解説・雑記

≪雑記帳≫

2012年9月30日(日)  晴のち大雨   いろいろなことが起こった9月でした。

 今月は福岡から帰京して始まった訳ですが、思った以上にいろいろと動きのあった一ヵ月となりました。この動きを受けて、来月も頑張ります。


MOUの活動として

 今月もあちらこちらに・・・高崎(群馬県)、秋田県、大船(神奈川県)、前橋(群馬県)、豊橋(愛知県)へと出張しました。特に、豊橋への出張は初めてでしたが、皆さんからいろいろとご親切にしていただき、ありがとうございました。

 また、MOUとして初めてだと思いますが、一ヵ月に2種類の研修をリリースしました。ロジカル・シンキング研修(論理的思考力向上研修)の応用編であり、今後のMOUの柱の一つとして実施してまいります。
    *成果にこだわる 「企画力向上研修」
    *リーダーに求められる確かな判断力 「意思決定力向上研修」


領土問題について

 最近、竹島問題や尖閣諸島問題について、私が評論家みたいなことを書いているような印象をお持ちの方も多いと思います。
 これについては、私もいろいろと思うところがありまして・・・そもそも私はここ何年かで急に日中・日韓問題に首を突っ込んで、机上の空論を述べている輩とは違います。


【私の経験】

 初めて中国や韓国を訪れたのは1990年、まだバブルの最中で、ジャパン・アズ・ナンバーワンの時代でもあり、日本国内では中国や韓国に対する関心も薄い頃から私はビジネスを通して関与していました。
 ここでは詳細を書きませんが、良いことも経験しましたし、逆に死ぬような目に遭ってボロボロの状態で帰国したこともありました。

 いまだに忘れられないのは、日本に帰って仕事仲間に「20年後、中国は経済力で日本を抜くだろう。上海は東京より大きな街になる。」と話した時、ほぼ全ての人々から「何を言ってんだ?」「バッカじゃないの?」といった罵声を浴びせられたことです。

 私が予告したことが現実になったことは、いまでは誰も否定しないでしょう。そうです、現地に行って、現地でキーマンに会い、様々な情報を得て、あとは自らの力で判断をする・・・そうすることが如何に大切であるかを私は肌で知っています。


【領土問題の留意点】

 今回の領土問題も、単に感情的に中国や韓国を敵として扱うのは早計で、彼らの特徴・特質を熟知し、こちらの戦略を緻密に立てる必要があるのです。

 特に中国は、良く言えば「懐の深い人たち」ですし、悪く言えば「狡猾に真綿で首を絞めてくる人たち」です。1990年代に発されたケ小平(最高指導者)の「尖閣問題は、知恵を持つであろう将来の人達の手に任せよう(先延ばしにしよう)」という発言、いや“呪縛”に今回の問題の端緒が見受けられるのです。

 交渉ごとは・・・これは争い事であろうと、営業活動であろうと同じ事ですが・・・主導権を握らなければなりません。
 残念ながら、今のところ日本は主導権を握られつつあります。だからこそ、「尖閣諸島が日本領であることの根拠」や「竹島にまつわる韓国の誤解」を論理的に整理し、両国に対してはもちろん、日本をバックアップしてくれる国々を増やすために国際世論に訴えていく必要があるのです。

 そういった論理的な整理に必要なのは、やはり現地で直接情報を得られる立場にいる日本人(官民を問わず)の言葉を大切にすることです。
 中国人や韓国人の思考回路、価値観は日本人と大きく異なります。その点を深く知ることこそ、領土問題だけではなく、アジアの友好的で効果的な発展のポイントなのです。


 また来月以降、ビジネスに絡めて日中・日韓の問題を折に触れて書いていきたいと思います。


    
  ビジネスに関する日中・日韓問題の対処法について、個別のお問い合わせに応じています。

2012年9月28日(金)  曇   領土問題、いろいろ飛び出します。

 今週は、国連で野田首相が領土問題を巡り、中国と韓国の国名は伏せながらも力づくで領有権を主張する両国を非難する演説を行いました。
 これに対し、翌日には中国の外相が尖閣諸島について「尖閣諸島は、日清戦争で日本が不当に手に入れたもの」といった旨の演説を行いました。

