解説・雑記

≪雑記帳≫

2012年10月31日(水)  晴   歌って弾いて、夢のようなひと時を過ごしました。

 いやぁ〜、やっぱり音楽はいい! 聴くのもいいけれど、自分で演奏したり歌ったり、仲間と一緒にステージで“爆唱”する方が数倍楽しい!!

 昨夜は、今年9月8日の キャバーンビート開店、おめでとう! に書きました、小学校から予備校まで一緒だった町田秀樹君が経営する博多のライブハウスCavern Beat(キャバーンビート) で歌うわ弾くわの大騒ぎで、ホント音楽の素晴らしさを堪能しました。

 特定のバンドがライヴをする日ではなかったので、一般のお客である私もステージに上がって、ビートルズが使用していたものと同じ型のギターを弾かせてもらったり、そのまま歌ったり、もう好き放題、やりたい放題させてもらいました。


 店には福高の同級生の江種君や井上先輩も来ており、一緒に盛り上がりました。江種君とは、実に30年ぶりの再会でしたが・・・こいつがまた、愛車(バイク)を飛ばして長崎まで“佐世保バーガー”を食べに行くファンキーな野郎で・・・会ってみると一瞬にして時を超え、学生の頃に戻ってハシャギました。

 町田君、ありがとう! 料理長の奥様が作られる料理も、一般のライブハウスで出る食べ物の域を遥かに超えて超美味・・・ホント、素敵な店です。
 博多に行ったら、まずCavern Beatを訪れます。さてと、その日に備えて、ギターの特訓だぁ!


 キャバーンビートのHP   http://cavern-beat.com/


   
 陶酔しながら弾き語り    さすが、プロの町田君のベースは素晴らしい  本場のCavern Clubみたい

   
 ビートル・マニアなら誰もが憧れる名器の数々! よくこれだけ集めたものです。見てるだけで幸せな気分!

2012年10月30日(火) 晴  「研修堂」の月間講師アクセスランキング V22達成です!


 研修・セミナー講師の紹介サイト「研修堂」の10月度アクセスランキングにおいて、

    ★「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング
          2011年1月〜2012年10月(約2年間)  連続第1位 V22達成


という成果を挙げることができました。詳細については 「研修堂」の私のプロフィールページ をご参照ください。


 「研修堂」のプロフィールページについては、私が日頃講義しているマーケティングや営業のノウハウが“実践的”であり、“成果につながる”ものであることを証明するために、いろいろと工夫を施したものです。

 しかし、プロの講師が590名以上登録し、各講師の研修プログラムやセミナー案内の掲載が連日のように書き替えられる活きたサイトの中で、約2年間にわたり第1位になるということは、これは私の工夫や努力を通り越して、ひとえに日頃私を支えてくださるお客様・お取引先の皆さまのお蔭であると、心から感謝しています。


 今後とも、コンサルティングや研修業務を“机上の空論”に終わらせず、あくまでも「成果に直結する実践的なものを提供すること」をモットーに頑張ってまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。


 なお、ここまで来ましたら、24ヵ月連続・2年間パーフェクトに連続第1位を獲得したいと思いますので、是非、皆さまのお力添えをいただきたく、重ねてよろしくお願いいたします。
 ⇒ 「研修堂」の私のプロフィールページ


●「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング

 


    
 念のため、もう一度クリックしてください。⇒ http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1237440396-246410.html 

2012年10月29日(月)  晴   秋の一日、ウォーキングでリフレッシュしました。

 先週末(土曜)は、東京福岡県人会の名物同好会「つづら会(ウォーキングの会)」に参加し、JR山手線・目白駅〜駒込駅まで、7〜8km程度をあちらこちら見学しながら歩きました。

 この会は、箱根で泊りがけで歩くときは、箱根湯本から芦ノ湖まで旧街道を上っていくような(半ば登山のような)ハードなウォーキングもしますが、今回は都内をゆっくりと散策するという楽なコースでした。

