解説・雑記

≪雑記帳≫

2012年5月31日(木)  晴   久しぶりの京都どすえ。

 5月の最終日は、京都において「ロジカル“報連相”研修」で締めくくります。60名を超える受講生の皆さん全員に、きちんとした報連相(相手に過不足なく、端的に伝わる報告・連絡・相談)ができるようになって、お帰りいただきます。

 それにしても、いつも京都に出張して思うことは“時間がタイト”ということです。研修の前日に必ずミーティングや会場の下見をして、翌日の研修の時間はみっちりと丸一日・・・時間に対する概念が東京よりもシビアだという印象が強いのです。

 これは、とても興味深いところですね。京都といえば“はんなり”という言葉に表されるように“おっとり”、“ゆったり”というイメージが伴いますが・・・そこは千年以上にわたって「都」として君臨した土地柄であり、日本を代表する大企業も次々と生まれる地域です。

 おそらく、表面上は“おっとり”と見せながらも、実際は他地域(特に田舎)の人間をきっちりと管理してきたのではないでしょうか。管理する上で一番キーポイントになるのは時間ですからね。


 ・・・おやおや、いけませんねえ・・・物事をわざと小難しく考えて表現してしまうのが、私の悪い癖です。(相棒の杉下右京風に読んでください。)



 もう、ぶっちゃけ、京都の“うどん”や“おいなりさん”は、関東の塩辛くて醤油っぽい味とは正反対で、薄味で滋味深く、とても美味しいのです。
 京都駅の八条東口から徒歩5分程度の小じんまりした店・・・京都らしい品の良いおばあちゃんが一人で切り盛りしている“うどん屋さん”で、ホッとひと息つきました。

 ホテルの朝食バイキングも、いつもと違って上品に盛りつけます。・・・って言うか、いつもがバン・ドン・ドカ〜ンと詰め過ぎなんですが・・・。


              
 今回は、このタワー周辺しか動いていません。  京都の食事は何を食べても美味しいですね。バイキングも品よく。

2012年5月29日(火)  晴のち雨   節電の夏、扇風機の夏!

 「金鳥の夏、日本の夏」に掛けてみたつもりですが、そのテレビCMを見たことのない世代の方々も多いですよね・・・。

 わが家も初めて扇風機を買いました。昨年は、ビックカメラに行った時には品切れでスッカラカン状態でしたが、今年はけっこう余裕がありました。
 これだけ「節電」が叫ばれる時代、私も国民の一人として、またISO14001(環境マネジメントシステム)のコンサルティングを手掛けてきたコンサルタントの一人として、やっぱり個人でできる範囲のことは極力やりたいものです。


格段の性能アップ

 昔、福岡の実家にあった扇風機とは別物と言ってよいくらいに進化しています。写真では分かりにくいかも知れませんが、まずはコンパクトになっています。モーターも羽も小型化されて、一見全体が小さくなっています。

 しかし、風量は圧倒的に豊富で、部屋全体に風が行き届きます。しかも、風量が多い割には、肌に当たったときの感触が柔らかく、これはなかなかの優れものです。


エアコンは必要なし

 よほどの猛暑日でない限り、エアコンは必要ないと思います。今までは、エアコンで必要以上に室内をガンガンに冷やして、環境破壊の片棒を担いでいた訳です。
 「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉が浮かんできますね。エアコンも公共の場など必要な箇所はあるでしょうが、ここまで(個々の家庭に至るまで)普及する必要があったのか、今では疑問に思います。

 もちろん、今の猛暑は30年前と比べると熱中症を引き起こす可能性が高く、エアコンもイザという時の備えとしては良いでしょう・・・エアコンが売れることで経済活動も活発化しますから。
 しかし、あくまでも“備え”として捉えて、普段は扇風機で節電しながら涼をとることが必要な時代になってきたのだと実感しています。


                     
        なんだか操作ボタンがいっぱいあって、たかが扇風機なのに使いこなすのに苦労します。

2012年5月28日(月) 晴  マーケティングは「基本的な思考の枠組み」・・・再確認しました。

 マーケティングとは、「ビジネス」で用いることはもちろんのことですが、それ以外にも、例えば「政治の動きを考える」といった場面でも、「自分の健康を考える」といった際にも利用できる、便利な「基本的な思考の枠組み」であることは、このホームページにも記載している通りです。