 この問題は根が深く、一喜一憂すべきではありませんが、今回の中国外相の発言は中国にとってマイナスに響くことでしょう。
 現在の世界情勢は第二次世界大戦以降につくられたシステムが基本になっていますので、その前の諸々の事情を持ち出すと、世界中に混乱の種をまくことになります。

 そもそも・・・それを言い始めたら、つまり「戦勝国が得た権利は、敗戦国に返すべきだ」という論法が通るのであれば、北方領土問題なんて一度に片付く訳です。
 中国は、それについて日本の後押しをしてくれるのでしょうか? 国連の安全保障理事会の常任理事国としては、発言に一貫性と責任を持って欲しいものですね。

 日本政府としては、こうした相手の矛盾点ひとつひとつを押さえながら、毅然とした姿勢を貫くべきでしょう。「領土問題は存在しない」という表現法は、初期の段階では有効ですが、事がここまで進んでくると堂々と論陣を張り、世界に訴えていく方が得策だと思います。

 なお、両国間の友好と、主張すべきことを主張するというのは、まったくの別問題であることを国民も理解した上で、次の総選挙に臨むこと(誰が、どこの党が日本の領土を真に守れるかを判断すること)が大切です。


 
 アメリカは“頭を冷やして交渉して欲しい”と言っていますが、所詮は他人事のようです。

2012年9月24日(月) 晴   リーダーに求められる確かな判断力「意思決定力向上研修」

 今月は、先の「成果にこだわる企画力向上研修」に続き、リーダーに求められる確かな判断力「意思決定力向上研修」をリリースしました。

 どちらの研修も、MOUの真骨頂とも言える「左脳で考える部分(論理的思考力など)と、右脳で考える部分(発想力など)を融合させ、より成果の挙がる研修」を具現化したものです。


研修の特長

 リーダーは日常業務において、あらゆる場面で様々な意思決定を迫られ、かつ決定内容を的確に部下に伝えていく必要があります。
 本研修では、意思決定においてリーダーに求められる次の2つのスキルを同時に効果的に高めることができます。

  @必要な決定要素を“ピン”と思いつく「発想力」 ⇒ 右脳的領域
  A物事を筋道立てて構築できる「論理的思考力」⇒ 左脳的領域


詳細は「研修堂」の講師紹介ページにて

    研修の狙いや詳細なプログラム等を、「研修堂」に掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

    ⇒クリック リーダーに求められる確かな判断力「意思決定力向上研修」

    ⇒クリック 研修講師プロフィール

 管理職、店長、現場監督、営業職など、日常業務で意思決定を求められることの多い、様々な職種でご利用いただけますので、ぜひ一度お問い合わせください。


    
  前回も書きましたが、もしタイムマシンがあれば、20年前の自分を連れてきて受けさせたい・・・。

2012年9月23日(日)  雨時々曇   領土問題は、まず論点を明確にする必要あり

 一昨年、尖閣諸島付近において、中国の漁船が日本の巡視艇に故意に衝突するという事件が起こり、この雑記帳でも日本政府の“リスクマネジメントの視点”に欠けた政策や外交について度々記述しました。

 その欠陥のある視点については、残念ながら昨年の東日本大震災においてマイナスの威力を発揮してしまい、少なくて済んだはずの被害を拡大させてしまいました。
 中国も韓国も、さすがに大震災で危機に立つ日本を領土問題で攻める訳にもいかず・・・つまり国際世論を意識した狡猾さを持っているという証拠でもありますが・・・今夏は、一斉に日本政府の視点の裏をついて領土問題へアクションを起こしてきました。


 韓国の大統領が「竹島」へ上陸したり、天皇陛下へ謝罪を要求するなど、自身を英雄化するための、およそ国家元首とは思えない無礼千万な振る舞いの数々・・・
 中国で日本政府が尖閣諸島を国有化したことに対する反日デモが起こり、日系の企業・店舗が破壊されたり、大使館の公用車が襲われ日本国旗を奪われるなど、異常事態の数々・・・