 訪れた名所は、豊島区雑司が谷の鬼子母神、文京区大塚(音羽)の護国寺、そして文京区駒込の六義園です。
 特に六義園では、そろそろ色づき始めた紅葉に秋の訪れを感じました。つい最近まで記録的な猛暑で苦労していたのがウソのようで、深まりゆく秋の風情にしばし癒されました。


  
 鬼子母神と、境内にある樹齢600年の大公孫樹(おおいちょう)

   
 護国寺: 徳川五代将軍綱吉の生母である桂昌院の発願によって創建

   
 六義園: これまた将軍綱吉がらみで、側用人・柳沢吉保の別邸として創建。 はぁ? 別邸・・・?

2012年10月26日(金)  晴   電子書籍での「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」

 マーケティングオフィス・ウラベ(MOU)の設立は2003年、その時に作成したホームページに「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」を掲載し、ご好評をいただきました。

 その後、特に2008年からの研修講師業務への本格的な取り組みに伴い、「歴史+マーケティング・ネタ」は、たびたび講演や研修の場でお話ししてきました。

 そしてこの度、ある企画会社のご協力により、いよいよ電子書籍で「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」を配信させていただく運びとなりました。


新しい時代の、新しい情報提供スタイルへ

 折しも、小型@PadやKindleの発売、そして本日のWindows8の発表と、電子媒体による書籍の携帯化と簡便化が急速に進む中、MOUは満を持して「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」を電子書籍として送り出すこととなりました。

 今年は、「映像戦略元年」と称してMOUのコンサルティング・研修事業の柱にしようと決めて取り組んできました。
 その一端は、DVD「心の導火線に火をつける、ペップトーク:ビジネス版」の発売によって、まずは幸先の良いスタートを切りましたが、きっと天からの「それだけで満足しちゃアカンよ!」というお告げなのでしょう。

 今回の電子書籍の話は、ある意味 “降って湧いた”ような気もしますが、そのチャンスをしっかりとつかんで積極的に原稿化に取り組んだ点では、MOUのフットワークの軽さが幸いしたと自画自賛しています。

 そろそろ来年の事業計画について考えようとしていたところでの電子書籍の配信・・・本当にワクワクしています。


 また詳細な配信日程や要領が決まり次第、この雑記帳などを通して情報提供してまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。


    
 今年は「天命」を知る年・・・積極的に新時代のコンサルティング・研修業務を目指します。

2012年10月23日(火) 曇のち雨  ジャイアンツ、CSを制して3年ぶりの日本シリーズ進出

 ま、終わり良ければ全て良しです。中日ドラゴンズに3連敗して“風前の灯”の状態から、一気に連勝して日本シリーズへの出場権を獲得しました。


メイク・ドラマが好きなジャイアンツ

 今年は、春の段階で最下位まで落っこちて、ドン底からの逆転優勝という“ドラマ”を演じてきましたので、CS(クライマックス・シリーズ)でも“危機的状況”からの再起を信じていました。
 たぶん、日本シリーズでも最初はエンジンが掛からない状況が予想されますが、とにかく終わるまで何があるか分からない、という気持ちで応援し続けます。


 それにしても、CSって何なんでしょうね。以前のように「半年以上の長期戦を制してのリーグ優勝」「短期戦を制しての日本シリーズ優勝」という、長期・短期の両方の戦い方を制したチームが日本一! という構図の方が分かりやすかったし、スポーツらしい感覚だと私は思います。


プロ野球はマネジメントの視点で変革すべき

 観客動員や放映による収益を考えて、より試合数を増やした方が儲かるからCSを設けたのでしょうが、これはマネジメントの視点から考えても間違いです。

 本業で儲からないからといって、目先の販促策(値下げ合戦、無理な多角化)に手を出すと、本体の組織力や経営体質を弱めることになってしまいます。


 プロ野球でいえば、本業はペナントレースということになります。ペナントレースで観客動員数が足りない、TV放映が少ない、といった理由でCSを設けたところで、

 *人気が昔のように上がらない状態で試合数を増やしても、全体の雰囲気がダレる
 *試合数が増えることで選手の身体的負担が増える

など、長い目で見ると無視できない弊害が発生します。


 プロ野球を観ながら育った世代としては、やはり面白くてワクワクするペナントレースの復活、そのための経営側・運営側の経営努力と、選手たちの奮起に期待するのみです。


 
 いつの時代も、景気回復の起点は“ジャイアンツ優勝”です!