    ご参考: http://homepage3.nifty.com/urabe0607/column1.htm

 一昨夜、TV番組を通じて「本当にそうだなあ」と、あらためて感じることができましたので、ここに記載しておきたいと思います。


CM制作対決

 アジアンエースというTBS系の深夜番組(日本代表チームがアジア各国の様々な分野のエリート達と、熱のこもったエンタメバトルを繰り広げるもの)を楽しみに観ています。昨夜の「CM制作バトル」は、マネジメントという観点からも興味深いものでした。

    ご参考: http://asian-ace.com

 テーマは「auの通信機能を備えた万歩計」で、遠方で暮らす高齢の家族の様子をリアルタイムで知ることができるもの・・・そのCMでは、家族の絆とか想いをいかに表現できるかがポイントでした

 今回は、今や映像大国としてハリウッドでも影響力を高めているインドのチームを迎えての対決(前編・後編)で、ハイレベルなバトルを期待したのですが・・・。


ビジネスマン vs クリエーター・・・?

 私が気になったのは、日本チームが前編の段階で一度作った作品をチャラにして作り直そうとした際の発言です。
 「予算とか納期を
気にして動くのは「ビジネスマン」、しかし自分たち...は「クリエーター」だから、納得のいくものを作る!」

 なんとも勇ましい意気込みですが、私はその発言から日本が負けると予想し・・・案の定、後編では日本が0−3(審査員3名)で残念ながら完敗してしまいました。


自己満足では成果は望めない

 インドの作品は、徹底して視聴者(観客)を意識し「いかに観られるか」を追求したものであるのに対し、日本の作品は、「映像作品としてのレベルは高いものの、訴求力に欠ける・・・もっとシビアに言うと、自己満足」というものでした

 審査員の一人である鴻上尚史さんが「日本の視聴者だけを相手にするのであれば日本チームの作品は良かったが、この番組は想定としてアジアを対象にするので、その点ではインドの作品の方が共感を呼ぶだろう」という旨のコメントをしていましたが、本当にその通りです。


マーケティングの観点では

【ビジネス・シーンでよく見られるミス】

 まず、CMという商業ベースのものを制作するからには、マーケティングの発想は不可欠であり、なかでも「ターゲット層(視聴者・お客様)」の嗜好や傾向をいかに捉えるかは重要で、きちんと視聴者を意識したインドと、視聴者を取り違えるという初歩的なミスを犯した日本の違いが明確でした。

 次に、自分たちの納得いくものを作る、というのは聞こえは良いのですが、それはアマチュアでも吐けるセリフであり、プロのクリエーターであれば「いかにビジネス面でも成果が挙がるよう制作するか」を考え、その枠の中で最大限に自分の個性を発揮できるよう努力するでしょう。


【お客様を考えずして、成功無し】

 マーケティングの観点ということであれば、本来は「ターゲット層」をきちんと想定した上で、4P(商品・価格・販路・販促)をどう考えるかというステップがメインとなるのですが、今回の番組では、日本チームは「そもそも自分たちの作りたいものを作っただけで、ターゲット層(視聴者・観客)をきちんと分析していなかった」というお話でした。

 例えば、音楽の世界では、自分の作りたいものを作って、それが次々に国民を感動させる桑田佳祐さんのレベル、あるいはファン層が広がる仕組みが出来上がっており、そこに次々と新たな若手グループを送り込むジャニーズ事務所のレベル・・・こうしたレベルは目標像ではあるものの、これを一般の企業やクリエーターが最初から真似しようとしても無理があります。

 自分が何を作りたいのか、もちろんそれも大切ですが、プロとして成果を挙げるためには「お客様が何を望んでいるか」「お客様に何を提供すれば喜んでいただけるか」をまず考えることが重要です。
 当たり前といってしまえば当たり前のことですが、つい忘れてしまいがちなことでもあり、現にTV番組の中で、それなりに実績を挙げてきたはずのプロのクリエーターが失敗しているのを見て、あらためて基本の大切さを感じた次第です。


人の振り見て、我が振り直そう

 これは自分の仕事にも当てはまることです。同じテーマのセミナー・研修であっても、業界が違えば、企業規模が違えば、受講生の職種が違えば、職層・年齢層が違えば・・・話や資料の内容は変えていかなければならず、それがマーケティングいうところの「ターゲット層に合った、4P(特に商品・製品)の提供」なのです。

