解説・雑記

≪雑記帳≫

2012年7月30日(月)  晴  ペップトーク研修DVD、うれしいコメントをいただきました。

 先週完成したDVD「ペップトーク研修(ビジネス版)」について、早速ご購入いただいた方が、Facebookに感想を掲載されました。

 ペップトークがどのようなもので、ビジネス・シーンで応用するとどのような効果があるのか、実に的確に端的に書いていらっしゃるので本当に感謝する次第です。

 今後とも、日本ペップトーク普及協会と連携しながら、日本を元気にする活動に邁進いたします!


         

  
 掲載していただいたDVDの写真     私の解説に加え、劇団員による実演を交えた内容

2012年7月26日(木)  晴   DVD 『ペップトーク研修:ビジネス版』が完成しました。

 やっと完成しました! 心の導火線に火をつける『ペップトーク研修(ビジネス版)』、画面に登場している私のスーツは冬物です・・・時間がかかりました。
 ただし、その分、内容については自分で言うのも何ですが、かなり完成度は高く、分かりやすいのではないかと思います。


●1対1の動機付けから、『組織としての仕組み作り』へ:

 詳細はホームの【トピックス】にも記載していますが、私が気に入っているのは「リバウンドさせない、心と頭に響くモチベーション」というサブタイトルです。なぜか・・・

 これまで企業研修で行なわれてきたモチベーション・アップやコーチングに関する研修は、上司と部下の1対1によるものが多く、仮に上司が異動で離れたら、また1からやり直しというパターンが多かったのです。
 しかし、ペップトークは行動指針やキーワードを“シナリオ化”することにより、部下育成が得意である優秀な管理職の個人ノウハウを、組織で共有化することができるのです。

 リバウンドさせない・・・つまり、せっかく動機付けされてヤル気の出た社員が、また元の状態に戻らないよう「組織の仕組み」として対応できることが、ペップトーク:ビジネス版の真骨頂なのです。


●マイナス思考をプラス思考へ:

 DVDの中で、『売上ダウンしている現場で、プラス思考で商品開発と営業展開を促すペップトーク』という事例が出てきます。
 上司が部下を叱咤激励するために、良かれと思って発した言葉が、ことごとく「好ましくない悪い事例」になってしまい、逆に部下のヤル気をダウンさせてしまうケースです。

 ここでは、
   ★ 「負ける」「失敗する」といったマイナスイメージの単語を多用する
   ★ このままでは危うい、という危機感だけを煽る
   ★ 動機付けができていない段階で、相手の“使命”のみを強調する
   ★ 出来なかった時のことを想定した“言い訳文句”が出てくる
といった問題のあるセリフを、具体的にポジティブな言葉や表現に転換するノウハウを解説します。


●劇団員の実演による、実践的なイメージ:

 私の話だけではイメージしていただきにくい部分もあると思いますので、劇団員の方々の実演を交えた構成にしました。

 @実践的な事例が満載

   企業・団体でよく見受けられる事例を基に、良い事例・好ましくない事例を解説します。

   ★ 希望と違う配属で、やる気をなくしている社員への発想転換を促すペップトーク
   ★ 後輩指導について、尻込みをしている社員へ成功イメージを湧かせるペップトーク
   ★ 売上ダウンしている現場で、プラス思考で商品開発と営業展開を促すペップトーク

 A劇団員によるペップトーク劇場

   理論だけではなく、現場を想定した劇により、実践的な部下育成トークを実感できます。

   ★ 月1回の大きな営業会議で・・・ / 週1回の部署単位のミーティングで・・・
   ★ 部下が外出する時の効果的な声掛けとは・・・
   ★ 居酒屋で飲みながら、部下を動機付けるときのポイントとは・・・


●ご購入について:

 企業・団体での教育研修用DVDですので、個人のお客様には少々お高い価格設定となっていますが、極力お求めやすいよう頑張りました。

 @法人のお客様

   発売元の株式会社ブレーンに直接お問い合わせください。(税込価格 9,450円)
     ⇒ こちらをクリックしてください。 セミナーDVD市場

 A個人のお客様

   マーケティングオフィス・ウラベに直接メールをお送りください。(特価 7,000円)
     ⇒ こちらをクリックしてください。 マーケティングオフィス・ウラベ(DVD係)