 このような事態に直面し、日本政府も多少なりとも抗議声明を出すなどしてはいますが、根本的に「領土問題を、日本はどのように解決していくべきか」というビジョンが無いまま、対処療法的な(行き当たりばったりの)施策しか打てていません。

 今回は、日本がとるべき常識的な道筋について、概要(3つの段階)を記述します。ひとつひとつの詳細は、長くなるのでシリーズ化して掲載します。


(1)「なぜ日本の領土なのか」という論点を明確にすること

 中国は、膨大な海底油田の権益を得るため、また空母による東シナ海の制海権を確立するため・・・韓国は、経済・軍事面に加え、民族団結の象徴的な存在とするため・・・あらゆる理屈をこじつけて尖閣諸島や竹島の領有権を主張しています。

 これに対して、日本政府の主張が曖昧なのです。まずは日本国民に対して、
   「○○という歴史的経緯がある」    ⇒ 状況証拠
   「△△条約において認められている」 ⇒ 客観証拠
という根拠・証拠を示すべきです。
 政府・外務省のホームページに書いてはありますが、一般の国民が「なるほど」と納得のいく平易な書き方ではありません。

 日本国民が心の底から納得しない根拠を、他国民に訴えても成果は期待できません。例えば、総選挙の折に、政策スローガンとは別に「政権を担った際に、どのような論点で中国や韓国へ領土問題を主張していくのか」を明示すべきでしょう。


(2)国際世論に訴え、包囲網を作ること

 中国も韓国も、おそらく客観的根拠・確証的事実を突き付けても、耳を塞ぎ、論点をはぐらかして自国の権益を主張し続けるのは目に見えています。
 そこで大切なのは、国際世論に訴え、「世界の中のアジア、世界の中の中国・韓国」という図式を明確に両国に意識づけさせることです。

 もちろん、欧米も東南アジアも政治的には中立的立場をとる国が多いでしょうが、政治面に限らず、経済面や文化面で日本がリードを取って、中国や韓国への包囲網を作り上げるべきです。
 国際司法裁判所への提訴も重要ですが、これは“目的”ではなく、国際世論に訴える“手段”と考えるべきでしょう。

 日本は「大人しい国、主張しない国」というイメージで世界から捉えられていますが、ここにきて日本がきちんと論陣を張って国際世論に訴えることで、より日本の正当性が鮮明になります。
 政府間同士の主張はもちろんですが、民間レベルでの、例えば各国の主要新聞・雑誌への意見広告など、地道な活動は必ず日本の後ろ盾を作るのに役立ちます。

 これまでの日本は、自動車やコンピュータといったハード面で世界をリードし貢献してきましたが、そろそろ言論やイメージといったソフト面でも力量を発揮してい良い時代になっているのです。
 すでに、ゲームや漫画、あるいはファッションの分野では世界中で日本ブームが巻き起こっている昨今、国の礎となる政治・外交の分野でも必ず道は開けるはずです。


(3)ひとつひとつの矛盾点について議論し続けること

 領土問題とは、純粋に土地の帰属に関するものだけではなく、政治的・軍事的・経済的・民族的側面が絡むので、中国も韓国も様々な角度から主張してくるでしょう。
 そのひとつひとつについて、矛盾点を指摘し、日本側の論点を明確にしていくことが大切です。そして、それを国民に向かって、また世界に向けて発信し続けていくべきです。

 日本の“本気”を見せるには、領土の実効支配以上に、「論点が明確で、筋道の通った主張」を繰り返し発信し続けるしかないのです。
 「ペンは剣より強し」、これは領土問題でも有効な考え方です。逆に、日本はそれしか手段が無いのです。そうであれば、日本が得意な“地道にコツコツ”という姿勢を、ここでも貫くことが大切なのです。



  【ご参考】

   2010年11月 8日  尖閣諸島問題を含め、いろいろあった週末でした
   2010年 9月30日  リスクマネジメントの基礎の基礎について
   2010年 9月29日  太平の眠りを覚ます尖閣諸島問題
   2010年 8月23日  アジアの中の日本・・・危機感や緊張感が無いと・・・


    
 日本の「竹島」 韓国の領土ではありません。  日本の「尖閣諸島」 中国の領土ではありません。

2012年9月21日(金)  雨のち曇   ジャイアンツ、3年ぶり34回目の優勝、おめでとう!