2012年10月21日(日)  晴   間もなく再開いたします。

 ありがたくも次々にいただいた新規研修の資料を作成したり、出張の連続で移動時間が多かったり、喘息気味でゲホゲホしたり・・・言い訳はしたくありませんが、ハッと気づけば中4日間、雑記帳から離れてしまいました。

 前回の掲載時も、中4日間も休んでしまいまして、最近は休載が目立っています。せっかく訪れていただいた皆さま、「どーも、すいませんでした!」(この期に及んで、まさかの響のマネ)


 今後の掲載予定ですが、まずは次のテーマを取り上げてみようと考えています。

  ●図解思考能力向上研修:
     ⇒ ロジカル・シンキングの応用編というか、パターン化して考えやすくするノウハウ

  ●ペップトーク:ビジネス版の実践:
     ⇒ 企業・団体の組織の中で、ペップトークのノウハウを活かすための取り組み方

  ●ヘヴィーTVウォッチャーのドラマ評:
     ⇒ 根強くご支持をいただいている四半期に一度の企画、今クールは特に豊作!


 その他にも、いろいろと考え中ですので、今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。


 
 またのお越しを、お待ちしております。

2012年10月16日(火)  晴   ペップトークは、企業理念や社訓の見直しにも役立ちます。

 ペップトークでは、自分自身を元気にする上でも、組織を元気にする上でも、「元気になろう」という気持ちにさせる「キーワード」の設定が大切です。

 ペップトーク:ビジネス版においては、その「キーワード」に相当するのは「企業理念」や「社訓」であると考えられます。(ここでは、企業の存在意義や進む方向性に関する価値観が理念、それを端的に表現したものが社訓、とお考えください。)


企業理念・社訓の唱和

 私はコンサルタントという職業柄、いろいろな企業の会議や朝礼に参加する機会があります。その際によく目にするのが、例えば「顧客志向」「至誠」などと企業理念・社訓が書かれた立派な額や、それを社員が唱和する姿です。

 はたして、社員の皆さんは企業理念・社訓をきちんと理解できているのでしょうか? さらには、現場で具体的に顧客志向や至誠を体現できているのでしょうか?

 もちろん、成功例はあります。大手乳酸菌飲料メーカーでは、創業者であるS博士の「乳酸菌によって人々の健康増進に寄与する」という理念を受け継ぎ、幹部から新入社員に至るまで、自分の役職・立場で何をすべきかを明確に自覚し、的確に説明できるとともに現場での活動に活かしています。

 ただし、それはレア・ケースであって、多くの企業では企業理念・社訓といったものが形骸化し、言葉だけが先行して現場の末端では意識されていなかったり、具体的な行動として活かされていないケースが多いと私は感じています。


キーワードの例

 ある企業の例ですが、朝礼時に経営者や幹部が「Go」と唱え、それを聞いた社員たちの表情にヤル気が漲ります。
 一般には「Go」と言われて「よーし!」という感情が湧き上がるかどうかは微妙なところですが、この企業にとって「Go」には特別な意味があるのです。

 それは、この企業が以前に倒産しかけたとき、お客様をはじめ多くの方々から支援を受けて立ち直ることができたという歴史があり、社員の皆さんの心に深く刻まれているという経緯に由来します。

 「Go」という言葉には「5」という意味、すなわち自分たちを助けてくれる“社会、顧客、会社、家族、そして自分自身”の5方向に対して“感謝”の気持ちを持ち続け、恩返しをしていこうという強い意志が込められているのです。


