解説・雑記

≪雑記帳≫

2011年5月30日(月) 雨のち晴  「論理的な話の組み立て力」と「問題発見・解決力」を合体

 この2〜3年、私が担当する研修業務のテーマは、7割近くが「ロジカルシンキング(論理的思考力)研修」の系統です。やはり社会的なニーズの高まりが反映されています。


ロジカルシンキングの種類

 ただ、ひと口に「ロジカルシンキング」と言っても、取りあつかう内容を大きく分けると下記の2種類になります。これは、コンサルティング&研修業界を広く見渡してみて、おおよその傾向といえます。

   @『論理的な話の組み立て』 ・・・ロジカルコミュニケーション、ロジカルプレゼンテーションなど
   A『問題発見・解決力の向上』・・・狭義のロジカルシンキング


MOUの今後の取り組み

【合体型ロジカルシンキング研修】

 MOUは、基本的に今後2種類の「ロジカルシンキング」を合体してプログラムを組もうと考えています。しかも、「1日本研修+半日フォロー研修」としてシンプルにします。理由は下記の通りです。

   *「論理の組み立て方」と「問題発見・解決の仕方」の関連性や連動性は、一度に学習
     した方が分かりやすく、頭に残りやすい

   *別々のテーマで別々の日に学習するより、ひとつのテーマとして一気に学習し、それを
     現場で実践し、3〜6ヶ月後にフォローして修正した方が本当の意味で身に付く


 今回は「研修堂」などの研修サイトには掲載せず、私が自発的に企画書・提案書を提出したお客様、およびホームページをご覧いただき、ご興味を持っていただいたお客様に限り、情報提供させていただきたいと思います。


【現場で使いやすいロジカルシンキングに】

 したがって、プログラム内容の詳細は記載しませんが、下図のようにロジカルシンキングではお馴染みの「ツリー構図(ロジック・ツリー)」を使って、問題発見・解決に関係のある様々な情報を振り分けて整理することがベースになっています。

 これまでの、原因の掘り下げや優先順位づけに時間を要したロジカルシンキングと比較してシンプルであり、現場で使いやすくなっています。

 しかも、『論理的な話の組み立て』と一体化していますので、「その問題は、なぜ起こって、だからどうしなければならないのか」という「筋道やストーリー」を明確にしながら考える習慣が身に付きます。


      


【チェックリストにもなる】

 いま現在進行形で大問題になっている原発事故を上図に当てはめてみますと、

    *そもそも“あるべき状態”の認識が甘かったし、今も明確になったとは言い難い
    *今も“客観的原因”を考えるための情報や判断材料が少な過ぎる
    *特に“長期的改善策”に対するビジョンが今も示されていない

といったように、実態を“抜けや漏れ”がないように考え明らかにするツールにもなります。


【発展型プログラムとして】

 ついでながら、発展版として次のようなプログラム構成を導入していただくと、さらに実践的な効果のあがる研修になります。

   1日目:  発想力トレーニング研修(右脳型)
   2日目:  合体型ロジカルシンキング研修(左脳型)
   3ヶ月後  フォロー1日研修(右脳型+左脳型)

 もちろんお客様のご要望・ご意向が最優先ではありますが、来月以降のロジカルシンキング系の研修で、MOUが企画・プログラム作成したものについては、今回ご紹介した合体型や発展型に切り替えて提案しています。



 今日は、全体的に靴の上から足を掻くような書き方になっていますが、具体的なことや詳細については、個別にお問い合せをいただければ幸いです。

 今後とも、受講生が『覚えやすく、現場で使いやすく、成果が出やすい』研修を実施してまいりますので、よろしくお願いいたします。


                      
                  『もっとシンプルに、もっと分かりやすく』をモットーに頑張ります。

2011年5月27日(金)  曇   東京福岡県人会の理事に就任しました。

 昨日は、東京福岡県人会の「春の定時総会」が開催され、そこで私は理事に選任されました。日頃、県人会の活動にご協力いただいている皆様、このたび理事にご推挙いただいた皆様、ありがとうございました。


●皆様に喜んでいただくために:

 とは言っても、何がどう変わるものではないのですが・・・引き続き、県人会が主催する同好会の「つづら会(ウォーキングの会)」で、世話人の仕事をコツコツと担当するのみです。

 また、秋には東京福岡県人会の「60周年記念大会」が予定されており、国民的英雄である王貞治氏をお招きして大々的に開催する運びとなっています。
 私は、その記念大会の実行委員になっていますので、こちらも注力して参加された皆様に喜んでいただき、必ず成功させたいと思います。

 そう、「皆様に喜んでいただく」というのが、仕事においてもプライベートにおいても“キーワード”となっています。
 そのためには、仕事であれプライベートの企画であれ、まずは「自分が楽しみながら取り組む」、あるいは「楽しめるように工夫して取り組む」ということをモットーにして頑張ってまいります。


●誰でも参加できる「つづら会(ウォーキングの会)」:

 福岡県以外の出身者も、「つづら会」に参加していただけます。家族や友人に福岡県出身者がいる、というつながりでも結構ですし、単に「福岡に興味がある」、例えば「とんこつラーメンやもつ鍋など、福岡発祥の食べ物が好き」「松田聖子や浜崎あゆみなど、福岡出身の有名人が好き」など、理由や所縁は何でもOKです。