 東京読売ジャイアンツが、本拠地・東京ドームでヤクルトに6−4で勝利し、3年ぶり34回目のセ・リーグ優勝を果たしました。

 今年は特に、ロンドン五輪やサッカーの話題が盛り上がって、プロ野球はやや蚊帳の外に置かれた感もありましたが、やはり日本は高度経済成長の頃からジャイアンツの優勝と共に繁栄してきたのです。
 この優勝は、大震災で沈み込んだ経済、そして隣国の傍若無人な振る舞いで振り回される政治・外交にカツを入れ、再び強い日本の礎となることでしょう。


 おっと話が逸れましたが、とにかく4月には最下位に転落しながらもチームを建て直した原監督は、やはり名将といえるでしょう。
 優勝インタビューで阿部、内海、長野たち主だった選手の名を挙げながら、ファンに向かって「優勝、おめでとうございます」と挨拶した原監督・・・選手との信頼関係、ファンへの感謝の気持ち、本当に懐の深い大きな人間です。

 さあ、あとは日本シリーズで優勝し、また銀座でパレードすることをファンとして楽しみに待つのみです。今年2回目の銀座パレードになりますね。


 
 さあ来月、東京ドームでもう一度見せていただきましょう!

2012年9月20日(木)  晴   プロの演奏を聴いて、極上のひと時・・・!

 昨夜は、福高の同級生(33回生)でプロ・シンガーの長儀貴子さんとプロ・ギタリストの豊原清仁くんが、赤坂見附のライヴハウスで共演、素晴らしい歌声と演奏に酔いしれました。

 こういうのを“極上のひと時”と呼ぶのでしょう。艶やかに伸びのある貴子さんの歌声は、ホントずっと聴いていたいと思うほど心に沁みます。
 豊原くんは高校の頃から超絶テクの持ち主ですが、さすがプロのギターの音色は厚みがあって、胸を突き抜けますね。


 曲目は、ジャズのスタンダードナンバーに加え、カーペンターズの「雨の日と月曜日は」や、今井美樹の「プライド」など分かりやすい選曲がなされ、満杯の会場は、じっくり聴いたり盛り上がって聴いたり・・・あっという間に時が過ぎ去りました。

 貴子さんは博多在住、豊原くんは東京で活躍中ということで、この同級生共演は初めての企画でしたが、また是非とも演って欲しいものです。
 久々に質の高い音楽を聴いて、心が癒され、希望に満ち溢れたひと時を過ごすことができました。


  
 貴子しゃんは、高校時代は人気投票で必ず学年3位に入る美少女でした。今でも美しい!

2012年9月18日(火)  曇のち雨   研修プログラムは、オーダーメイドが基本です。

 最近、雑記帳を書くペースが落ちていますが・・・訪れていただいた皆さま、申し訳ございません。言い訳がましいのですが、出張に次ぐ出張に加え、成果にこだわる『企画力向上研修』(2日コース)をリリースしたことで、お問い合わせが多く、プログラム作成業務で忙殺されているのです。


オーダーメイドによるプログラム

 「えっ、リリースした後に、なぜプログラムを作るの?」と疑問に思われる方も多いと思いますが、これこそがMOUの“コンサルティング工房”たる所以です。

 すなわち、顧客企業(団体)の状況やニーズに応じて、その企業(団体)で最も成果が挙がるようにオーダーメイドでプログラムを組むのです。
 もちろん標準プログラムは用意していますが、それは「MOUが研修をしやすいように」という理由からではなく、「お客様がオーダーされる時の目安としていただくため」という理由からです。


複数の研修・コンサルティングアイテムの組み合せ

 「えっ、顧客ごとにプログラムを作成するなんて、他の研修会社でもやってるのでは?」と疑問に思われる方も多いと思います。本当に、そのプログラムはオーダーメイドになっていますか? 成果が挙がるように設計されていますか?

