解説・雑記

≪雑記帳≫

2011年6月29日(水)  晴のち曇   今日は、ビートルズの日ですよ!

 45年前の今日、ザ・ビートルズが来日しました。4人揃っての来日は、それが最初で最後となった訳ですが、とにかく日本中がビートルズ旋風で熱狂しました。

 私は当時4歳で、福岡に住んでいましたので、リアルタイムの経験が出来なかったものの、数年後に「シー・ラヴズ・ユー」の♪ドドンッドドンのイントロでノックアウトされて以来、頭の中でビートルズの曲が鳴りっぱなしで今日に至っています。

 プロであろうがアマであろうが、ロックやポップスを歌ったり演奏したりする人種にとって、やはりビートルズは原点であり、全く影響を受けていない人は皆無と言えるでしょう。


日本武道館でのコンサート・前座

 内田裕也さんや尾藤イサオさんと共に、ザ・ドリフターズも前座を務めたことは有名なエピソードです。当時、ビートルズの前座を務めることは、本当にもう凄いことだったんですよ。

 本国イギリスでのコンサートの前座は、なんとヤードバーズでした! あれっ? ピントきませんか? ヤードバーズとは後に、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)という、世界三大ギタリストを輩出した伝説のスーパーバンドです。

 いかに当時のビートルズが凄かったかが分かりますし、ドリフターズにとっては快挙としか言いようがありませんね。


日本初、日本武道館でのロック・コンサート

 今ではコンサート会場と思われている武道館での初めてのコンサート・・・著作権の関係で、正式なコンサート風景が放映されることは滅多にありませんが(今はYouTubeで不法に流れていますが・・・)、今となっては歴史を感じさせる貴重なものです。

ジョンとジョージのギター
 二人ともエピフォン・カジノというセミアコ・タイプのギターを抱えて登場しました。あれっ、ジョンはリッケンバッカー、ジョージはグレッチじゃないの? と思う方も多いでしょうが、来日した1966年は、彼らにとってちょうど前期から後期への過渡期にあたり、たぶん変化を自覚してギターも持ち替えてきたんじゃないかな、と思います。

ポールのスタンドマイク事件
 現在、スーパースターのコンサートでそんなことが発生したら、賠償責任問題になると思われますが、当時は大規模コンサートの運営ノウハウが確立されていなかったんですね。
 なんと、ポールの前に立っているスタンドマイクがぐらついていて、曲の途中で何度も横を向いてしまったのです。

 ポールはベースを弾きつつ、サッとマイクを元に戻しますが、しばらく歌っているとまたマイクが横を向いてしまう始末・・・しまいにゃあ、明るく陽気なポールがイラついて、“This microphone・・・stay still! ”と思わず叫んでしまった場面が印象的でした。

わずか35分のコンサート
 当時、ビートルズのコンサートは警備の都合上、「演奏時間は30分前後」「アンコールには応えない」というのが鉄則でした。
 今では信じられないことですが、でも当時はビデオが普及していない時代ですから、レコードで聴くだけだった対象が、目の前で演奏しているという事実だけで観客は満足して熱狂したのです。

ラストの曲は「アイム・ダウン」
 世界中を回ってコンサートを続けていたビートルズ、ラストの曲は「アイム・ダウン」と決まっていました。前期の曲の中で最も激しく、ポールのシャウトの連発で大いに盛り上がるので、ビートルズ自身も観客も完全燃焼するには、ちょうど良かったようです。

 オープニングの曲は特に決まっていなかったようですが、日本公演(全5回)のオープニングはジョンのボーカルが冴えわたる「ロックン・ロール・ミュージック」でした。

リボルバー
 日本から帰った直後に発売されたアルバム「リボルバー」・・・そのタイトルのリボルバー(拳銃)は、彼らが日本で買った拳銃のオモチャが印象的だったことに由来するようです。

 滞在はわずか5日間(103時間)でしたが、けっこう印象に残る国だったようです。その後、ジョンは日本人であるオノ・ヨーコと結婚、ポールはウィングスを率いての初来日時に麻薬を所持して拘置所に入れられたものの、10年後に再来日を果たし、ジョージは長いブランクの後に再起コンサートを日本で開催し、リンゴはレナウンや缶酎ハイのCMに出演するなど、日本と深く関わっていくことになったのでした。


     

     

   

 まさかとは思いますが・・・ポールとかジョンと読んで、フルネームを思いつかない人のため
      ポール・マッカートニー Paul MacCartney (ベース)
      ジョン・レノン John Lennon (ギター)
      ジョージ・ハリスン George Harrison (ギター)
      リンゴ・スター Ringo Starr (ドラム)

2011年6月28日(火)  曇   心底、肝が冷えた日・・・ついでに「JIN−仁−」の最終回

 いま、夜中の12時半なんですけど・・・つい先程、青森から移動して大船(神奈川県)のホテルに到着しました。
 出張が多いので、これまで様々な肝の冷える経験をしてきましたが・・・真冬の北海道、アイスバーンの路面でスピンしたとか・・・でも、今回は別の次元でホント、どうなるかと思いました。


●欠航が相次ぐ青森空港:

 27日(月)の夕方に研修を終え、19時近くに青森空港に着いた私を待っていたのは・・・大雨による視界不良のため、青森発・伊丹行きや札幌行きの飛行機が次々に欠航している状況でした。
 ええ〜っ、これから羽田まで飛んで、そこから大船まで行って宿泊し、28日(火)は午前9時から研修開始なのにぃ〜っ・・・

 新幹線は、その時点で最終に間に合わない時間帯で、翌朝一番の飛行機が羽田に着くのが9時30分・・・ダメじゃん。
 どんな理由があろうと、講師が研修会場へ着けずに“穴を空ける”というのは御法度ですから・・・これはもう、肝が冷えました。
 最悪、タクシーで夜を徹して移動するか・・・たぶん10万円単位で料金が掛かるだろうけど、研修業務に穴を空けるくらいなら・・・それで信用を落とすくらいなら・・・安いもんです。

 でもまあ、伊丹空港や札幌空港(千歳じゃなくて、小さい方の札幌)に飛ぶ小さな飛行機と違い、羽田へは大きな機体の飛行機が飛ぶので、たぶん大丈夫・・・という空港係員の言葉を信じて良かったです。(係員さんは、責任が発生するので言いたくなかったでしょうが、私があまりにも問い詰めるものだから、話してくださったのでした・・・)

 さ、予定通りにスタート地点に立てたので、明日(いや、もう今日の話ですな・・・)は、精一杯頑張りましょう!


●「JIN−仁−」の最終回:

 なんだかネット上で批判の嵐みたいですね。でも、私は良かったと思いますよ。青森のホテルで観た後、家内から電話が掛かってきて、いろいろと感想を言い合いましたけどね・・・ヒマな夫婦ですね。

 やっぱり、咲さんが仁先生を慕って一生独身を貫きながら、仁先生に教えられた医術へ邁進して医院を創設し、それが現代まで残っていること・・・そして、実は仁先生のことが記憶から消えている(正確には消された)にもかかわらず、わずかに呼び覚ました記憶を頼りに「お慕い申しておりました」という文を残し、その文(今となっては古文書?)を読んだ仁先生が「私もお慕いしていましたよ」と泣きながら想い出に向かって訴えるシーン・・・これは、ここ数年のドラマのラストシーンにおいて、最高の出来ではないですか。

 なんだか、主人公が咲さん役の綾瀬はるかさんになってしまったような・・・NHK大河ドラマのヒロインを射止めたようですし、これからも頑張ってください。(話が違う方向へ行きましたけど・・・)


                      
      やっぱり、長距離移動の翌日の研修はスケジュール的に無理ですよ・・・特に梅雨や大雪のシーズンは・・・

2011年6月26日(日)  曇   マイケル・ジャクソン フォーエヴァー!

 マイケル・ジャクソンが天国に逝って二年が経ちました。しかし、マイケルの輝きは今でも少しも色褪せてはいません。

 1982年、大学一年生になったばかりで、田舎から出てきて東京の街で“目の眩むような日々”を送り・・・飲んだくれて酔っぱらって下宿に帰り、たまたま録画していた「ベスト・ヒットUSA」を見た私の目に飛び込んできたもの・・・本邦初公開の「スリラー」・・・あの夜の衝撃は、一生忘れることができないでしょう。


       
  あの頃、友達の車で鎌倉から逗子にかけて走ったとき、カーステレオ(古〜っ)から流れていたのが「スリラー」でした。
  彼の輝きは、自分の想い出の輝きそのものなんでしょう。


2011年6月23日(木)  曇   先週から新規テーマを含め研修ラッシュです。

 最近、新規テーマの研修業務について、ゼロベースでスライド・テキスト・演習用資料等を立て続けに作成しているため、なかなか雑記帳を更新できず・・・せっかく訪れていただいた皆様には、ひと言「ごめんなさい」です。

 「最近、何やってんの?」「どんなテーマが注目されてるの?」など、いろいろお問い合せをいただいているので、従来からのテーマ、新規のテーマを合わせ、まとめてお答えします。
 本来であれば、新規テーマの研修についてはプログラム表を「研修堂」に掲載したり、ここで説明したりするはずですが、とりあえずテーマと対象者のみ記載します。


  ●「経営計画策定研修」
      対象:映像関連製造業(上場)、幹部候補(部長クラス)

  ●「ロジカル・ライティング研修」
      対象:家電製造業(上場)、新入社員

  ●「ロジカル・コミュニケーション研修」
      対象:総合病院、看護師・技師

  ●「ロジカル・コミュニケーション研修」
      対象:自動車製造業(上場)、若手社員

  ●「顧客の心をつかむ、営業コミュニケーション研修」
      対象:家電製造業グループ、営業パーソン

  ●「マネジメントの基本と実践研修」
      対象:地方自治体、管理職

  ●「業務企画力強化研修」
      対象:地方自治体、管理職

  ●「意思決定力強化研修」
      対象:地方自治体、管理職


 今日は、「ペップトーク研修」について具体的なお引合いをいただいたり、大学生向けの「ロジカル・シンキング研修」のミーティングを行なったりと、かなり多角的な業務推進状況になっています。