 毎月第4土曜日に実施しています。参加費は1,000円程度ですので参加しやすいと思います。(入会費1,000円も必要ですが、試しに参加する分にはいただきません。) ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。


 ご参考: 「つづら会」に関係のある記載

       昨年3月24日 東京の中の故郷・・・県人会はたのしかよ
       昨年3月27日 表参道から半蔵門まで、桜を愛でながらのウォーキング


        
  ちなみに、秋の「60周年記念大会」は「椿山荘」で開催します。目白駅から無料送迎バスをご利用いただけます。

2011年5月24日(火)  曇   いろいろパスタ料理を工夫するのが楽しみです。

 大学生の頃、赤ワインソースのパスタ料理を作って、友人たちが美味しそうに食べてくれたのを嬉しく感じて以来、いろいろオリジナルを含めてメニューを考えています。
 先日テレビの料理番組で「麺類はすべてパスタ料理と定義される」なんて面倒くさいをことを言っていたので、ここで言うパスタは、いわゆるイタリア料理の店で出てくるスパゲッティの類のことだと思ってください。


●ソースの種類:

 大きく分けると、『トマト系』、『クリーム系』、『プレーン系』の3系統があり、これに素材別で『牛豚肉ベース』、『鶏肉ベース』、『海鮮ベース』を掛け合わせ、特にプレーン系には『ストレート仕立て』、『エスニック仕立て』、『カレー仕立て』、『中華仕立て』が系統・ベースごとに加わり、あとは『ノーマルタイプ』、『スープタイプ』、そして『温製』、『冷製』といったタイプを当てはめていくと・・・20種類以上のレパートリーになります。


●麺の種類:

 それに加えて、いわゆる麺の種類も大きく分けて『ロングパスタ』と『ショートパスタ』があります。『ロングパスタ』はソースの濃さや粘性によって太さを使い分けます。大雑把にいうと濃ければ太いもの、薄ければ細いものを使います。
 私がよく使うのは、ディ・チェコ社のフェデリーニ(太さ1.4mm)という細い麺です。標準ゆで時間6分のところ、4分で引き揚げ、アルデンテというより“パキパキ感”を味わうのが好きです。

 そして、『ショートパスタ』になると、『マカロニ』『ペンネ(ペン先型)』『ファルファッレ(蝶型)』『コンキリエ(貝型)』など、その種類は数限りなくあるので、いろいろ作っていくと飽きがきません。


●最近のお気に入り:

 最近気に入ったのは、「コンソメ仕立てのパスタ・チキンのハーブグリル添え」(写真左)と「海鮮トマトソースのパスタ・海老プリップリ添え」(写真右)です。どちらも簡単で、作り始めてから20〜30分もあれば十分です。

【コンソメ仕立てのパスタ・チキンのハーブグリル添え】
 とにかくコンソメスープで野菜類を適当に煮て、茹であがった麺にぶっかけます。別途、下味をつけておいたチキン(塩・コショウ・ミックスハーブを振りかけ、バルサミコ酢をなじませ寝かせたもの)を、表面をカリッとするよう強火で焼いた後に弱火で蒸し焼きし、最後に添えます。

 (すみません・・・料理用のサイトでは、野菜の切り方とか、調味料を小さじ何杯・・・といった親切なレシピ案内が流行っているようですが、私は料理に関しては“目分量・旨けりゃOKの結果論者”なので、適当にしか書けません。)


【海鮮トマトソースのパスタ・海老プリップリ添え】
 海鮮モノについては、材料をきちんと揃えるとコストもかかりますので、よくスーパーの冷凍コーナーで売っている“海鮮ミックス”で十分です。
 ただし、ミックスされた素材へ同時に熱を通すと食感が落ちるため、最初に海老・イカ・貝類を仕分ける作業が必要です。面倒くさくても、この一手間が“晩ご飯”を“ディナー”に変えます。

 ホールトマトをコンソメスープでぐつぐつ煮たものに、赤ワイン適量、カレー系のスパイス少々、スライスチーズ一枚分を入れて味を調え、これに海鮮素材を入れて弱火で煮るのですが・・・
   ・イカは、火を通す時間は1分以内
   ・貝類の場合、ホタテなら1分以内、アサリなら30秒以内
   ・海老は、煮ずにザルに敷き詰め、茹であがった麺をザルに移す際の熱湯でボイル
という手順が大切です。

 これで、イカがクニュックニュ、貝類がムニュッムニュ、海老がプリップリ!の黄金食感を醸しだし、これにパスタのパキパキ感が加わると、口の中で“海鮮フィルハーモニー”が演奏しているような幸福感に浸ることができます。


          
  どちらも仕上げにバルサミコ酢をサッとかけるとトレビア〜ンです。   事業仕分けは嫌ですが、海鮮は仕分けましょう。

2011年5月23日(月)  曇   小洒落たイタリアンの店で誕生会A

 昨夜の話ですが、昨年の 小洒落たイタリアンの店で誕生会 に引き続き、今年も誕生日の近い家内との合同誕生会をクチーナ・プルチーノで行いました。(ご参考: 5月16日 クチーナ・プルチーノで奇跡のランチを食べました

 この店の料理の数々が美味い! ということは度々書いてきましたが、今回も大満足のディナーをいただきました。

 意外とあっさり、でも旨味はたっぷりで食感も抜群の骨付きポークのカリカリソテー、独特のブルーチーズ系のツーンとした香りが、ほど良くリンゴの甘味と絡まってまろやかになり深みを増すゴルゴンゾーラチーズとリンゴのピッツァ」は以前にもご紹介しましたが、今回も絶好調です。