      
  まずは企業を元気にし、その輪を日本全体に広げていく・・・日本ペップトーク普及協会の理事としての使命です。

2012年7月22日(日)  晴   荒川30kmマラソン大会にエントリーしました。

 10月13日に開催される「荒川30kmマラソン大会」が、なんと今日からエントリー開始ということで、早速エントリーの手続きをしました。

 その翌週に同じく荒川の河川敷で開催される「タートルマラソン大会」は、三年前から参加しているものの、なんと先々週にエントリーを締め切ってしまい・・・私は膝から諤々と崩れ落ちたのでした。
 最近は、ランニング・ブームということで、大きなマラソン大会はエントリー開始が始まると即満杯になって、エントリー終了になる傾向があります。


 「荒川30kmマラソン大会」も人気大会なので、エントリーできたのは幸いでした。とりあえず、申告タイムは“3時間”としましたので、まずはクリアできるよう頑張ります。
 (Facebookを含め、雑記帳でも大勢の前で宣言しましたので、もう頑張るしかありませんな・・・!)


 これから夏期シーズン、アリさんのようにセッセと働いて(走り込んで)、10月13日は両手を高々と広げてゴールに飛び込みます!


   
 コースとなる荒川河川敷と、ゴール後にガッツポーズをとる予想図・・・30kmは初めてですが、必ず完走します!

2012年7月21日(土)  曇のち雨   ペップトークのDVD、いよいよリリースします。

 たいへんお待たせいたしました。今年は映像戦略に注力すると宣言して半年あまり、ようやく準備が整い、来週中には正式に実物が私のもとへ届く運びとなりました。

 心の導火線に火をつける
     ペップトーク研修(ビジネス版)
 〜リバウンドさせない、心と頭に響くモチベーション〜


 上司が部下の“やる気”を引き出し、元気に仕事に取り組ませることが目的であるペップトークですが、ビジネス版では、さらに組織として取り組み、組織を活性化させるためのノウハウについても具体的な例を挙げながら解説しています。

 特に、劇団員の皆さんが良い例・悪い例を演じますので、社内での有効なトークを鮮明にイメージしていただけます。
 「居酒屋トーク的ペップトーク」のコーナーでは、つい長々と説教してしまいがちな上司の話を、コンパクトかつ話が脱線しないようにするコツを披露します。


 正式にリリースする際に、価格や購入方法などをご案内いたしますので、もう少しだけお時間をください。よろしくお願いいたします。


    
 日本ペップトーク普及協会とも連携しながら、日本を元気にしていきます!

2012年7月18日(水)  曇  「研修堂」の月間講師アクセス・ランキング V18達成です!


 研修・セミナー講師の紹介サイト「研修堂」の6月度アクセスランキングにおいて、

    ★「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング
          2011年1月〜2012年6月(1年半)  連続第1位 V18達成


という成果を挙げることができました。詳細については 「研修堂」の私のプロフィールページ をご参照ください。


 「研修堂」のプロフィールページについては、私が日頃講義しているマーケティングや営業のノウハウが“実践的”であり、“成果につながる”ものであることを証明するために、いろいろと工夫を施したものです。

 しかし、プロの講師が570名以上登録し、各講師の研修プログラムやセミナー案内の掲載が連日のように書き替えられる活きたサイトの中で、1年半にわたり第1位になるということは、これは私の工夫や努力を通り越して、ひとえに日頃私を支えてくださるお客様・お取引先の皆さまのお蔭であると、心から感謝しています。


 今後とも、コンサルティングや研修業務を“机上の空論”に終わらせず、あくまでも「成果に直結する実践的なものを提供すること」をモットーに頑張ってまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。


●「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング

 

 


    
 念のため、もう一度クリックしてください。⇒ http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1237440396-246410.html 

2012年7月16日(月)  晴   休日の早朝ジョギングを再開しました。その2

 本駒込を出発して東方面に走っていくと、つつじ祭りで有名な根津神社や、全国的に知られる上野公園など、観光名所が目白押しで、走りながら移ろいゆく景色を眺めるだけでも楽しくて満足できます。


●根津神社:

 日本武尊(やまとたけるのみこと)が創祀し、江戸を開いた太田道灌が社殿を奉建したとされる由緒ある神社です。

   
 左: 国の重要指定文化財でもある楼門  中: 8の字を描くように出入りして身を清める茅の輪  右: 荘厳な社殿



●上野公園:

 都内最大級の公園であり、桜の時期は満員電車をひっくり返したような大変な賑わいですが、夏の上野公園はそこそこ空いていて、気持ちよく走ることができます。


    
 左: 西郷さんと愛犬のツン・・・タイトルは「スカイツリーに吠えろ!」
 中: 上野動物公園の正門前。開園30分前なのにガラガラ状態・・・パンダの赤ちゃん事件が尾を引いてますね
 右: 上野公園の中に、なぜかスターバックス・・・何となく浮いているような気がします。


     
 左: 日光東照宮だけが東照宮にあらず、上野東照宮こそが神君家康公を祀る元祖・東照宮なのです。
 中: 脚の太い灯籠は、上野東照宮独特のものです。質実剛健な武家政権に相応しい造りですね。
 右: 社殿は改装中なので、完成予想図の前で撮影。 完成したら、豪華な黄金の楼門が見ものです。


   
 左: 関東大震災のときに頭部が落ちた上野大仏。その頭部のみ保存され祀られています。
 中: 上野公園に隣接する不忍池。 今は蓮の花が見頃で、幻想的な風景が広がります。
 右: 不忍池から眺めるスカイツリーと弁天堂。スワン型ボートも並んでいますが、今日は猛暑なのでムリ!

2012年7月15日(日)  晴   休日の早朝ジョギングを再開しました。

 ここ最近、出張が続いたり、新しい研修・セミナー・テーマの開発に時間を取られ、なかなかジョギングをするヒマがなかったのですが・・・それは言い訳で、実際はサボっていただけなのですが・・・再び心を入れ替え、休日の早朝ジョギングを再開しました。

 身体を動かさなかった分、体重が増え動きも鈍くなっていましたが、やはり走り始めると気分爽快で、これは続けていくべきだと実感しています。


 ジョギング・コースには様々な観光名所があり、中には既に雑記帳でもご紹介した場所もあるとは思いますが、それはそれとして、ジョギングをしたという証拠(?)として掲載していきたいと思います。


●大黒天 経王寺:

 上野戦争(1868年、明治維新の終盤)において、敗走した彰義隊をかくまったとして、官軍が経王寺を総攻撃し、その時の銃弾が山門を貫通した跡が現存しています。
 銃の性能については、現代のものの方が命中精度は遥かに高いと思いますが、破壊力については百数十年前のもの(ゲベール銃)も、けっこう強力だったことが分かります。

  
 間近で見ると、本当に分厚い山門に貫通した穴が複数残っていて、心底驚きます。


●谷中ぎんざ商店街:

 東京の観光地の中で、人気ランキングにおいて常に上位に選ばれる谷根千(やねせん:谷中、根津、千駄木の総称)ですが、その中で中心的なスポットと言えるのが「谷中ぎんざ商店街」です。TVの旅番組やグルメ番組で、ひっきりなしに紹介されているので、ご存知の方も多いと思います。

 ここは、美味しいメンチカツとか、うどん、インド料理など、食べものの店が取り上げられることが多く、「まいう〜」でお馴染みのタレント達の来店記念写真が飾られていたりします。
 しかし、私が興味あるのは、観光客の多くが見落としている魅力・・・各店舗の軒下に飾られている木版画です。下町情緒がよく表現されていて、とても風情があって大好きですね。

   

   
 早朝だからこそジョギングで駆け抜けることもできますし、撮影もできます。(昼間は人混みで絶対ムリ!)

2012年7月14日(土)  晴   研修の成果が着実に出ているという報告・・・嬉しいですね。

 今年は特に、前年でご好評をいただいた研修の再受託が続いており、ありがたく思っています。一度受講された方が、部下や後輩に勧めていただいたり、研修担当者に続けて開催するよう進言されたりというケースが増えているようで、ホント頭を下げたまま上げることができません。


 昨日、ある地方自治体の職員を対象としたロジカル・ライティング研修(論理的な文書作成研修)に、昨年に続いて講師として招いていただきました。

 研修室で準備をしていると、なんとなく見覚えのある女性が近づいてきて、「昨年、先生に教えていただいたことを活かして係長昇進試験(論文中心)を受けたところ、合格して昇進できました!ありがとうございます!」と、満面の笑みで、係長の役職名が印刷された名刺を差し出しながら挨拶をしてくださいました。

 もちろん、論文の出来だけではなく、日頃の職務状況など総合的に判断されての昇進だとは思いますが、論文作成という大きなヤマ場を迎えるにあたって、ロジカル・ライティング研修の内容を活かすことができたのであれば、研修の成果が間違いなく出たということになるでしょう。

 本当にこの研修を続けてきて良かったと実感しましたし、これこそ講師冥利に尽きるというものでしょう。今後とも、受講生一人一人に目と気を配りながら、着実に成果の出る実践的な研修を実施してまいります。


    
 研修の成果が具体的に出ることは、受講生ご本人はもちろん、講師にとっても大きな喜びです!