 例えば、2日間で「企画力向上研修」のプログラムを組む際に、

    @ まず、ペップトークでモチベーションをアップさせて、
    A 企画発想力を醸成させて、
    B 企業の理念や戦略を確認・認識させて、
    B マーケティングの要素を展開させて、
    C ロジカルシンキングの考え方で情報整理させて、
    D 企画書として、きちんとした文章で仕上げさせる

これだけの要素を盛り込んでプログラム化し、かつコストを抑えることのできる研修・コンサルティング会社は、MOUを置いて他には滅多にありません。



 そういう訳で、このMOUの方針と力量をご存知のお客様は、次々にオーダーをくださいますし、ありがたいことですが、プログラムやテキスト・資料作りに忙殺されるのです。

 今後も、このペースが続くと思いますが、顧客企業(団体)で成果が挙がることのみを楽しみに、精力的に取り組んでまいります。


    
  とにかく、成果を追い求めることが重要です。そのためのオーダーメイドには手を抜きません。

2012年9月15日(土)  晴  今年も秋田県での「意思決定能力向上研修」、大成功です。

 昨年、秋田県で開催していただいた「意思決定能力向上研修」が好評だったとのことで、今年も呼んでいただきました。誠に、ありがとうございます!


意思決定能力向上研修

 本当に秋田県の皆さんは積極的にグループ討議や個人演習に取り組んでいただけるので、講師としても張り切って予定を超えた情報を提供し、総合演習では昨年以上にレベルの高い「意思決定のストーリー」を受講生全員が発表されました。

 オーダーメイドの研修であるため、内容を詳しく書くことはできませんが、次のような切り口で実践的に進めますので、ご興味がありましたらMOUにお問い合わせください。

    自分にとって ⇒ 的確な意思決定を行なうための手法を習得
    相手に対して ⇒ 説明責任を果たすための意思決定のプロセスを鮮明化


秋田県で見かけたあれこれ

 ★秋田駅構内の蒸気機関車D51(デゴイチ)の1/5スケールの模型
    ⇒秋田県の土崎に製造拠点の1つがあったとのこと。模型とはいえ、精巧で迫力あり。

 ★秋田空港名物、きりたんぽカツカレー
    ⇒きりたんぽに薄い豚肉を巻いてカツ風に揚げたものにカレールウをかけた一品

 ★比内地鶏の卵を使った、秋田たまごまんじゅう
    ⇒空港の土産コーナーで断トツに目立つパッケージ、思わず土産品として購入


 【ご参考】
        2011年7月8日  秋田県での研修で・・・泣けました。

        2011年7月9日  秋田県での話題の続きです。

   
 D51、懐かしい勇姿   きりたんぽカツカレー、誰が考えた?   パッケージで勝負あり、秋田たまごまんじゅう

2012年9月13日(木)  晴  成果にこだわる「企画力向上研修」を正式リリースしました。

 今月6日に予告しましたが、成果にこだわる「企画力向上研修」を正式にリリースしました。既に各方面から予約をいただいており、今月中に企業や地方自治体での研修が始まります。

 単なる「企画書の書き方」や「企画を立てる手順」を解説するといった“形式的”なものではなく、成果を確実に挙げるために、貧困な発想やマイナス思考を徹底的に叩き直すところから始める実践的な研修として仕上がっています。


  【基本的な構成】

    @企画発想力の向上
    A情報整理力の向上
    B組み立て力の向上
    C企画書作成力の向上


 研修の狙いや詳細なプログラム等を、研修講師の紹介サイトである「研修堂」に掲載しています。

    ⇒クリック 成果にこだわる『企画力向上研修』(2日コース)

    ⇒クリック 研修講師プロフィール


 営業現場で、商品開発現場で、企画会議の場で、即役立ち成果に結びつく事例と演習が満載ですので、ぜひ一度お問い合わせください。


    
  もしタイムマシンがあれば、20年前の自分を連れてきて受けさせたい・・・。

2012年9月8日(土)  曇のち雨   キャバーンビート開店、おめでとう!