 「ふわふわイタリアンオムレツ」は、クリーミーともいえる食感が魅力の新感覚なオムレツで、これは前菜としてもOKですし、酒の肴としても抜群に合う逸品です。
 「メジナのオーブン焼き」は、白身魚の淡白な味わいを、ガーリック・オリーブ・香草を小刻みにして和えたソースが引き立て、上品ながらもスパイシーな感覚が全体の味わいをキリッとまとめています。

 とても美味しい割には、一皿が2,000円前後と比較的手頃であり、これは人気店として知られるのも分かります。
 ちなみに、この日は全席が予約で埋まっており、入り口で残念ながら引き返すお客さんが後を絶ちませんでした。もし行かれる際は、早めに予約を入れてくださいね。


      
   今日は少し控えめの赤ワイン      ふわふわイタリアンオムレツ      メジナのオーブン焼き

      
   骨付きポークのカリカリソテー    ゴルゴンゾーラチーズとリンゴのピッツァ   レモンタルト

2011年5月22日(日)  晴のち雨   上野公園(上野動物園)の続報です。

●上野動物園の正門前にて:

 今朝は、昨日より約1時間遅い9:00(開園の30分前)に上野動物園の正門前に到着しました。ガラーンとしていた昨日とは異なり、正門前に人が集まり始めています。
 とは言っても、ザッと数えて120名程度(写真左)・・・先月の公開時の頃は見物客で埋まっていたあたり(写真右)は、やはりガラーンとしていました。

 そういう訳で、土曜・日曜の朝8:30頃に正門前に到着すれば、ほぼ先頭に並ぶことができ、パンダを人垣の後ろからではなく、目の前で見ることができるでしょう。
 そろそろ私も重い腰を上げて、パンダを見に行き、写真もバンバン撮って、ここで詳しく報告したいと思います。


●上野公園にて:

 広大な上野公園を走って横切っていると、何やら元気の良い若者たち(男子学生?)が女性のインストラクターの指導を受けながら、AKB48の「ヘビーローテーション」を踊りながら歌っていました。

 その場所は、神君家康公を祀る上野東照宮の入り口の脇であり、徳川幕府を倒すために東征する官軍の大将軍として参戦した小松宮彰仁親王の銅像前なんですね。

 だからどうと言うことはないのですが、歴史の重みを感じさせる場所でのAKB48・・・そのギャップが面白いなぁと思い、思わず写真を撮ってしまった次第です。


    
  日曜の朝9:00の上野動物園・正門前の風景今はけっこう空いています

        
  一心不乱にAKB48を歌い踊る若者達  今は改修工事中の上野東照宮           小松宮彰仁親王像

2011年5月21日(土)  晴   そろそろパンダの見頃かも知れません。

 昨夜出張先から東京へ戻り、今朝は早朝ジョギングをきっちりとこなしました。いつものように駒込〜田端〜日暮里を経由して上野公園までのコースですが、少し足を伸ばしてお茶の水まで走りました。

 上野動物園(上野公園内)の正門前に到着したのは7:50頃でしたが、意外にも誰もいませんでした。パンダの公開が始まった先月は、この時間帯にはすでに長い列が出来ていたはずですが、先週の土曜は同じ時間帯で30人程度で、ついに今週は0人になりました。

 先月末には「東京ディズニーランドに行くなら、今のうちですよ」と書きましたが、今日は「そろそろパンダの見頃かも知れませんよ」と宣言したいと思います。


       
   上野動物園
   (左)大勢の見物客の列を仕切るパイプ (中)ガラーンとした正門前 (右)名物パンダ焼きの看板


           
   神田神社(神田明神)
   (左)美しく壮麗な正門 (中)境内から見えるスカイツリー (右)名物、おみくじを引く獅子舞


         
     お茶の水周辺
     (左)(中)聖橋から臨む神田川、TBS「JIN〜仁〜」のオープニング風景 (右)エキゾチックなニコライ堂

2011年5月20日(金)  晴   富士山を眺めながらの誕生日でした

 今週は、ある団体の管理職対象「ロジカルシンキング+メンタルヘルス研修」の講師を担当するため、逗子・葉山の高台にある研修センターに泊まり込んでいます。

 はい、誕生日を含めここで過ごしています。連日研修業務のため、逗子とか葉山とか言ったところでお洒落な店で食事・・・なんてことは出来ません。
 しかし、この研修センターからは下掲の写真のように、富士山と夕陽が相模湾に浮かぶように見え、こりゃもう絶景としか言いようがありません。

 私にとって、自然が与えてくれた最高の誕生日プレゼントではないでしょうか。うんうん、お仕事をいただいた上に、絶景のプレゼントとは「こいつぁ、初夏から縁起がええわい」といった感じです。

 あっ、もちろん・・・グリーティングカードやFacebookでお祝いのメッセージをお送りいただいた皆さまへも感謝しております。ありがとうございました!