 この事例は、まさにキーワードの好例といえます。社員の心に響き、モチベーションアップの引鉄をひく言葉は、なにも額に入れるような立派な言葉である必要はなく、また他社の人々が見て分からなくてもよいのです。

 自社の、自分たちの“歴史”、“誇り”、“想い”などが込められていて、社員全員で共有することができていれば、それが一番強力なキーワードになり得るのです。


企業理念や社訓の見直し

 もし、自社の企業理念や社訓が形だけのものになっていると感じた方は、この機会にぜひ見直しを図っていただきたいと思います。
 企業理念や社訓がキーワードとして有効に働いてこそ、社員たちのモチベーションアップ、組織の強化、ひいては企業の発展が実現していきます。


【@従来の文言を活かす形で】
 必ずしも作り直す必要はありません。仮に「顧客志向」という文言に対して、創業者はどのような思いで顧客と接し、自社はこれまで顧客志向を実現するために、どのように取り組み、顧客からどのような恩恵を受け、未来に向けてどのような姿勢であり続けるのか・・・など、企業理念や社訓に関わる様々な要素を洗い出し、もう一度文言に“魂”を吹き込むのです。(あるいは、込められているはずの“魂”を引き出すのです。)

 そして、社員全員に対して(全員を集めてもよいし、各部門単位でもよい)、経営者が“魂”の部分を語り、社員が各々の業務において「顧客志向」をどのように実現していけばよいのかを具体的に考えさせるのです。


【A新たに創り出す形で】
 社員から公募したり、あるいは研修の場を利用して、その会社オリジナルのキーワードを抽出していく方法と、経営者が創ってトップダウンで浸透させていく方法があります。
 いずれにせよ、単に響きの良い言葉選びや流行の追随に終始するのではなく、いかに“魂”を込めて、全社員の心に響くように考えるのがポイントです。


お客様からの言葉をベースに

 キーワードを抽出する際のポイントですが、従来の企業理念・社訓を活かすにせよ、新たに取り組むにせよ、「お客様からの言葉」をベースに考えると、比較的分かりやすい、社員たちの心に響きやすい文言が生まれます。

 特に、お客様からの「ありがとう」の言葉は、誰にとってもモチベーションアップの引鉄になり得ますので、どのような場面で、どのような行動によって感謝されたか・・・皆さんの情報を集めてみると、その企業にとっての大切な部分や進むべき方向性が明確に見えてきます。


 こうして抽出されたキーワードを基に、上司が部下を、経営者・幹部が組織全体をモチベーションアップしていくための「ペップトークのシナリオ作り」に取り掛かる訳ですが、長くなりましたので次の機会に記載したいと思います。



ペップトークに関連する記事一覧

 日本ペップトーク普及協会 岩ア由純会長との出会いから今日に至るまでの、雑記帳での主な記事の一覧です。
 ⇒クリック ペップトークに関連する記事一覧


    
 自社の原点に立ち戻り、キーワードを設定することが強い組織作りの第一歩です。

2012年10月11日(木)  曇   ペップトークは実践的な“ナレッジ・マネジメント”です。

【ご参考: ペップトークに関連する記事一覧


 いま医療機関向けの専門雑誌に「ペップトーク(ビジネス版)」の記事を掲載するということで依頼を受け、せっせと執筆中です。

 医療機関といえば、ペップトークは
   *患者さんを元気にするための言葉
   *医師・看護師・職員等のスタッフのモチベーションアップの手段
以上2種類の方向性があり得ますが、今回は後者、すなわち医療機関内部の組織を活性化するための手段としてのペップトークについて書いています。

 この雑記帳をご覧の皆さまはペップトークが何であるかはご存知のことと思いますが、念のために図の下段に簡単な解説を載せました。


ナレッジマネジメントについて

 15年ほど前、コンサルティングならびに研修に関わる業界では「ナレッジマネジメント」というノウハウが流行り、業界を席巻する勢いでした。
 ナレッジ(knowledge)とは「知識」のことであり、企業・組織内で個人が保有する「知識・経験・アイデア・ノウハウ」等と解釈されます。