 今回の番組は、そういった意味からも勉強になりましたし、今後マーケティング・セミナーで著作権に引っかからない程度にネタとして使えるな、と思いました。


追伸:
 桑田佳祐さんが天才のレベル、ジャニーズ事務所が成功モデルを有したレベルとして事例に出しましたが、実際は、そのレベルに至るまで、彼らがいかにお客様を大切に考え努力してきたかは、もちろん十分に承知しているつもりです。


                      
         マーケティングは、実例に沿って、いろいろな方向から考えれば考えるほど面白いです。

2012年5月27日(日)  晴   なんだかハードな一週間でした・・・。

 この雑記帳を書き始めてから、4日間も書かない日が続くなんてことは無かったのですが・・・先週はいろいろあって・・・わざわざ訪れていただいた皆さま、「どーも、すいませんでした!」

 そう、そもそも先週の19日(土)は私の50歳の誕生日ということで、今週はバースデー・ウィークの延長線上であり、月曜の「金環日食」や火曜の「スカイツリー開業」あたりまでは、お祭りムードで良かったのですが・・・。

 極めつけは、木曜の出張からの帰りにカバンを千代田線の車内に忘れ・・・茫然自失・目の前真っ暗・全身硬直、という事態に陥ったことです。
 幸いなことに、終点の代々木上原駅で確保されていたので助かりましたが、これでドッと疲れが出てしまいました。

 金曜は東京福岡県人会のKさんが主催する交流会(企業の人事関連の方々の集まり)に参加し、今後ご一緒にセミナーなどを企画させていただきたい方と出会うなど、有意義な日となりました。

 さて、今日はゆっくりと疲れを取って・・・今週も研修が連日行われますので、まずは良い仕事ができて、受講生の皆さまの力量が確実にアップしてお帰りいただけるよう頑張ってまいります。


                      
             カバンが見つかった件・・・代々木上原駅の皆さま、本当にありがとうございました!

2012年5月22日(火)  雨   いよいよ、東京スカイツリーが開業しました。

 本日、東京スカイツリーが開業し、電波塔としては世界一の高さ“634メートル”を誇る建造物が正式に完成しました。


●無関心だった6年前・・・:

 たしか6年前、東京福岡県人会の同好会「つづら会(歩こう会)」の月例ウォーキングで墨田区押上あたりを通りかかった時、解説当番のS氏が「2012年、まだ先の話ですが、この場所に世界一高い建造物が建ちます!」と一生懸命に説明したものの・・・私を含め、誰も具体的なイメージが湧かずに「ふーん、そうなんだぁ」という反応だったことを覚えています。

 その時の写真を探しましたが、見つかりません。けっこう写真愛好家が多い同好会なのに、誰も建設予定地を撮影していないし、撮影したとしても残していない・・・いかに無反応だったかが分かります。


●成長を見守る:

 しかし今日、その未来がやって来て、“世界一”が正式に実現しました。あの時は、こんなに断トツで高い電波塔が堂々とそびえるなんて思いもしなかったのに・・・あれから、4年ほど経過した時点では、東京都内のあちらこちらから建設中のスカイツリーが見えるようになりました。

 私のジョギングルートからも見えたので、この雑記帳にもたびたび掲載して、なんだかスカイツリーの成長を見守るような気持ちになっていました。


●歴史の1ページ:

 最近は、どんなに高い建造物も技術の進歩で“あっ”という間に建ってしまい、建設会社の皆さんからは叱られそうですが・・・周囲から見ると感動も何もあったものではありません。
 しかし、東京スカイツリーは建設から約4年間、最初は東京都民が、そして去年あたりからは全国の人々から注目され、完成・開業を指折り楽しみにして待つという、誕生そのものが国民的行事となりました。

 東京タワーがそうだったように・・・どちらかというと、高度経済成長やバブル経済など、躍進的なイメージの東京を見下ろしてきましたが・・・東京スカイツリーには、低成長ながらも着実に一歩一歩進んでいく東京を見下ろして欲しいものです。


         
          雨天での開業となりましたが、それも含めて歴史の1ページが開かれたと言えるでしょう。

                    
        2010年3月29日 東京タワーの           今日の朝日新聞の朝刊の「スカイツリー特集」
          333mを抜いて338mを達成!            4面分の紙面で、家内の伸長と同じ長さです。

        まだ展望台ができる前の話・・・             こんな新聞紙面、見たことない!
          いかにスカイツリーが高いかが分かります。


2012年5月21日(月)  曇  世紀の天体ショー「金環日食」・・・中途半端に撮ったどぉ〜!