2012年7月12日(木)  晴   愛車の走行距離が1万kmに達しました。

 私の愛車「ティアナ」の走行距離が昨日の夕方、1万kmに達しました・・・はぁ? 普通に走っていたら、1万kmぐらい走るだろう? まぁ、そうなんですけどね。

 じゃあ、1万kmに達した瞬間を撮影した人は、どの位いますか? ふっふっふっ、そんなにいないんとちゃいまっかぁ〜?

 行先は主に「箱根・伊豆」ということになるんですが、これからも軽井沢、群馬県の温泉(草津、四万など)、日光、房総・九十九里、奥多摩、そして近場の横浜や湾岸周辺・・・次の2万km、3万kmと、楽しいドライヴを続けていきます。
(と言いつつ、今日みたいに仕事で使うことも多いのですが・・・それはそれで楽しかったりします。)


  
 もっと乗っているような気もしますが・・・1回1回のドライヴが充実しているのでしょう。

2012年7月11日(水)  晴  へヴィーTVウォッチャーのドラマ評・・・こま切れで復活(後編)

前編は7月5日、中編は7月8日に掲載しています。


●前回までの追記:

 ゴーストママ捜査線  土曜 21:00より 日テレ系 初回視聴率 15.2%

 仲間由紀恵会心の復活劇と言えるでしょう。ドラマ視聴率低迷の時代にあって、15%超えは人気のバロメーターであり、久々に“国民女優”のキャラに合った役どころが回ってきた感じです。「トリック」や「ごくせん」のときのように、仲間節全開で頑張ってほしいものです。

 浪花少年探偵団    月曜 20:00より TBS系  視聴率 7.9% → 6.0%

 多部ちゃん・・・あまりにも痛々しい数字・・・なんで、こんなに視聴率が低いんでしょう。東野圭吾をもってして、この大惨事・・・。こりゃもう、途中打ち切りも局内で囁かれていることでしょう。
 うーん、多部ちゃんの元気いっぱいの演技(ちゃんと細やかな表情作りも上手くやっているんですけど)、たしかに少年探偵団の小学生たちの演技と重なると、画面全体が騒がしくウルサイねん!



●月曜: リッチマン,プアウーマン          21:00より フジ系  初回視聴率 13.9%

 仕事もプライベートも絶好調のイケメン俳優・小栗旬と、若手人気女優の一角にデンと座っている石原さとみの組み合せ・・・最近、好不調の波の激しい“月9”ですが、まずまずの出だしでしょう。
 前クールで、嵐の大野君によって平均視聴率16%と他のドラマを圧倒して“月9”復活の狼煙を上げたばかりなので、とりあえずは注目してみましょう。


●日曜: サマーレスキュー 〜天空の診療所〜 21:00より TBS系 初回視聴率 14.7%

 手堅く視聴率の稼げる“医療モノ”に、これまた確実に視聴率を稼ぐ向井理を合せているので、「南極大陸」でこけたTBSとしても、久々に上を狙えるのではないでしょうか。
 それにしても、ストーリーは「コード・ブルー 〜ドクターヘリ〜」をベースにいろいろな医療モノをミックスしたもので、なんだかなぁ・・・。

 でも、同じ時間枠で最大のライバルである「ビューティフルレイン」(フジ系)が、初回視聴率 12.9%が、翌週は9.5%と大幅にダウン! 減った分がそのまま「サマーレスキュー」に移ったと考えられます。
 豊川悦司&芦田愛菜ちゃんという最強の組み合わせでこの有り様・・・はっきり言って、記憶が無くなっていく主人公(父親)に愛菜ちゃんが泣きながらすがる・・・申し訳ありませんが、視聴者は飽き飽きしています。

 そういう訳で、どっちかというと「サマーレスキュー」かなぁ・・・こんなことしてると、ホント、視聴者はますますTVから離れていきますよ。


   
 ご飯を食べた後に、酒でも飲みながら気軽に観るには、ちょうど良いドラマ・・・この枠の好ましい姿!