                   
                高級住宅地〜高級リゾート・・・そういう土地になったのも分かりますなあ・・・

2011年5月19日(木)  晴   誕生日です! (プレゼントはソニーのビデオカメラ)

 今日は私の誕生日です。49歳になりました。昨年の誕生日にも書きましたが、コンサルティング業界とか県人会といった世界は、50歳代・60歳代になって一人前・・・みたいな感覚がありますので、私もまだまだ若手の範疇なんですが・・・さすがに“フィフティー”に大手をかけると、いろいろ考えるところがありますねぇ。

 ところで、今年の家内からの誕生日プレゼントは、ソニーの“世界初!プロジェクター機能付き”のビデオカメラです。
 くうぅ〜っ、“世界初”とか“高機能”なんてキャッチフレーズを聞くと、血湧き肉躍る・・・なんて、バブル世代の後遺症的感覚ですね・・・


 こりゃまた、○○○に刃物みたいな状態になってしまいまして・・・これは、いろいろ使いこなしていくと面白い展開になりそうです。

 【仕事】
  *プレゼン研修等で、受講生の発表風景をパソコンにつながず、即!壁に映して指導できる
  *このホームページの「あいさつ」「コンサルティング・研修アイテムの説明」などを動画で行う
  *主なセミナー・研修のダイジェスト版をホームページ内にて動画で行う

 【プライベート】
  *トランペットやギターの演奏風景をスタジオで収録し、動画としてアップする
  *国内外の旅行で撮影し、「トレビアン・マサ世界の旅」として料理やワインの解説を動画で行う

 ちょっと考えただけでも、いろいろ浮かんできてワクワクします。【仕事】の部分は、だいたい想像できますが、【プライベート】のコーナーでは、“誰か、このメロディーに歌詞を付けてね”なんてのも・・・やる気でいます。

 そういう訳で、夏休みの時期くらいまでに、このホームページ内に“ワンダーランド”をアップすることになりますので、ご感想・ご意見・アドバイスをいただければ幸いです。


           
   最初にアップするのは、「普通(?)の業務解説」「スタジオでの演奏」「中国の兵馬俑と万里の長城」の予定です

2011年5月16日(月)  晴   クチーナ・プルチーノで奇跡のランチを食べました。

 この雑記帳でたびたび登場するイタリアンの小洒落た店「クチーナ・プルチーノ」は相変わらず美味しいのですが、今日はランチの話です。

 けっこう厚くて大きめのステーキ・・・本格イタリアンのシェフの腕が冴える絶妙な焼き具合とイタリアンハーブの食欲をそそる風味・・・これにスープ・パン(またはライス)・コーヒーが付いて・・・

 1,000円ですばい! 味・ボリューム、いずれも満足度が高いにも関わらず、こげん安かとです。値段ば知らんで入ったら、2,500円ち言われても「ああ、そげんね」と思って払ってしまいますばい。

 他にも、チキンのガーリックソテー、白身魚のソテー、日替わりパスタ系などが、こちらはすべて900円で、味が良い割には驚くほど安く食べることができます。

 JR山手線・駒込駅の南口から歩いて3分もかかりませんので、ぜひ一度お立ち寄りください。ただ、ランチの場合、開店の11:45には全席埋まってしまいますので、お早めにお越しください。


※ご参考:
    昨年5月 小洒落たイタリアンの店で誕生会
    昨年6月 クチーナ・プルチーノは、やっぱり美味い!

※クチーナ・プルチーノをさらに詳しく紹介している弁護士さんのサイトもご参照ください。
           http://yoshimine.dreama.jp/blog/295.html


               
        旨味たっぷりのステーキランチ(1,000円)   これも旨すぎチキンガーリックソテー(900円)

2011年5月15日(日)  晴   小石川後楽園 〜 湯島 〜 上野を歩いてきました。

 私は、東京福岡県人会の「つづら会(ウォーキングの会)」で世話人会をしており、今月28日のウォーキング会は私の担当ということで、コースの選定をするとともに、昨日は世話人会のメンバー6名と共に下見歩きをしてきました。

 コースとしては、約7kmの行程で、
   小石川後楽園〜湯島聖堂〜湯島天神〜不忍池(しのばずのいけ)〜上野公園
という、いわゆる私のジョギングコースで、裏道を含めて知り尽くしています。

 メトロポリタン東京はコンクリートジャングルのイメージが強いのですが、地方の人が見たら意外に思われるほど実は緑が多く、初夏のウォーキングは実に気持ちが良いものです。

 自然の中で適度に体を動かしていると、また今週連続で実施する研修講師業務に向けてパワーが漲ってくるのを感じます。


       
   小石川後楽園: 水戸光圀(水戸黄門)が水戸藩江戸屋敷内に完成させた広大で見事な庭園

       
   湯島聖堂: 五代将軍徳川綱吉が創建、ここに昌平坂学問所を開設   写真は孔子が祀られる大正殿


     
   上野大昌園: “テグタンうどん”と“ビビンバ”のセットが1,000円、安くて美味

2011年5月14日(土)  晴   「研修堂」の月間講師アクセス・ランキング V4達成です!