 天体ショーといえば“夜中”の出来事ですから、なかなか瞬間に立ち会えるチャンスは少ないのですが、今回は午前7時35分ということで、たまたま研修業務が入っていなかったため、近所の公園で観察できました。

 その瞬間、おおーっ、肉眼でもはっきりと見えるほどに、月の部分が暗く周囲が太陽で光る『金環』が現れ、もう口では表現できないほどジ〜ンときました。

 次回は・・・えっ? 東京で見られるのは300年後? 長生きにも程がありますな・・・。


追記:
 それにしても、金環日食、皆既日食、しし座流星群・・・マスコミで報じられる天体ショーは数々ありますが、誰か各々の天体ショーの格付けをしてもらえませんかね。レベル1・レベル2みたいに。
 「今回の○○はレベル1だから、まあ見てみてください」とか「次回の△△はレベル4だから、時間と費用をかけて出掛けてでも見てください」といった情報があると、ありがたいですね。


                     
            太陽の下半分は金環が撮れていますので・・・まあ、こんなもんでしょう。

2012年5月20日(日)  晴   美味しい中華料理店で誕生会

 先週は家内の誕生日をイタリアンで祝いましたが、昨日は中華で私の誕生日を祝いました。お店は、今年の3月に 「ひな祭り」は中華料理でお祝い・・・ちょっと違和感、でも美味! で掲載した海外天 です。


●今回も大満足の味わい:

 ここは何を食べても期待を裏切りません。下掲の写真左から、まず「黒酢の酢豚」は、黒酢独特のコクがあって、ほど良い酸味に固すぎず柔らかすぎず丁度良い肉の食感がマッチして美味しいです。

 「エビチリソース」は大きめのエビが、もうプリップリ!で、もうそれだけでOKです。それから中華の王道「五目おこげ」は、アツアツの“あん”をかけた時のジョワワーッという音で楽しめ、グツグツしているところを目で楽しめ、とどめに舌で楽しめます。横浜中華街の「保昌」の五目おこげの次に美味しいかも知れません。

 極めつけは「小龍包」で、ひな祭りの時は遠方から足を運んでも後悔しない「焼餃子」を紹介しましたが、この「小龍包」はスープと具のバランスが驚くほど良く、昨年本場の西安で食べたものと変わらないほど美味しいものです。
 「杏仁豆腐」はサービスで付いてくるのですが、まったく手を抜くことを知らないらしく、甘味と食感いずれもかなり良い感じですね。


●おすすめ:

 全ておすすめですが、もし行かれることがあったら、「焼餃子」と「小龍包」を注文してみてください。飲茶の定番であり、これらを自慢にしている店も多いことから、海外天の実力が分かろうというものです。

 場所は、山手線・駒込駅(北口)を出て、本郷通りを南下して徒歩8分ほど、六義園の正門近く、周囲で一番高い建物(文京グリーンコート)の1階です。


   
 @黒酢の酢豚 Aエビチリソース B五目おこげ

  
 C小龍包 D杏仁豆腐

2012年5月19日(土)  晴   誕生日・・・天命を知る“50歳”になりました。

 「ついに」というか、「やっと」というか、50歳になりました。経営コンサルタントの業界は、30歳代はお子ちゃま、40歳代で若手と呼ばれますので、50歳になれて実は喜んでいます。

 これまで、提携先のコンサルティング会社・研修会社、そして顧客企業の皆さまから与えていただいた数々の経験・知識・ノウハウを基に、これからが本格的な勝負の時期だと心に誓い、これからも誠実に頑張ってまいります。

 まずは今後10年が、自分の人生の中で「気力・体力・知力」いずれもが最も充実し、最期の日に振り返ったときに「よくやった」と自分自身に言えるよう、重点項目を書き留めておきたいと思います。


(1)仕事面
   コンサルタント・講師の仕事を通して社会貢献をします。

   @ペップトークの普及: 日本ペップトーク普及協会と協力して、日本中を元気にします!