前編は7月5日、中編は7月8日に掲載しています。

2012年7月8日(日)  曇  ヘヴィーTVウォッチャーのドラマ評・・・こま切れで復活(中編)

前編は7月5日、後編は7月11日に掲載しています。

 今クールのドラマが全部出そろった訳ではありませんが、私の中では既に見続けたいドラマが絞られ、ほぼ決定しています。

 (タイトルをクリックすると、各ドラマの公式ホームページにリンクします。)


●月曜: 浪花少年探偵団           20:00より TBS系  初回視聴率  7.9%

 私は、多部ちゃんが大好きです。
   ・ちっとも美人ではないし・・・
   ・可愛いけど、佐々木希ちゃん的な正統派ではなく、あくまでも愛嬌のある可愛さだし・・・
   ・ぜんぜんセクシーではないし(昨年、ハードボイルドなドラマ「ジウ」で女刑事役に挑戦し、
    犯人から服を脱がされ下着姿を晒すきわどいシーンでも、まったく色気なかったし・・・)
   ・若手人気女優の中では、足が太いし・・・スタイルも良いとは言えないし・・・

 でも、でもでも、彼女の演技力、特に表情の七変化は、将来人間国宝になっても良いくらいに上手い、上手すぎるのです。

 だから、多部ちゃん(小学校の先生役)が担任するクラスの生徒が・・・家族仲睦まじかったのに、父親がタチの悪い借金を背負ったところから崩壊しはじめ、ついには父親が母親の生命保険金目当てに首を絞めたところ、逆に母親がとっさに突き飛ばしたために後頭部を打って死亡、子供は母親をかばうために偽装工作に走り・・・といった、何ともやるせない、ドッロドロのストーリーを、東野圭吾が独特の世界観でまとめあげ、多部ちゃんが絶妙な演技力で、水戸黄門と同じ枠のホームドラマとして仕上げています。

 ああ、それなのに・・・なんで視聴率が7.9%なの? みんなぁ、もっと多部ちゃんを応援してあげようよ。モデルやアイドル上がりの素人女優が、しょーもない演技のくせに幅を利かせる昨今、多部ちゃんは貴重な正統派女優ですぞ!


●水曜: トッカン ―特別国税徴収官―  22:00より 日テレ系 初回視聴率 12.9%

 私は、真央ちゃんが大好きです。
   ・そもそも、この雑記帳で最多掲載の浅田真央ちゃんと名前が一緒だし・・・
   ・あの笑顔を見ただけで幸せな気分になれるし・・・
   ・感情を押し殺したり、逆に発散したりといった緩急自在な演技を自然体で出来るし・・・

 この役は、上戸彩、相武紗季、あるいは堀北真希、綾瀬はるか、あたりに話が行ってもおかしくないのでしょうが、地べたを這いずり回って立ち上がっていくような土性っ骨の強い人間性を表現するには、真央ちゃん以外では宮崎あおいちゃんを置いて他にはいないでしょう。

 ストーリーは近年流行りの「税金モノ」ですが、かつて篠原涼子さんが主演した「黄金の豚」のようにカラッとした表現ではなく・・・税金滞納は悪いことではあるものの、税金を払えないほどに追い詰められ、せっかくの取引チャンスに満足な仕入れも出来ない零細企業の経営者と家族が首をくくってしまうような、かなり重く切ない設定に、真央ちゃんが体当たりの演技で立ち向かっています。

 ドラマ低迷の昨今にあって、12.9%はそこそこ良い視聴率ですので、ぜひ真央ちゃんの代表作にして大女優に向けた出世作にして欲しいものです。


●水曜: 警視庁捜査一課9係         21:00より テレ朝系 初回視聴率 13・0%

 出ました、ついにシリーズ第7弾です。今ではテレビ朝日系のドラマの中で、「相棒」シリーズと並ぶドル箱に成長しました。安心して観ていられますね。

 ひとつ気になるのは、ストーリーが“相棒化”している点です。「相棒」はいつの頃からか、国家権力・警察権力を相手に闘う、という側面が濃厚になり、これが視聴率のアップ・維持につながりました。
 これを見て、TBS系の人気刑事ドラマ「ハンチョウ」も“相棒化”し、これまた長寿番組化への足掛かりをつかんでいます。

 しかし、警視庁捜査一課9係は、渡瀬恒彦さん演じる部下思いの係長を中心とした“ほのぼの感”が独特の味を醸しだしてきた訳で、国家権力なんかを相手にしだすと、そこら辺がどうかなぁ・・・と気になります。