 こうした知識・経験・アイデア・ノウハウが個人で保有されている段階では、個人レベルのものであり、企業・組織の力にはなり得ません。
 その個人が転籍したり、長期入院や死亡などで組織を離れると、知識・経験・アイデア・ノウハウは一瞬にして消え去るからです。

 そこで、個人の保有している「目に見えない資源」を組織内で共有し、組織の強化・充実に役立てようというのがナレッジ・マネジメントの目指すところです。

 ただ、概念としては「個人のノウハウを、組織の力とする」というのは立派なものですが、実際に実行しようとすると、抽象的なものを相手にするだけに難しく、次第にナレッジ・マネジメントは流行の中心から離れていきました。


ナレッジマネジメントとしてのペップトーク

 さて、ペップトークをご存知の方々の多くが「ペップトークは、自分や相手を元気にする言葉」というイメージを抱いていらっしゃると思います。もちろん、それは正解なのですが、あくまでも個人レベルでは・・・という条件が付きます。

 今回の執筆で私があらためて感じたのは、ビジネス版すなわち企業向けのペップトークは、組織全体のモチベーションアップを可能にするノウハウであるということです。


 優秀な管理職が部下を上手に育てたノウハウ、それは組織ごと、個人ごとに様々でしょうが、

   ・組織で共有できる発想転換の方法(部下のマイナス思考をプラス発想に転換する手法)
   ・組織で共有できるキーワード(理念や方針を皆が得心できる分かりやすい言葉で表現)
   ・組織で共有できるシナリオ(部下にやる気を出させたストーリー)

こうした共有化は、ペップトークの手法によって十分かつ具体的に対応できるものであり、ビジネス版の真髄とも言えます。


 このように、ペップトークは実践的なナレッジ・マネジメントであり、組織を強化する決定版ともいえるノウハウですので、ぜひ皆様の組織においても積極的にご活用ください。



  



ご参考: ペップトークとは

 ペップトークとは、アメリカのプロスポーツ界で生まれ育ったもので、試合前のロッカールームなどで監督やコーチが選手たちを勇気づけ、パワフルに試合場へ送り出すために語りかけるショートスピーチです。
 近年、ペップトークの特長、すなわち消極的な相手をプラス思考に変え、モチベーションアップする点が、企業の組織運営にも有効であることが分かり注目を集めています。


ペップトークに関連する記事一覧

 日本ペップトーク普及協会 岩ア由純会長との出会いから今日に至るまでの、雑記帳での主な記事の一覧です。
 ⇒クリック ペップトークに関連する記事一覧



    
 ペップトークは、“元気”という抽象的なものを、キーワードやシナリオで具現化します。

2012年10月10日(水)  曇   挫折と再起の繰り返しの末に、現在進行形のノーベル賞

 一昨日、山中伸弥・京都大教授がノーベル医学生理学賞に輝きました。今回の受賞は、新薬の開発、難病の解明、再生医療など、今後幅広い分野での応用が期待される「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の研究が高く評価されたものです。

 これまでのノーベル賞受賞者と比較して、若くて興味をひくキャラクターということもあって、早速マスコミが取り上げて“山中フィーバー”の様相を呈しています。
 また、対象となった研究内容が“現在進行形”のものであり、本当の成果はこれからというのも、これまでのノーベル賞授与とは違っており、関係者の進歩的な姿勢に敬服します。


山中教授のこと

 個人的には、次のエピソードにより、世間での騒ぎとは別に山中教授に関して非常に興味があるとともに共感を覚えています。

 @1962年生まれ、なんと私と同じ年齢ではないですか。

 A挫折と再起の繰り返し・・・目指した整形外科医には向いていないと挫折して基礎研究に
   転換、アメリカに留学していい線をいくものの、帰国してから米国との研究環境の落差に
   半分うつ状態になるほど苦しむなど、栄光をつかむ前に相当の苦労を経験されています。

