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コンサルティング工房 MOU

工房主ごあいさつ: 2011年1月1日


 年の初めに「工房主ごあいさつ」を書き始め、はや3回目を迎えることが出来ました。これもひとえに、私を支えてくださる皆さま方のおかげであると、深く感謝しております。

●研修のコンセプト

 MOUの研修テーマは、ロジカル・シリーズ、マーケティング・シリーズをはじめ多岐にわたっておりますが、一貫したコンセプトは「受講生の皆様にも、受講生を研修に送り出していただいた企業・組織にも、研修に参加することによって何らかの成果を挙げていただく」ということです。

 そのために、常日頃から研修講師として下記3つのポイントを心掛けておりますが、今年は特に強化し、より一層ご満足いただける研修業務を展開してまいります


@「目標像」を明確にすること

 ただ単に席について講義を受動的に聞いても、会社に帰ったら内容を忘れ、現場で実践できないケースがほとんどです。
 そこで、MOUの研修は冒頭において、参加者全員に「今回の研修を受けることでどうなりたいか」という各自の目標像をイメージしていただきます。

 例えば「来週の○○会議の発表の際に活かしてみよう」「お取引先A社との打合せや交渉の際に活かしてみよう」など、できる限り5W1Hを明確にすると効果があがります。
 あるいは、ライティング研修のように目標像が見えにくい場合は、目標としたい文章(構成や書き方)を最初に示し、研修終了後までに到達すべき水準を意識していただきます。

 MOUの研修では個人演習やグループ演習を中心に進めますが、都度自分のアウトプットと目標像を比較することで、研修終了時までに“どこを重点的に練習すればよいか”が明確になり、確実にスキルアップして帰宅していただけます。


A「気づき」を重視すること

 人間は教えられたことは忘れがちですが、自分で気づいたことはいつまでも覚えていることができます。

 例えば「あなたの課題は、論理的に情報を整理できないことです。だからロジック・ツリーを使用した情報整理の手法を覚えてください。」と一方通行で講師から教えられても、多くの受講生は「はあ、そういうもんですか。」という反応になりがちです。

 しかし、「そうか、自分の課題は情報整理しないまま話していることなんだ。」「あの時、契約を取れなかったのは、お客様に整理されていない情報を勝手に押し付けていたからなんだ。」という“気づき”を得た人は、何とかロジック・ツリーをマスターしようと必死になって研修に取り組みます。

 どうやって“気づき”を得ていただくかについては、長くなりますし企業秘密の部分もありますので、今回は割愛させていただきます。
 情報提供できる部分は、このホームページの「雑記帳」に随時紹介してまいりたいと思いますので、引き続きチェックしていただければ幸いに存じます。


B「実践的」を最優先すること

 「目標像」を明確にして研修に参加し、「気づき」を得ながら演習に取り組んだ人は、自ずと職場に帰ってからも研修で習得したノウハウを使って成果をあげるという「実践的」な力を身に付けています。

 もし、演習の途中で実践的な力が不足していると思われる受講生が見受けられた場合は、講師が張り付いて上記の“気づき”を得るためのヒントを繰り返し出して、レベルアップを果たしていただきます。


●最後に

 2011年は、昨年の政治・経済・国際情勢の流れを受けて、まさに兎が飛び跳ねるかのように状況が変化すると思われます。
 こういう時は、マネジメントに携わる者としては逆にどっしりと腰を据えて、3〜5年後、できれば10年後に活かせる組織作り・人材育成に取り組むべきでしょう。

 MOUは、皆さまの腰を据えた戦略策定〜人材育成に少しでも寄与できますよう、引き続きプラス思考・ポジティブシンキングで邁進してまいります。
 本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

マーケティングオフィス・ウラベ 工房主 占部 正尚


⇒ 過去「工房主ごあいさつ」2010年1月
⇒ 過去「工房主ごあいさつ」2009年7月
⇒ 過去「工房主ごあいさつ」2009年1月