   A和製ロジカルシンキングの確立: 日本企業の人的国際競争力を強化します!

(2)プライベート面
   どんなに忙しくても、トランペット、ギター、木版画、ハーフマラソンは、着実に続けていきます。



 これからも、皆さまのご多幸をお祈りしつつ頑張ってまいります。よろしくお願いいたします!


追記
これまで、家内からの誕生日プレゼントは、ゴルフクラブ、ギター、ビデオカメラなど遊び道具が多かったのですが、今年は仕事で使えるショルダーバッグです。出張先にも手軽に持って行けるので重宝しそうです。


          
         皮革の風合いも良く、気に入りました。出張にも手軽に持って行けて重宝しそうです。

2012年5月16日(水)  晴   少しずつですが、HPを見やすく改訂中です・・・。

 いきなり最高気温28℃という真夏なみの暑さ・・・皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 私はとっても元気で、5年連続で研修業務をいただいている某大手企業の今年バージョンが明日から始まるため、それに備えて“心技体”を整えています。


 それはそうと、このホームページは「とにかく行けるところまで手作りして、情報提供の何たるか・・・IT技術の進歩の度合いを含めて体感しよう」という意図もあって始めた訳ですが、ここ数年の技術進歩には目を見張るだけで、私が追い付けているかどうかは・・?・・ですけどね。

 しかし、私も iPhone を使うようになるに至って、いろいろ見えてきたことがあります。氷山のほんの一角でしょうが・・・パソコンでホームページを見ると問題はないのですが、iPhone で見るとページの下部に置いたバーが文章の中にビヨ〜ンと、せり上がってくるのです。
 「見づらいよ」というご指摘をいただいたので、いろいろ手掛けるべき箇所はありますが、まずはここから修正しようと思います。

 すでに「ホーム」と「雑記帳の今年の分」については、構成が壊れることは無くなっていると思います。ただ、文字レベルではズレが目立ちますので、これは今後の課題です。


 次のステップに向けた企画書やセミナー資料の作成が目白押しの中で、ホームページの過去分を修正する時間は非常に限られていますが、せっかく訪れてくださった皆さまのことを考えると、やはり少しずつでも修正作業を続けていくべきでしょう。今後とも、よろしくお願いいたします。


                      
         たぶん、IT機器が発展していく上での過渡期なのでしょう・・・とにかく、喰らい付いていきます。

2012年5月13日(日)  晴   小洒落たイタリアンの店で誕生会B

 4月末から6月初旬にかけて、うちは両親の誕生日、家内の誕生日、私の誕生日、結婚記念日と、“祝い事”が連続する“強化月間”となっています。(要は、財布の中身を強化して臨もう・・・ということですが。)

 この雑記帳に何度も登場している、駒込が誇るイタリアンの名店「クチーナ・プルチーノ」では、毎年お祝いディナーをいただいています。タイトルにBと付いているのは、三年目を意味します。
 今日は家内の誕生日なので恒例の誕生会を行いました。この店の料理の数々が美味い! ということは度々書いてきましたが、今回も大満足のディナーをいただきました。


 魚料理も肉料理も、塩加減が絶妙で、上品な味付けが特徴です。オーナーシェフが、従業員の皆さんを引き連れてイタリアへグルメ旅に行かれることも多いらしいのですが、その成果が十二分に出ています。


   
 鯛のカルパッチョですたい         鯛のパスタですたい            イタリアンふわふわオムレツ

   
 子羊の香草焼き              ティラミス                   オレンジケーキ



  
 今年も家内にプレゼントを納品、じゃなかった贈りました。



※ご参考:

    2011年6月 アクアパッツァを“完全完食”して、ああ美味しかった
    2011年5月 小洒落たイタリアンの店で誕生会A
    2011年5月 クチーナ・プルチーノで奇跡のランチを食べました
    2010年6月 クチーナ・プルチーノは、やっぱり美味い!
    2010年5月 小洒落たイタリアンの店で誕生会

※クチーナ・プルチーノをさらに詳しく紹介している弁護士さんのサイトもご参照ください。
             http://yoshimine.dreama.jp/blog/295.html

2012年5月12日(土)  晴   青空が広がり、気持ちの良い週末となりました。

 今週は、首都圏全域+静岡に竜巻注意情報が発令され戦々恐々としましたが・・・週末は下掲写真のように青空が広がり、穏やかな春の休日となりました。ま、「終わり良ければ、全て良し」ということでしょう。