 研修・セミナー講師の紹介サイト「研修堂」の4月度アクセスランキングにおいて、

   ★「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング 1月〜4月度 連続第1位 V4達成

という成果を挙げることができました。詳細については 「研修堂」の私のプロフィールページ をご参照ください。


 この企画もそろそろ潮時かなあ・・・と思って4月度は何もPR活動はしなかったのですが、多くの方々にご覧いただいて、本当に感謝するのみです。

 一昨日、47士に勝てる! コンペ必勝の成功パターンをつかむ(後編) において、クライアントの興味を引き、顧客感動を生み出す構成について書きましたが、「研修堂」のアクセスランキングにおいても、その手法が活きています。

 コンペとサイトのアクセスランキングは全く別物ですが、「人々の興味を引くにはどうしたら良いか」という課題においては共通しています。

 「コンペ必勝のパターン」がどのように活かされているか、ご興味がありましたら、ぜひ「研修堂」をご覧ください。(どのように活かしたかは、まあ・・・企業秘密の部分もありますので、ご自身の目で確かめていただければと思います。)


 今後とも、コンサルティングや研修業務を“机上の空論”に終わらせず、あくまでも「成果に直結する実践的なものを提供すること」をモットーに頑張ってまいります。



●「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング




                      
                皆さまのご支援のおかげでMOUは成り立っています。ありがとうございます。

2011年5月12日(木) 雨   47士に勝てる! コンペ必勝の成功パターンをつかむ(後編)

前編は3月5日、中編は3月9日に掲載しています。


 今回のシリーズでは、コンペで勝つための成功パターン「発想力」「構成力」のうち、「構成力」について記載しています。

  (1) 発想力
       @ 現状認識力  A 予測力
  (2) 構成力
       @ “顧客満足”を満たすための構成  A “顧客感動”を生み出すための構成


 中編で「“顧客満足”を満たすための構成」について書きましたが、このレベルをクリアして初めてコンペの「土俵に立つ」ことができます。つまり、ここで満足してはいけませんし、ここで満足してしまって敗退するケースが多いのです。

 数十社を相手に“勝つ”ためには、ここからが勝負であり、そのために必要なのは「“顧客感動”を生み出すための構成」であり、下記のポイントをクリアしていくことが重要です。

  (1) 【ネガティブ路線】 競争相手の失敗パターンを予測し、自社の強味を際立たせる

  (2) 【ポジティブ路線】 クライアントの「あるべき姿」を示し、自社がどのように貢献できるかを示す
        @「問題解決構図」を利用して、クライアントの課題整理をする
        Aクライアントが“自社の成長過程”を実感できるステップを作る
        Bクライアントの目を引く見せ方を考える


【ネガティブ路線】 競争相手の失敗パターンを予測し、自社の強味を際立たせる

 「どうして、ポジティブ思考を標榜しているアンタが、ネガティブを推奨するの?」という質問が来るであろうことを予想して、あらかじめお答えします。

 プレゼンテーション資料において、分量としては5%くらいで良いのです。少しだけ(でも強烈に)ネガティブなことを挿入しておけば、他の部分のポジティブな面が際立つのです。
 甘いケーキを作る際、ちょっとだけ塩を入れることで甘さが引き立ち、さらに美味しくなる現象と似ていますね。

 人間の思考(特に日本人の思考・感性)は、「○○すると成功するよ」と言われるより、「△△しないと失敗してしまうよ」と言われた方が、危機感を抱いてピンとくるようになっています。
 ただ、あまり危機感を煽りすぎるとプレゼンテーション全体が陰気になってしまうので、ネガティブな要素を“隠し味”として使うのが丁度良いのです。



【ポジティブ路線】 クライアントの「あるべき姿」を示し、自社がどのように貢献できるかを示す

 クライアントは新しい商品やサービスを導入することで、「あるべき姿」にレベルアップすることを想定してコンペを実施するはずです。
 そこで、仮に「自社を採用していただければ、御社の“あるべき姿”に達するお手伝いが出来ますよ」と「結果論」をプレゼンしても、それでは“顧客満足”を満たせても“顧客感動”には至りません。

 “顧客感動”を生み出すためには、「あるべき姿」への「過程・プロセス」をきちんと提示することが大切です。クライアントが「そうか、考えていた“あるべき姿”には、そういう方法で、そういう切り口で、そういう進め方で到達できるんだな」と、あらためて気付いていただければ、他の競争相手の中で一際輝くことができます。


 @「問題解決構図」を利用して、クライアントの課題整理をする

 これは余裕があれば・・・お勧めします。ロジカルシンキング(論理的思考力)の分野で使われる「問題解決構図」を使って、クライアントの「現状」「あるべき姿」「あるべき姿に達していないことの原因」「原因を取り除いて、解決するための方向性としての課題」、そして「自社が提示できる解決策」を順序立てて整理し、プレゼンテーション資料に記載できれば、これはクライアントから大いに注目されます。

 最近、面倒な「原因の追究」「課題の整理」を軽視して、表面的な発想力による「解決策・施策の思いつき」に走る風潮があります。
 これについては別途、反論記事を書こうと思っていますが・・・「原因」「課題」を軽視する風潮があるからこそ、そこをきちんと指摘することができれば、競争相手の中で目立つことができるのです。

 クライアントはお金を出す訳ですから当然「真剣」です。その真剣さに応えるためにも、クライアントが「あるべき姿」に向かって何が足りず、何をどうしたら良いのかを、一緒に考えるという姿勢が高評価を生みます。

  


 Aクライアントが“自社の成長過程”を実感できるステップを作る

 これは比較的簡単にできるので、ぜひお勧めします。クライアントが自社の商品・サービスを採用することによって、どのようにレベルアップしていくかを具体的にイメージしていただくのです。

 例えば、
   第一段階 導入時(1年目) ⇒ 第二段階 使用時(2年目) ⇒ 第三段階 定着時(3年目)
   初級(習い始め) ⇒ 中級(力量アップ) ⇒ 上級(教える立場へ)
など、時系列で順を追って記載すると良いでしょう。

