で実際に成果を挙げることが出来ること」ですので、今後とも一回一回の研修・セミナーを主催者の皆様と手作りしながら、真に価値あるものに仕上げてまいります。

 今後とも、マーケティングオフィス・ウラベ(MOU)をよろしくお願い致します。


●「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング
  


●「研修プログラム」へのアクセスランキング
  


                      
           いつも雑記帳および「研修堂」をご覧いただき、ありがとうございます!
           さあ、ついでにもう1回クリックをお願い致します。  ⇒ 「研修堂」占部正尚プロフィールページ

2011年3月2日(水)  曇   人間ドックを受診しました・・・いろいろ反省・・・

 なんせ健康な状態で壇上に立ってナンボの商売をしていますので、体だけは大事にしたい(先代の林家三平調)・・・という訳で、毎年この時期に人間ドックを受診しています。

 特に大きな問題はないものの、非常に結果が良かった昨年の受診結果と比べると、今年はボロが出てしまいました。
 体重が増え、悪玉コレステロールが増え、脂肪肝気味・・・三年前に始めた自分自身の健康増進プロジェクトを少々怠けた結果です。

 そこで再び気合を入れてプロジェクトを徹底し、来年の人間ドックでは、面談していただく『お医者さんの驚く顔を見る』という目標に向けて頑張ります。

 例によって、自分で思っていても次第にダレてきますので、ここに宣言します。私と一緒に食事や飲酒をする機会の多い皆さま、私が下記の誓いABを破るところをご覧になった際は・・・私が貴方の費用分を持ちます!(いわゆる、オゴリますってことです。)


  (1)着実にジョギングする
     ⇒ ハーフマラソン大会の直前だけではなく、常日頃から少しずつでも走り込む。

  (2)酒量を減らす
     ⇒ 平日に自宅では原則飲まない。平日にお客様と飲むとき、休日に自宅で飲むときは、
        従来の3分の1の量に抑える。

  (3)魚貝系+野菜の食事を中心にする
     ⇒ 特に、昼食の揚げ物は控える。揚げ物しか選択肢がない場合は魚貝系にする。


                    
      毎年ここで受診しています        ジェームズ・ボンド的受診票    他に撮るものないんかい・・・

事務連絡:
  もつ田関係の皆さま・・・上記宣言の文言からすると、もつ田には行ける訳です・・・


2011年3月1日(火)  曇のち雨   今日から春です・・・ちょっと寒いけど・・・

 今日から3月です。寒い冬とはオサラバ・・・と思い込みたいところですが、東京はここ数日典型的な“三寒四温”で、今日は肌寒くてコートを着て外出しなければなりません。


 今月は、もちろん仕事も頑張りますが、個人的にはレクリエーションが満載で、まさに春を謳歌する予定です。

 *東京福岡県人会のボーリング大会 ⇒ 三年前に参加した時は3位、今回は優勝を狙います。
 *東京芸術大学の音楽会 ⇒ 中学の同窓生の山内さん(社会人学生)の歌声が楽しみです。
 *桜見物 ⇒ 昨年に続き、超有名な桜の名所で撮影し、この雑記帳で紹介する予定です。

 ボーリング(スポーツ)・音楽会(音楽)・写真(美術)ということで、非常にバランスのとれた精神的栄養を摂取することができそうです。



 えっ? 「信頼関係のメカニズム」と「産業の空洞化より恐い・・・人材の相撲化」はいつ掲載するのか、ですか?
 はぁ、たぶん今月中には数回に分けて掲載できると思います。催促メールを送ろうとしている貴方・・・もう少々お待ちくださいね。


                      
          春は様々な出会いの季節・・・重いコート脱いで、出掛けませんか(キャンディーズかよ)

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