 これからも、こんな風に心安らかに過ごすことのできる日々が、永遠に続きますよう・・・お祈りするのみです。


               
           仕事柄、“嵐の前の静けさ”として、リスクマネジメントを考えてしまうのでした・・・。

2012年5月10日(木)  晴のち雷雨のち晴  1都8県に「竜巻注意情報」が発令されました。

 今週6日に茨城県つくば市で竜巻が発生し甚大な被害が出ましたが、今日は首都圏から東海地方にかけて「竜巻注意情報」が発令され、緊張が走りました。

 まず、12:40頃に栃木県で発令され、続いて13:15に群馬県・茨城県・山梨県、その5分後に埼玉県・千葉県、そして13:43には東京都にも・・・間もなく神奈川県・静岡県にも発令されました。
 竜巻注意情報の有効時間は原則1時間とのことで、上記全地域に発令された時間はごく短いものでしたが、下図のように日本全体を見ても、けっこう目立つ割合で竜巻が発生する可能性があったことに驚きます。

 地震に津波、そして今度は竜巻と、災害大国日本に住んでいる以上は避けられないものですが、だからこそ、この雑記帳にたびたび書いてきたように個人レベルでもリスクマネジメントを真剣に考えていく必要があります。


                
     地震・津波の被害を受けやすい地域は、竜巻も発生しやすいようです。普段からの備えが大切です。



【ご参考】

  2011年 7月14日  リスク評価の追加説明です。
  2011年 7月12日  リスク評価・・・政治から個人レベルに至るまで必要な時代

  2011年 3月23日  組織と身を守るリスクマネジメントの見直し・再構築
  2011年 3月15日  リスクマネジメント・セミナーをリリースします
  2010年 9月30日  リスクマネジメントの基礎の基礎について

2012年5月9日(水)  曇   「まず、聞かれたことに答えなさい!」と指導しましょう。

 一昨年あたりから、“ゆとり教育世代”への風当たりが強い中で、私は一貫して彼らの“じっくりと考える姿勢”を高く評価し、“実は認められたがっているという特性”を上手く利用した教育について提唱してきました。

 その後、研修・セミナーの主催者や企業の教育担当者から「習ったことを現場で実践して、お客様から褒められている」とか「研修を境に、明らかに新入社員が作成する文書のレベルが向上した」といった類の嬉しいお話をたびたび頂戴し、やってきたことに間違いがなかったことを確信しています。


聞かれたことに対し、真っ直ぐに答えない傾向

 ただし、私は“ゆとり教育世代”の若い社員たちを手放しに褒めて甘やかしている訳ではありません。組織の中で、あるいはお客様との関係の中で、不適切な言動や行動を取った場合には厳しく指摘し、なぜダメなのか、今後どうしたら良いのかを徹底して指導します。

 4月から5月にかけては新入社員研修のラッシュ期になりますが、私が複数の地域、複数の企業で研修講師を務めてきた中で、共通した問題点が浮かび上がっています。それは、「質問に対して、はぐらかすような答え方をする」という傾向です。

【事例】

   講 師 : 「Aの文章とBの文章を読んで、違いはどこにあると思いますか?」
   受講生: 「違いという訳ではありませんが・・・、○○○です。」
   受講生: 「違いではないかも知れませんが・・・、△△△です。」

 このような受け答えがあった場合、それまで明るくジョークを織り交ぜながら楽しく講義を進めていた講師(私)の形相が一変し、敢えて声も荒げて「違いはどこにあるか、と聞いているのだから、まずは違いを答えなさい!」と叱咤します。

【今後への影響】

 このように、質問する側と答える側との間に“食い違い”が発生した場合、これを見過ごしていると、近い将来に実際の現場において、次のような困ったやり取りが発生するであろうことは火を見るより明らかです。

   上 司: 「現場の点検報告をしなさい。問題はありましたか?」
   部 下: 「問題という訳ではないのですが、点検する人数を増やす方がいいと思います。」

 社内での話としても問題ですが、お客様やお取引先との間でこのようなやり取りをしてしまったら、会社全体に対する信用にも関わりかねません。


なぜ、食い違った受け答えをするのか

 「だから、ゆとり教育世代の連中は扱いにくいんだ」とか「何を考えてるんだか、分かりゃしない」とお嘆きの上司・管理職の方々も多いと思います。
 しかし、嘆いていても問題の解決にはなりませんので、ここはひとつ、ロジカルシンキング(問題解決編)を思い出していただいて、原因と解決策を考えていくことにしましょう。