 時系列で物事を並べることで「ストーリー性」を持たせることが出来ます。クライアントも、その「ストーリー性」に心をひかれる可能性が高まります。
 余裕があれば、クライアントの社員をA君・Bさんのように想定し、自社の商品・サービスを使用することで、どのように成長していくか、どのように業務が効率化するか等を「ストーリー仕立て」で記載すると、かなり強くクライアントの心をつかむことができます。


 Bクライアントの目を引く見せ方を考える

 プレゼンテーションの資料の作り方としては、
     キャッチコピーの作り方
     図や表の配置
     文字(フォント)の大きさや色づかい
など、いくつかポイントがあります。これは業界によって傾向や好みがありますので、一概には言いにくいのですが、極端に派手なものは避けた方が良いでしょう。
 具体的な部分については、個別にお問い合せいただければ対応させていただきます。



 前編・中編・後編と「コンペ必勝のパターン」を書いてきましたが、
    ★各ステップを着実にクリアすること ⇒ 一足飛びに闘いに勝つことはできない
    ★自分が何をプレゼンするかではなく、いかにクライアントに感動していただくかを考えること
この2点を踏まえていただければ、競争相手が何十社あろうと勝てるようになります。(まずは、ポジティブに、そのように信じてください。)


前編は3月5日、中編は3月9日に掲載しています。


                      
      クライアントと競争相手のことをよく見極めること・・・コンペ(闘い)ですから、孫子の兵法が当てはまります。

2011年5月9日(月)  晴   「門司港 焼きカレー」が、ご当地カレーの完全No.1に決定!

 福岡県出身で、東京福岡県人会の評議員を務めている私としては、やはり福岡に関連するものには興味がグイグイッとひかれます。

 福岡県北九州市の門司(もじ)という街は、いまレトロ・ブームに乗って多数の観光客が押し寄せていますが、ここで生まれた「門司港 焼きカレー」が非常に人気を博しています。


 このゴールデンウィーク、日本のカレー発祥の地である横須賀(いわゆる横須賀海軍カレーの誕生地)でカレーフェスティバルが開催されました。

 ここで「門司港 焼きカレー」は、最大60分待ちというディズニーランド級の行列ができるほどの人気ぶりで、ご当地カレーのナンバーワン(参加18団体)を決める人気投票において、
         7日(土) 第1位
         8日(日) 第1位
         総合    第1位
という見事な成績により、完全制覇で“ご当地カレーグランプリ”に選ばれました。


 今年の夏、また母校・明治学園の同窓会が北九州市小倉で開催されるので、そこに行くついでに門司港に寄って、「門司港 焼きカレー」を食べてみたいと思います。楽しみですばい。


           
   フェスティバルで出された焼きカレー   門司港焼きカレーの実物       門司港のシンボル門司港駅

2011年5月8日(日)  晴   ゴールデンウィークも終わり、夏に向けてダッシュですばい。

 ゴールデンウィークの最終日、東京は気温が25度を超えているようで、すっかり夏日となっています。こんな日に車で出掛けるのは、ピラニアの生息する川の上でバンジージャンプをするようなものなので、相変わらず地味な休日を過ごしています。


駒込といえば・・・

 東京を代表する日本庭園「六義園」があります。広大な敷地に四季の花々が咲き乱れ、23区の真ん中とは思えないほど静かです。
 今は都営公園ですが、元々は徳川5代将軍綱吉(生類憐みの令でお馴染み)の側用人として権勢をふるった柳沢吉保の別邸として造られたのが始まりです。

 桜の季節は、駒込がソメイヨシノの発祥地ということもあって、巨大な枝垂桜(しだれざくら)を中心に桜が咲き乱れて美しいそうです・・・連日見物客が押し寄せ、あまりにも長い列ができるので、地元なのに私は六義園の桜を塀越しにしか見ていません。


雑記帳のネタも溜まり放題・・・

 3月11日に発生した大震災以来、いろいろとバタバタしてしまって・・・雑記帳に定期的に書いてきたコンサルティング・ネタが溜まったまんまストップしています。
 明日から業務が通常に戻り、私のオフィスもまた(良い意味で)多忙な毎日を送ることになりますので、頭のモードをコンサルティング・研修に切り替えて、下記のネタを再開したいと思います。

★47士に勝つ! コンペ必勝の成功パターンをつかむ(後編)
  ⇒ 一番重要な部分である「ライバルに差をつけるためのポイント」を早々に掲載します。

★「信頼関係のメカニズム」
★「産業の空洞化より恐い・・・人材の相撲化」
  ⇒ この2つも早くから予定していますが・・・とにかく書きます。
    ただ、今回の震災を見るかぎり、人材の相撲化より深刻な問題は別途ありそうですが。


                  
        優雅に長閑に過ごすのに最適な「六義園」       駒込のケーキ店「アルプス」のスワン・シュークリーム
       美しくも広大な敷地に時間がゆったり流れます。    故小渕首相が公用車を停めて買い求めた伝説の逸品

2011年5月7日(土)  雨のち曇   安全神話の実態を明確にする必要がありますね。

 このたびの大震災で、原子力発電所に関する安全神話が足もとから崩れましたが、その最中(災中)に今度は“食”に関する安全神話の崩壊です・・・

 まあ、数年前から「食品擬装問題」で、産地や原料をごまかして表示したり、安全とは思えないレベルの食品を出荷したりと、“食”に関わる企業・人材のモラル低下が注目されてはいました。