 B研究の原動力が「iPS細胞を、本当に患者の役に立つ技術にしたいという気持ちにある」
   と明言し、難病の子供と交流するなど、研究のための研究ではない使命感に共感します。

 C従来の研究者にはないスタイル、例えばプレゼンテーションに注力したり、マラソン大会に
   参加したり、昔はバンドで音楽をやったりと、自由な姿勢を保持されています。


私自身について

 ノーベル賞受賞者と自分を重ねて語るのも口幅ったいですが、まあ、私のHP内の話ですからね・・・同じ年に生まれ、挫折と再生を繰り返し、仕事に対しては使命感を強く持って取り組み、そのかたわら音楽やスポーツも楽しみ実践している、といったライフスタイルというか人生航路が似ているんですね。

 これはもう、発奮せざるを得ないではないですか! 山中教授がiPS細胞の技術を実用化して、難病に苦しむ人々を救う姿を横目で見ながら・・・
 私は、これまで何度か雑記帳に記載してきたように、次の目標に向かって突き進むのみです。

 *左脳系:和製ロジカル・シンキングを確立し、日本のソフト面(プレゼン力・交渉力)を強化
 *右脳系:ペップトーク(ビジネス版)を普及させ、日本企業のプラス思考で元気な風土を実現


 目標にはレベルと期限が必要ですね。レベルについては、長くなりますので別途記載します。期限については、私が60歳になるまで、すなわち、これからの10年間が勝負です。

 とりあえず「日本」と記述していますが、日本が元気になることは、日本が世界に発信してきた技術や文化がさらにパワーアップすることですから、世界全体の技術力向上や文化の成熟につながっていくはずです。
 そういう意味では、対象になる賞はないでしょうが、ノーベル賞に匹敵する仕事なのだという“思い”で、今後ともコンサルティング・研修業務に取り組んでまいります。


    
 50歳という節目の年に、絶好の発奮材料をいただきました。ありがとうございます!

2012年10月8日(月)  曇   三連休の最終日、体育の日に・・・。

 この三連休は体育の日を含んでいることもあり、毎朝上野公園または荒川の堤防でジョギングをする予定でしたが・・・なんと、季節の変わり目で体調を崩してしまい、部屋の中で過ごしてしまいました。

 熱は出ないのですが、やたら咳と痰に悩まされる始末・・・今週も神奈川県や埼玉県での研修講師業務が続くので、まずは仕事に影響が出ないよう大人しく静養することにしました。


 えっ? 雑誌の記事や研修資料の締切が今週に集中しているけど大丈夫か・・・ですか? はい、それは大丈夫です。
 体調とは関係なく、仕事の中身はきっちりと仕上げてまいりますので、心当りのあるお客様・お取引先の皆様、ご安心いただくとともに、楽しみにお待ちください。

 さてと、咳も治まってきたので、明日からまたバリバリと働きますよ。今秋は新規テーマの研修が目白押しなので、楽しみであるとともに、気合いを入れて成果のあがる研修を実現させます。


    
 毎年、一度崩れた体調を立て直すと、あとは逆に頑丈になりますので不思議です。

2012年10月6日(土)  曇   フィギュアスケート:ジャパンオープン、日本優勝おめでとう!

 さあ、再来年のソチ・冬季オリンピックに向けたプレ・シーズンの始まりです。その最初の大会であるジャパンオープン(団体戦:日本、欧州、北米)で、日本が優勝しました。

 チームジャパン ⇒ 女子: 浅田真央、鈴木明子  男子: 高橋大輔、小塚崇彦

 ソチ・オリンピックで男女ともに表彰台を独占する様子が今から目に浮かぶようで、まずは幸先の良いスタートと言えるでしょう。

 ・・・まあ、パトリック・チャンは4回もズッコケ、プルシェンコも手を突いたりと、各代表の仕上がりは最悪で、大会全体のレベルもどうかなぁ、という感じでしたが、優勝は優勝ということで、モチベーションアップの材料にはなるでしょう。


浅田真央選手!