●土曜: ゴーストママ捜査線         21:00より 日テレ系 初回視聴率  (未発表)

 日本で一番美しく、一番演技力があり、一番魅力的な女優は誰でしょう・・・はい、もちろん間違いなく仲間由紀恵さんです。
 しかし、「天はニ物を与えず」と言いますが、彼女をもってしても楽に視聴率を稼ぐことは出来ず、「トリック」「ごくせん」以外のドラマは、制作関係者も頭の中が???となってしまうほど数字が取れません。

 しかし、久々に“仲間節”全開のスマッシュ・ヒットを予感させるドラマの登場です。そもそも、仲間由紀恵さんがヒットを飛ばしてきたドラマには共通点があります。

  ・あり得ない設定(極道の娘が教師になり、そんでもって一人で不良グループをやっつける等)
  ・強すぎるほどの情念(教え子への愛情、「美しい隣人」で見せた亡き息子への妄想的な想い等)
    ⇒ いずれも、彼女の渾身の演技を引き出す元です。

 今回のゴーストママ捜査線は、殉職した婦人警官が、息子への想いを断ち難く、幽霊となってこの世に残ってしまうという・・・「あり得ない設定」と「強すぎるほどの情念」の両方を備えているのです。
 これは期待できますね。初回を見る限り、ヒットしなかった仲間ドラマにありがちな“演技のカラ回り”が無く、「ごくせん」で感じた熱く爽やかな風を感じましたので、このまま突っ走ってください。


   
 久々に、仲間由紀恵の会心作になるか! なって欲しい。  安定感のある9係、そのままでエエんとちゃいますか?


前編は7月5日、後編は7月11日に掲載しています。

2012年7月5日(木)  曇   ヘヴィーTVウォッチャーのドラマ評・・・こま切れで復活(前編)

中編は7月8日、後編は7月11日に掲載しています。


 ごく一部なんですけど、四半期に一度の「ヘヴィーTVウォッチャーのドラマ評」を楽しみにしてくださっている方々へ・・・前期は書くことができず、すみませんでした。
 忙しく飛び回っていたから、というのが表向きの理由ですが、正直なところ近年稀にみる面白くないクール(3ヵ月)だったというのが本音です。


前クールの簡単な振り返り

 途中打ち切りのドラマが相次いだり(当然だよな、と思われる内容ばかり)、打ち切りとは言わないまでも放映回数の短縮(事実上の打ち切り)が相次ぎ、事の重大さが如実に現れたクールでした。

 どうしてでしょう・・・マーケティング的に言えば、お客様に相当する視聴者のニーズが軽視され、作る側が好き勝手に作ってコケたケースが目立ちました。
 こんなことをしていると、視聴者はTVからますます離れていくでしょう。TVよりSNSの方が、よりリアルなエンターテイメント性を高めている昨今、業界関係者はもっと緊張感を持たなければダメです。


 そんな中でも、下記のドラマは興味をもって見続けることができました。いずれも続編を期待します。

@ リーガル・ハイ      フジ系 平均視聴率12.47%
    これは文句なしに面白かった!堺雅人の怪演が快演となっており、特に公害訴訟で
    原告団(高齢者達)を前にしての放送コードぎりぎりでの長台詞は圧巻でした。

A ハンチョウ        TBS系 平均視聴率11.15%
    佐々木蔵之介の人情味あふれる刑事役も板に着いた頃、元過激派組織を相手にす
    ることで緊迫感が生まれ、番組自体がリフレッシュされて長寿番組化が期待できます。

B 鍵のかかった部屋   フジ系 平均視聴率16.00%
    「嵐」のリーダー大野君の不思議な魅力を引き出し、前クールのトップ視聴率に輝き
    ました。難事件を解決してきた榎本(主人公)が、実は泥棒だったというオチは痛快!