 しかし、今回のユッケ(生肉)食中毒事件では、今日現在で死者が4名、重体23名と被害が甚大であり、犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。


まさか・・・と思ってしまうようなリスク

 “肉”で本当に美味しいのは、臓物と生肉なんですよね・・・古代から危険を承知で“フグ”を食べてきたように、ある程度のリスクを背負って人類は生肉を食べてきたのです。
 あまり他人のことは言えませんが・・・美味を追求する人間の欲の深さって凄いなあと素直に思ってしまいます。

 ただ、リスクを背負うと言っても、普通のお客さんは「いつも食べているユッケの肉は、生食用だよね」と、信じていましたよね。
 まさか、厚生労働省の発表による「生食用の肉が流通したことはない」なんて事実・・・「すべては各企業・各店舗の自主判断で生肉をお客さんに出している」なんて事実・・・夢にも思いませんでしたよね。

 「それは、あんたが勝手に思い込んでいただけだ」とか「肉の業界では常識だったよ、昔から」なんて言われても、普通のお客さんは情報を仕入れようがありませんからね。


 ・・・ただ、事実を知ってしまうと、すべては店の“モラル”、“判断力”、“管理力”、“技術力”にかかっている訳で、これをお客さんが判断して自己責任において「食す」というのは大変なことです。

 監督官庁が、そこら辺を把握・管理しなくていいんですかね。何でもかんでも法律で縛るのは良くないと思いますが、特に“モラル”の部分がここまで低下してきたからには、何らかの方策は必要でしょう。



身の回りのリスクを知りたい

 “リスク”と言うと範囲が広すぎますので、“食(口に入るもの)”に関するリスクに絞りますが、ちょっと考えただけでも、
   *そもそも、薬って大丈夫なの?
   *ミネラルウォーターって、天然水でしょ? 品質管理は大丈夫なの?
   *牡蠣や魚の切身のパックに表示された“生食用”“刺身用”“加熱用”の基準は何なの?
   *口腔内洗浄液は、飲み込んでも大丈夫なの?
等々、いろいろ思いつきます。

 今後、次のようにステップを分けて、いろいろ考えていく必要があるでしょう。たぶん「○○は食べちゃいけない」みたいな特集雑誌を発刊している「宝島社」あたりから何らかの情報本が出るでしょうが、自分たちでも意識を持って生活していきたいものです。


   (1)国の基準がある場合:
       具体的にどのような内容か?

   (2)業界の基準がある場合:
       具体的にどのような内容で、どのように運用されているか(本当に守られているか)?

   (3)各企業や店舗の自主基準・自主判断の場合:
       正味の実態はどのようなものか リスク発生の可能性、およびリスク発生時の対応は?


 上記(1)(2)の場合は、何か事件・事故が発生した場合は責任の追及の仕様がありますが、(3)の場合(今回の食中毒事件がこれに当たります)は、企業・店舗が倒産・破算でもしようものなら難しく、犠牲者は泣き寝入りするしかない、といった危険性すらあります。

 大震災に関する記載でもたびたび書きましたが、やはり今後は「自分の身は自分で守る」という時代なんだと、割り切って生きていくしかありません。


                      
         生肉のリスクに端を発しましたが、一般人が知らないリスクはまだまだ多く存在しそうです。

2011年5月5日(木)  晴   駒込は“つつじ”の名所でもあります。

 今年のゴールデンウィークは、“近場・手軽”が合言葉になっているようで、我が家もディズニーランドに行った以外は、新宿へ買い物に行ったり、駒込駅前のカラオケボックスで歌いまくったりと、地味に過ごしています。

 そういえば、駒込が桜の「ソメイヨシノ」の発祥地であることは何度も書いてきましたが、ゴールデンウィークの時期は「つつじ」が美しく、JR山手線・駒込駅の周囲は「つつじ」で包まれることでも有名です。

 近場にちょっとした名所があると便利ですね。下掲の写真は、カラオケに行く前に駅前で撮影したものです。薄紫色を中心に、所々に赤色が咲き乱れ、本当に美しく見ているだけで癒されるようです。


 えっ? 上野動物園まで歩いて行けるんじゃないか・・・ですか? はあ、たしかに私のジョギング・コースなので、気軽にパンダを見に行きたいとは思うのですが・・・一日に数万人が殺到している光景がニュースで流れていたので、いっぺんに行く気が無くなりました。


      
    「つつじ」越しに停車中の山手線の車両が見えます。 桜より長い期間、目を楽しませてくれます。

2011年5月3日(火)  晴   昨日見た、将来に向けた「正の資産」と「負の遺産」

 世の中はゴールデンウィークの真っ最中で、大震災の影響で自粛ムードでありながらも・・・高速道路は50kmとか70kmの渋滞で、結局行きつく先はそこなんですかね・・・自分もディズニー・ランドに車で行って遊びまくったので、あまり人のことは言えませんがね。

 昨日は、一応平日ということで、しっかり研修講師の業務をこなしてきました。同時に、耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。


やはり今年の新入社員は優秀:

 昨日、ある地方銀行の新入行員研修の一環で「ロジカル・報連相研修(論理的に分かりやすく報告・連絡・相談ができるようになるための研修)」を実施しました。

 先月、“ゆとり教育世代”の新入社員は、実は優秀です にも記載しましたが、今年実施した主な新入社員向けの研修、
   ・大手食品メーカーの「ロジカル・コミュニケーション研修」
   ・中堅土木関連業の「社会人としての基礎知識+ロジカルコミュニケーション研修」
   ・昨日の地方銀行での研修
いずれを例にとっても、非常に優秀だという印象を持ちました。