 この雑記帳で最多登場の人物といえば、浅田真央選手です。これまで真央ちゃんを見つめ続け、これからも応援し続けます。
 昨シーズンは、お母さんとの永遠の別れもあり、本人も納得のいく滑りができたシーズンとは言い難かったのですが、今シーズンは必ず立ち直り、本来の定位置である“世界のトップ”に返り咲いてくれることでしょう。

 新しいプログラム「白鳥の湖」は、今の段階としてはけっこう良いレベルでこなしていると思いますし、これから試合を重ねるたびに身体に馴染んでくるはずです。
 白鳥を表現するしなやかさ、そして軽快なステップ、表現と技術の高いレベルでの融合は、今シーズンの活躍を十分に期待させてくれます。

 女子の結果としては、
   1位 アシュリー・ワグナー(米)123.57点
   2位 浅田真央(日)       122.04点

わずかに及ばず2位に甘んじてしまいましたが、このワグナーは昨シーズンから台頭してきて日本選手の前に立ちはだかっていますので、ソチに向けて良きライバルとして闘い、ソチでは撃破して欲しいものです。


   

    
 可愛い真央ちゃんから、大人の真央さんへの成長にも注目です。

2012年10月2日(火)  曇   ペップトーク・セミナー、土田和歌子選手の熱い思いに感動!

 昨夜は、文京シビックホール(300席)が満杯になり、日本ペップトーク普及協会会長の岩ア由純先生と、パラリンピック・夏冬大会で金メダルを獲得し、車いすマラソンの世界記録保持者であるトップアスリート・土田和歌子選手とのコラボ・セミナーが開催されました。

 交通事故で障害を負っても、常に前向きな姿勢で自分の夢に邁進し、スポーツの世界で頂点に立ち続ける“熱い思い”に、会場にいた参加者全員が心を打たれました。


成功事例は、成功事例にあらず

 いろいろ感動的な話はあったのですが、経営コンサルタントとしての私がハッとしたのは、土田選手の次の言葉です。

 勝ち続けると、保身に走ってしまうのです。勝ったという事実は“成功事例”ですから、それに沿って練習したり作戦を立てたりするようになるのです。
 しかし、世界レベルを見ると、どんどんレベルアップしている訳ですから、過去に経験した“成功事例”は役に立ちません。
 ですから、必要なのは「常にチャレンジする」という思いなのです。



ビジネスの分野にも通じる思い

 上記の言葉を聞いた時、私は身が引き締まる思いでした。そのままビジネスにも通じる考え方であり、やはり“真理”というものは、分野や時代を超えて共通するものなのだと、あらためて感じました。

 さらには、ペップトークがスポーツの分野だけではなく、ビジネスの分野でも通用する素晴らしいノウハウであるという私の信念を、偉大な実績を持つ一流のアスリートから裏付けしていただいたという感覚になり、感動に加えて感謝の気持ちでいっぱいです。

 成功事例は参考になるものの、それに捉われていては成功は覚束ない。常にチャレンジする精神こそが大切なのだ・・・あらためてMOUの経営に活かしてまいります。同時に、顧客企業の皆さまにも強く求めてまいりたいと思います。


   
 岩ア会長も土田選手もパワフル全開のトークを披露されました。

2012年10月1日(月)  晴   “暑さ”を“熱さ”に代えて頑張ります。

 今日から10月です。東京の最高気温は31.2度と真夏日であり、観測史上稀な暑さとなっていますが、とにかく気持ちの上では“暑さ”を“熱さ”に代えて頑張るのみです。

 今月も研修業務が目白押しで、これにペップトーク関連の雑誌記事の執筆や、新規研修の資料作成などが加わり相変わらず大忙しです。
 さらには、荒川30kmマラソンにも参加しますので、心身ともに充実させて、最高の10月にしてまいります。


    
 秋なのに真夏日、でも熱い気持ちで頑張るのみです。


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