 もし、若い方々の“食い違った受け答え”が、彼らの“性質の悪さ”に由来するのであれば、これは少々厄介な問題でしょう。
 しかし、私は数多くの若い受講生(社員)と接してきて、また職場に帰ってからの状況をフォローして感じることは、原因は「学校の先生や親、先輩諸氏から、きちんと教えられる機会が少なかった」という点にあると考えています。

 その証拠に、私から怖い顔で「違いはどこにあるか、と聞いているのだから、まずは違いを答えなさい!」と言われた直後は困惑した表情になりますが、その後に、次のような話を聞かされると、目が輝いてきますし、必ずと言って良いほど、その後は好ましい受け答えに変わっていきます。

   ・聞かれたことにストレートに答えることが、社会人としての基本的なルールである
   ・食い違った答えをしていると、巡り巡って現場でのミスや事故につながってしまう
   ・ルール無視は、自分だけではなく、会社全体の評価減につながりかねない
   ・自分自身が成長し、認められ評価を高めていくためにも、この機会にきちんと学ぶ


 「教えられていない」という原因に対しては、「教えていく」という解決策(方向性)が適切ですので、上司・管理職の方々には、まずは先入観を取り除いて、教えていくことに徹していただきたいのです。

 「教えてこなかった」という責任は、まさに我々大人(40歳代後半〜60歳代前半くらい)にある訳ですから、ここはきっちりと“落とし前”を付けましょう。


腰を据えて指導しましょう

 研修の場と違って、実際の現場では「学ぶ姿勢」を意識していないことが多いため、上司からの指導に対して敏感に反応しないかも知れません。だからといって「最近の若いもんは、上司の言うことを聞かない」と投げやりにならないでください。

 上記のように、「なぜ、そのような受け答えがダメなのか」を明確に教えた上で、次の点をルール化して、繰り返し指導してください。

   @まず、相手から聞かれたこと(テーマ)について回答する
   A分からないのであれば、「分かりません」と答える
   B質問の意味が分からないのであれば、その旨を伝える
   C以上のステップを踏んだ上で、自分なりの考えを「自分としては、○○という考え
     を持っていますが、この点はいかがでしょうか?」と提示し、相手の見解を待つ


 誤解のないよう付け加えますが、私は「上司の言うことをよく聞く、型にハマった大人しい人間を育てましょう」と言っているのではありません。
 むしろ、ゲームやテレビなどによって、型にハマった思考展開に慣れ、自分で物事を考えたり深めようとしない傾向もあるため、「自分の力で考えよう」「自分なりの意見を持とう」という勧めも同時に行なっています。

 そこで、自分なりの考えの表現方法(手順)を教えられていない傾向が見受けられるため、きちんと教えましょう、と申し上げているのです。


 これまでに何度も書いてきましたように、“ゆとり教育世代の若者”は論理的思考に慣れた世代であり、上司・先輩がきちんと物事の筋道を教えてあげれば、期待以上の成果を生み出すだけのポテンシャルを持っています。
 ぜひ、今は頼りない石に見えたとしても、磨きに磨いて、御社の将来を担う盤石な礎として育て上げてください。



【ご参考】

  2012年 4月13日  やっぱり「ゆとり教育世代」の新入社員は優秀です

  2011年 6月19日  やっぱり、“ゆとり教育世代”の新入社員は優秀でした
  2011年 4月20日  “ゆとり教育世代”の育成ポイントをセミナーにまとめました
  2011年 4月19日  “ゆとり教育世代”の新入社員は、実は優秀です

  2010年 3月17日  最近の若いもんへの教育について(第4回)
  2010年 3月15日  最近の若いもんへの教育について(第3回)
  2010年 3月11日  最近の若いもんへの教育について(第2回)
  2010年 3月 4日  最近の若いもんへの教育について(第1回)


                      
      私達の世代も、新入社員の頃は“宇宙人”みたいに思われていました。それでも、やる時はやりますよ!