 どのように優秀かというと、

   ★一を聞いて十とは言わないまでも、三を知る
     ⇒情報整理の方法の基礎を教えると、グループ演習で「基礎+α」の成果を出す

   ★グループのメンバー同士で短所を含めて指摘し合い、切磋琢磨する
     ⇒大手企業での研修にありがちな“なあなあ指向”を許さず、自分達で高め合おうとする

といったように、世間一般で言われているような消極的な姿勢が見られず、むしろ驚くほど積極的なのです。


 これは、“ゆとり世代”の若者が、これまで何かに飢えて生きてきたこと、すなわち“認められたい”という思いに満ちていることを意味しています。
 甘やかす必要はありませんし、必要以上に丁寧に接する必要はありません。むしろ、厳しいくらいの仕事を与え、途中経過の段階で適正に評価をしてあげれば、ゴールに向けてエネルギーを凝集して頑張るのが特徴です。

 彼ら・彼女たちが組織内で本当に力を発揮できるようになるであろう10年後あたり・・・上司・先輩諸氏は戦々恐々とすることになるかも知れません。
 どうか、年長者の皆さん、その時までにマネージャー・管理職としての力量向上を目指して切磋琢磨してください。そうでないと、下から強烈に突き上げられることになるでしょう。

 そんな風に思える若い世代が出現したことは、我が国にとってプラスであり、将来の宝(正の資産)と言えるでしょう。私は仕事柄、若い世代の成長の手助けができるよう、これからも見守りつつ、新たなノウハウが提供できるよう自分自身も精進していくつもりです。



オサマ・ビンラディンの殺害

 若い世代のエネルギーを感じ、自分なりにプラスの価値を提供できたことに満足しながら帰宅の途に就いた時、耳を疑うようなニュースが飛び込んできました。

 ・・・思いっきり、あえて分別臭い事を書かせていただきます・・・

 たしかに、ビンラディンが主導するテロ組織の犯行として10年前に9・11事件が発生し、5,000人を超える犠牲者が出ました。主導者は、死をもってその罪を償わなければならないのかも知れません。

 しかし、今回のアメリカ軍による作戦は“リンチ”ではないですか? どんなに取り繕った説明をしたところで、最初から殺害を想定しての作戦としか思えません。

 また、これに対して日本のマスコミを含め、肯定的な論調が主流となっています。また、「(殺害の是非はともかく)問題はこれから!」「これで本当にテロの終焉になるのか?」等の論調も目立ちます。
 もちろん、これから本当にテロを失くすためにどうするかを考えることは大切ですが、今回のビンラディン殺害について、もっと色々な角度から考える必要があるのではないでしょうか。

 ・・・私は、非常に違和感を感じています・・・

 本来、法治国家であれば、
   ★ビンラディンを捕獲し、裁判にかけ、9・11事件や他のテロに関して深層を明らかにする
   ★その上で、論理的に理性のある判断を加えて、死刑が相当であれば死刑にする
という手順が必要なはずです。

 しかし、今回の作戦では“抵抗されたから射殺した”という結果論だけがピックアップされ、本筋の部分があまり語れていないように感じます。さらに、テレビの画面では、“仇討が出来た”と大喜びするアメリカ国民の姿が目立ちます。

 おそらく「10年前、あれだけ甚大な被害をもたらしたのだから、死んで当然だ。」「軍事作戦なのだから、死者が出ても仕方がない。撃たなければ、アメリカ兵の側に犠牲が出ただろう。」など、反論を受けることは承知の上です。

 ただ、私が違和感を感じているのは、本来であれば踏むべきステップ、すなわち
   @今回の作戦は、残念ながら射殺しなければ仕方がないという緊急事態であったがため、
    法治国家として踏むべきプロセスを踏むことができなかった⇒その点、失敗であった
   Aただし、首謀者が死んでしまった以上、次に考えるべきはテロを撲滅するための方策だ
という手順がほとんど無視され、Aだけが報道され喜ばれている風潮なのです。

 考え方が甘いと言われるでしょうし、現実を知らなさ過ぎると言われるでしょうし、杓子定規な考え方だと言われるでしょうが・・・法治国家として上記の手順が軽視されるようであれば、今後「殺人や重大な被害をもたらした犯人に対し、敵討ちをしても良い」という風潮を認めてしまうことになるでしょう。それで本当に良いのか、という疑問を払拭することはできません。

 なお、作戦名が「ジェロニモ」であり、かつて最後までアメリカに抵抗したインディアンのリーダーの名前が付いているところに「アメリカに逆らった奴は必ず叩き潰して殺す」というメッセージが公然となっており、ある種の気持ち悪さを感じます。

 今回の件は、
   ★アメリカ(西側諸国)とイスラム圏の「憎しみの負の連鎖」を増長する
   ★手に負えない奴は始末してしまえ、という風潮を増長する
という、将来に向けた「負の遺産」を作り出してしまったのではないかと思えて仕方がありません。


                      
           本当に、今年は色々な事が起こります。地震といい、原子力(発電所、核兵器・・・)といい、
           人類を脅かす諸々が、これ以上、牙を剥きませんように・・・。


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