 昨日、私と小学校・中学校・高校・予備校時代を一緒に過ごした、最も旧い友人である町田秀樹君が、博多にライヴハウス「Cavern Beat(キャバーンビート)」を開店しました!

 もちろん、ビートルズをトリビュートした様々なバンドがビートルズ・メドレーを奏でる・・・ああ、もう夢のような空間です。
 町田君も代表であるとともに、「パストマスターズ」というバンドを組んで、ポール・マッカートニーの役でベースを弾きながら歌っています。

 昨日のオープニング・イベントに参加した同窓生の話では、ビートルズだけではなく、サイモン&ガーファンクルをはじめとした60〜70年代(あの輝かしい年代)の曲でいっぱいのようです。
 加えて、カラオケ・マシンも充実していて、お客さんがステージでカラオケを歌える日もあるそうで、これはもう、“ミュージック・エンターテイメントのワンダーランド”と言えるでしょう!



 中学・高校の頃は、休み時間や学校の往き帰りに町田君と一緒にビートルズを歌ったものです。ジョン・レノンが射殺されたときは、高校の廊下で抱き合って泣き・・・あれから30年が経ちました。

 ホント、こういう形で夢を実現するなんて・・・町田秀樹君、いま私が一番尊敬する人物です。私も飛んで行きたいのですが、今月は関東に縛り付けられています・・・来月には駆け付けて、町田君の演奏を聴きながら、思いっきり楽しんできたいと思います。では、またレポートします。


 福岡近辺の方々、ぜひ訪れてみてくださいね!

 キャバーンビートのHP   http://cavern-beat.com/


 
 町田君の勇姿と、ビートル・マニア垂涎の本物!の楽器たち、素晴らしい!  私も花だけオープニングに参加

2012年9月6日(木)  晴のち雨   「成果にこだわる企画力向上研修」をリリースします。

 「企画力」を取り扱った研修については、これまでにもロジカル・シンキングの派生版として実施してきましたが、受講生の皆さま、そして研修を採用していただいた研修会社からのご要望により、独立した「成果にこだわる企画力向上研修」としてリリースすることとなりました。


他の“企画”関連研修との違い

 世の中には、“企画”に関する研修や書籍の類は溢れるほど多いのですが、ほとんどは「企画書の書き方」や「企画を立てる手順」を解説するといった“形式的”なものです。

 そういった研修や書籍から得た情報で企画書を作っても、それなりの情報やアイデアが字面として埋められているだけで、“成果”の挙がる企画内容になっているかどうかは別問題です。


 MOUは他の研修でも“成果”にこだわりますので、本研修においても、まずは“成果”に結びつく“発想”を生み出すトレーニングを徹底して行います。

 そして、生み出された“発想”を分かりやすく伝えるための“情報整理”、および整理された情報の“表現方法”を演習を繰り返しながら習得していただきます。



 近々に、講師紹介サイトである「研修堂」に詳細なプログラムを掲載しますので、次の機会にご案内いたします。


    
  ゼロの状態から何かを生み出して企画化するためには、まずは発想トレーニングが不可欠です!

2012年9月2日(日)  曇のち雨   古い建物の情緒を残せないものか・・・。

 ここ数年、古い建造物のリニューアルが流行っているようです。私の好きな建物・・・早稲田大学の大隈講堂、東京駅、富士屋ホテルの花御殿・・・ことごとく、「完成当初の姿に戻す」というコンセプトでリニューアルが進められ、本当に美しい色合いや風合いを取り戻したようです。

 ただ、あまりにも綺麗になり過ぎたため、歴史的建造物の持つ荘厳な雰囲気が好きな私は違和感を覚えています。


新しくするだけがリニューアルなのか

 私は10年ほど前にビルメンテナンスの業界に関わっていたので、定期的な補修が建物の維持・存続に不可欠だということは十分に分かります。

 ただ、歴史的な建造物は、積み重ねてきた時間(とき)があり、それ故に色がくすんだり、汚れたりしている訳です。それは、劣化というよりも“味”として評価できないものでしょうか? 