2012年5月5日(土)  晴   まずは映像戦略・前半戦の撮影が終了しました。

 昨日は9:00から19:00まで、銀座のスタジオでオンデマンド配信用の研修VTR3本分(2時間×3本)を、みっちりと撮影しました。

 これで、年初に考えていた第一弾の映像はひと通り撮影が終了しました。

      DVD販売用:
         @心の導火線に火をつける「ビジネス版: ペップトーク研修」

      オンデマンド配信用:
         Aマーケティングの理論と実践「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」
         Bビジネス発想力強化研修
         Cロジカルシンキング研修「問題解決編」」
         Dロジカルシンキング研修「論理的なコミュニケーション編」


 さて、これからは映像を利用した販促企画・・・特に、日本ペップトーク普及協会と連携しながら“ペップトークの普及”に努め、日本を元気にする!という大仕事が待っています。

 もちろん、ロジカルシンキングを二本立てにしたのも、将来的に「和製ロジカルシンキングの確立」のための布石です。


 同時に、映像戦略・後半戦に向けて、次なる映像テーマの設定と制作元へのPR(営業活動)を進めていきます。ゴールデンウィーク明けから、忙しくなりますよぉー!


             
        カメラの前でぶっ通しで喋ると・・・内容も大切ですが、それ以上に“体力勝負”です。

2012年5月3日(木)  雨  主力研修「ロジカル・ライティング研修」をリニューアルしました。

 私が昨年実施した様々なテーマの研修のなかで、全実施回数のうち実に半分近い回数を占めるのが「ロジカル・ライティング研修(分かりやすく、説得力のある文書作成研修)」です。
 お客様からのご要望が多いこの研修を、これまで実施して得ることのできたアイデアを盛り込み、このたびリニューアルしました。


●リニューアル・ポイント:

1)3部構成の明確化

 具体的には、「伝わりやすい内容」の項目において「オズボーン法による多面的な文章書き替えトレーニング」を挿入し、成果を目指して段階的に、着実にレベルアップできるようプログラム全体を3部構成としました。

 これまでも、わずか一日で「目に見えて文書作成力が向上する」とご好評をいただいてきましたが、今回のリニューアルで一層パワーアップしましたので、引き続き、よろしくお願いいたします。


2)マンツーマン・アドバイスの徹底

 ロジカル・コミュニケーション研修の一部で実施してきたマンツーマン・アドバイス(講師による直接アドバイスと、終了スタンプの押印)を、ロジカル・ライティング研修においても実施することとし、受講生の皆さんの意欲をさらに高めることにしました。


                      
                受講生の力量がみるみる向上するので、講師としても感動を覚えます。

2012年5月1日(火)  曇時々雨   今日から節目の5月が始まります。

 5月は毎年私にとって節目の月です。それは、19日が誕生日だからという単純な理由なのですが、今年の5月19日は特別な意味があります。

     ★50歳になります。(五十にして天命を知る・・・)

 考えてみると、5月に限らず今年は私の人生にとって節目となります。

     @東京に出てきて30年目です。
     Aコンサルティングの仕事に就いてから25年目です。
     B結婚してから15年目です。

@について:
 黄金の80年代前半を学生として自由に過ごし、就職直後にバブル経済を経験しました。東京が一番輝いていた時代をリアルタイムで体験できたからこそ、次の時代に希望を見ることができます。

Aについて:
 あの頃、電話帳に「コンサルティング」という項目はありませんでした。それが今では膨大な件数が掲載され・・・。MOUは真に価値のあるコンサルティングを目指し続けます。

     *和製ロジカルシンキングを確立することにより、日本が本当に国際競争力が
       持てる国になるよう貢献します。
     *ペップトークを普及させることにより、日本企業がプラス思考に満ちた元気な
       組織の集合体となるよう貢献します。

Bについて:
 MOUの設立(2003年)および再出発(2008年)の頃は、家内にはいろいろと迷惑を掛けましたし、それ以上に支えてもらいました。本当に感謝しています。



 さて、今年の5月はこのように私にとって意味のある月ですので、オンデマンド配信用のVTR撮影や、様々なテーマでの研修など重要な業務が続きます。
 まずは、ひとつひとつの業務に対して誠実に取り組み、ひとつひとつ着実に「成果」を積み上げてまいります。


                      
                      「心技体」の充実を心掛けながら、頑張ってまいります。


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