C ATARU         TBS系 平均視聴率15.61%
    SMAPのリーダー中居君が、脅威の記憶力を持つサヴァン症候群の青年という難役
    を頑張りました。面白いストーリーに加え「障害とは何だ」という問題提起も良いです。

D カエルの王女様     フジ系 平均視聴率 9.08%
    カッコいい女性を演じたら右に出るものはない天海祐希を起用しながらの視聴率低迷、
    でも個人的には好きですね。ミュージカル的な合唱団って、いいじゃないですか。



女優陣から考える前クールと今クール

 私の好きな女優さんを、独断と偏見でカテゴリー分けしてみました。青文字は前クールのドラマに出演、赤文字は今クールのドラマに出演、と分類しています。

 こうしてみると、前クールはこれだけの煌めく女優陣を起用しておきながら、全体的に低調だったということは、よっぽど制作側が“下手こいた”ということになるでしょう。

 今クールは、注目女優の人数は少ないものの、何と言っても「若手三大演技派女優」の中から2名、多部未華子さんと井上真央さんの登場とあって、これは期待感が膨れまくりです。
 実際には、昨日までに放映が始まっていて・・・視聴率面では早くも風雲急を告げていますが、個人的には大好きな設定、そして見事な演技を二人が見せてくれていますので、来週以降が楽しみです。

 詳しい内容については、相当長くなりますので、次の機会に書くことにします。


いまや大御所的女優
   沢口靖子  薬師丸ひろ子

カッコよく、格上の雰囲気が漂う女優
   米倉涼子  天海祐希  松たかこ

確実に視聴率を稼げるベテラン女優
   仲間由紀恵  竹内結子  篠原涼子  観月ありさ

セクシーで、着実に助演ができる女優
     原沙知絵  吹石一恵  片瀬奈々  石田ゆり子  貫地谷しほり

若手女優の中の確実的存在
   長澤まさみ  堀北真希  綾瀬はるか

実力は確かだが、もうひと頑張りが欲しい女優
   戸田恵梨香  蒼井優  深田恭子  比嘉愛未

若手三大演技派女優
   宮崎あおい  多部未華子  井上真央

フレッシュで可愛い女優
   武井咲  剛力彩芽  北乃きい



   
 面白かったのに、多部ちゃんは視聴率で大苦戦     真央ちゃんは重いストーリーを正面から受けての見事な演技


中編は7月8日、後編は7月11日に掲載しています。

2012年7月2日(月)  曇   28日はギターを持って集合、ヘイ・ジュードの大合唱だ!

 いよいよ今月、ロンドンオリンピックが始まります。四年前の北京オリンピックの閉会式では、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ページが“Wholelotta Love(胸いっぱいの愛を)”をトレードマークのレスポールで弾き、ロンドン五輪の宣伝をして盛り上がりました。(ふん、サッカーのデイビッド・ベッカムのことしか覚えていない人が大半でしょうが・・・。)

 そして、いよいよ本番であるロンドン・オリンピックの開会式では、ポール・マッカートニ―が満を持して登場し、式の最後に“Hey Jude!”を会場の観客と大合唱することになったそうです。

 さあ、全国の腕に覚えのあるオヤジたちよ、立ち上がれ! 押し入れにしまったギターを取り出し、7月28日の午前5時頃から3時間ほど、ギター片手に開会式を観て、ヘイ・ジュードが始まったら、家族からウルサイと言われようが、隣近所から怒鳴り込まれようが、一切気にすることなく、ポールと一緒に高々と歌い上げよう!!


                 
 この人がロックを作り上げた!最高のエンターテナー!!     ヘイ・ジュードを歌い上げる想像図

2012年7月1日(日)  曇のち雨   今月もパワフルに頑張りますよー!

 今日から下半期に突入します。上半期は、主に下記のように“新たなチャレンジ”に次々と取り組んだ半年でした。
 下半期は、これらの成果をさらに伸ばしたり、他の成果と結び付けたりして、大きく飛躍する時期にしたいと考えています。

    *映像戦略の推進:
       「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」などを皮切りに、オンデマンド配信が
       開始された。

    *ペップトークの普及:
       日本ペップトーク普及協会において、ビジネス版のペップトーク研修を担当し、今後
       普及に向けて動くことになった。

    *新しい研修テーマ、進行方法:
       あまり詳しくは書けませんが、ここ数ヵ月ほど私の研修スタイルが変わってきました。
       受講生の理解が進むよう、短時間の演習を徹底して繰り返すパターンが増えました。


 下半期も出張は多いし、新たな取り組みにじっくりと時間を費やす余裕が減ってはいますが、そこは“時短のノウハウ”と“熱意・パワー”でカバーし、顧客企業の皆さまに常に新しい情報・ノウハウを提供することで、満足度を高めていただきたいと考えています。


    
 常に前進、常にイノベーションそして「人」とのつながりを大切にしながら頑張ります。


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