 現在の技術をもってすれば、“味”を残したまま、劣化の部分を補修しながら建物の維持・存続ができるはずなんですけどね。


予算のことを考えると・・・

 たぶん、と言うより、きっと「リニューアル(補修) 新しくする・綺麗にする」と考える人が多いでしょう。そうなると、「リニューアルしたのに、見た目が古いままだと、何のために金をかけて補修工事をしたか分からない」というストーリーができあがります。

 ということは、古い建造物をリニューアルすることが決まった際、「新しくする・綺麗にする」というコンセプトを打ち出した方が・・・民間企業であれば役員会や株主総会での承認が得られやすく、また国の機関や自治体であれば議会の承認が得られやすいでしょう。


自助努力(?)しかないな・・・

 そういう訳で、「歴史的建造物は、(メンテナンスはしっかり行いながらも)古い風情のまま残せばよいではないか」という私のような見解の持ち主は、新しくなった建造物が、再び歴史を重ねて古くなっていくのを見守るしかないようです。

 はい、こうなったら、頑張って長生きしますよ。あと50年は生きてやりますよ。そうすれば、富士屋ホテルの花御殿も、ジョン・レノンが宿泊した当時のように深い色合いに近づくでしょう。

 東京駅も再び銅板の部分が少しずつ錆びて緑青になり、大隈講堂もこげ茶色にくすんで、とても味わい深い建造物へと年齢を重ねていくことでしょう。


   
 左) 1970年代後半、富士屋ホテル・花御殿に宿泊したジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻
 右) 先日、リニューアルされた花御殿前で撮影

    
 東京駅も大隈講堂も、すっかり綺麗になって昔の姿に戻りました・・・

2012年9月1日(土)  晴(博多)  防災の日、リスクマネジメントを考えるよい機会です。

 関東大震災が発生した9月1日は、防災の日となっています。今週だけでも、仙台で震度5クラスの地震(東日本大震災の余震とみられるもの)が発生し、海の向こう側のフィリピンでもマグニチュード7クラスの地震が発生しました。

 こうした中で、国の有識者会議から「南海トラフ地震(東海、東南海、南海地震の同時発生)の場合、最悪で32万人の死者が出る」との予測が発表されました。

 発表記者会見では「死者をゼロにできるよう、今後の対策に万全を尽くしたい」という発言がありました。実現すれば嬉しいことですが、現実問題、限りなく不可能に近いことです。(太陽がカンカンに照っただけでも熱中症で死者は発生するのです。)

 「死者の数を10分の1、すなわち1万人台に抑えられるよう万全を尽くしたい」、これなら何となくでも信憑性がありそうです。

 発言について重箱の隅を突くつもりはありません。ただ、国家レベルでリスクマネジメントをきちんと実施し、問題点や危険性を放置することなく、限りなく死者がゼロに近くなるよう具体的な施策が近々に打ち出されることを願うばかりです。


【ご参考】

2011年 7月14日  リスク評価の追加説明です。
2011年 7月12日  リスク評価・・・政治から個人レベルに至るまで必要な時代

2011年 3月23日  組織と身を守るリスクマネジメントの見直し・再構築


    
 国(政府)の国民を守り通す力量に疑問を感じざるを得ない現在、自分の身は自分で守るしかありません。


【日付順】

  過去分 2011年12月 2012年1月 2012年2月 2012年3月 2012年4月 2012年5月 2012年6月

        2012年7月  2012年8月


【ジャンル別】

  コンサルティング・研修  社会(政治・経済含む)  歴 史  交 流

  音 楽 スポーツ 飲食店 料 理 旅行・イベント 芸能・TV 美術・映画など



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