 そこにお客様のニーズとご依頼がある限り、そして私が応えられる限り、走り続けていきますので、今後ともよろしくお願い致します。


                      
       手を広げ過ぎ・・・の印象もあるでしょうが、全てのノウハウに一本筋が通っているので大丈夫なんです。

2011年6月19日(日)  曇   やっぱり、“ゆとり教育世代”の新入社員は優秀でした。

 先週は茨城県へ出張に行っておりまして、ある大手製造業の新入社員向けに「ロジカル・ライティング研修(論理的な報告書作成研修)」を行なってきました。

 そこで驚いたことがあるのですが、今月2日に記載した「ロジカル・シンキング的クイズ」より数段難しい演習問題をグループ討議のコーナーで出したところ、別々のクラスで模範解答と全く同じ解答を導き出したグループが連続して現れたのです。

 問題の中身は版権の都合でここには書けませんが、これまでロジカル系の研修で同じ問題を出し続けてきましたが、部課長レベルから新人に至るまで、完全解答を導き出したグループはほとんどありませんでした。

 4月19日の “ゆとり教育世代”の新入社員は、実は優秀です にも記載しましたが、昨年あたりから入社してきている“ゆとり教育世代”は、物事をじっくりと考える習慣が身に付いている上に、就職活動では空前の就職難のため非常に苦労をしているため、実は先輩諸氏が考えている以上にしっかりしているし、考え方がロジカルなのです。

 「いやいや、研修で発揮した頭の良さと、実際の現場での頭の使い方は違うよ」という反論もあろうかと思いますが、逆に「いやいや、彼らの高いポテンシャルを現場で活かすのが、あなたがた先輩諸氏(管理職)の役割でしょう」と申し上げたいと思います。


 そういう訳で、お客様からのご要望もあり、管理職の方々が優秀な若い人達のポテンシャルを十分に活かすためにも、「業務企画力」や「意思決定力」の向上をテーマに研修プログラムを組んで進めています。
 また別の機会に、こうした研修によって具体的にどのように現場改善が進むかなど、いろいろな事例を書いていきたいと思います。


                      
          最近は“お先真っ暗”な話題が多いものの、若い人達を見ていると“明るい未来”が感じられます。

2011年6月15日(水)  晴   Facebookをご利用の皆様・・・気ぃつけなはれや!

 まあ、当然予想されたことではありますが・・・Facebookを悪用する輩が出ていますな。いわゆる「相談したい事があります」という一見真面目なメールを送ってきて、これが実は「出会い系サイト」の勧誘だったりする訳です。

 私の場合、仕事上でもプライベートでも、相談については原則として面識のある人からしか受けませんし、仕事上で面識のない人と会う場合があっても、きちんとしたコンサルティング会社・研修会社、または実績のある講師紹介サイトからの紹介でないと受けませんので、被害に遭うことも無いのですが・・・ただ、Facebookにはある程度の個人情報を公開しているので、気味が悪いのは確かです。

 同窓会とか企業グループの名簿を悪用する行為については、それなりに法律に基づいた対処もできるでしょうが、Facebookの場合は、こちらも自発的に個人情報を公開してしまっていますので、何かあっても文句が言えないかなぁ・・・という“微妙な線”とでも言うんですかね。

 いずれにせよ、Facebookはコミュニケーションツールとして、また楽しむためのツールとして有効な側面もある訳ですから、悪用する輩からの魔の手には十分気を付けましょう。


                 
              Facebookに公開している写真・・・悪用の仕様がありませんな・・・

2011年6月13日(月)  曇   アクアパッツアを“完全完食”して、ああ美味しかった

 世の中、本当に大変な時に極めて能天気な話題で誠に恐縮なんですが・・・このホームページの「ギャラリー」の欄に掲載していませんが、実は自慢の特技がありまして・・・それは「魚料理をキレイに食べ尽くすことができる」というものです。

 これまで、いろいろなレストランでウェイター・ウェイトレスが皿を下げる時に「ええっ?」という表情をしたり、そんなのを超えて「こんなにキレイに魚を食べる人を見たのは初めてです」とシェフやお客さんから言われた経験は数知れずです。


 今回は結婚記念日のディナーをいつものクチーナ・プルチーノ(イタリアンの小さな名店)へ食べに行き、ソイのアクアパッツアをキレイに平らげて、シェフやフロア係の奥様から「形を崩さず、頬の小さな肉まで食べ尽くした人は初めて〜!」と“バカ受け”されまして、味に対する満足感と自己満足を抱いて、最近流行の“どや顔”をしながら帰途につきました。

 アホな話題で、すんまっしぇん・・・


     
 背骨一本も壊すことなく、ナイフとスプーンで完全に食べつくしたアクアパッツア

    
      今回も前菜からパスタ、スペアリヴ、デザートに至るまで大満足でした。今度はランチに行きます。

2011年6月11日(土)  曇   「東北産品応援の会」と題した同窓会に行ってきました

 東北地方太平洋沖地震/東日本大震災の発生からちょうど3ヵ月が経過しました。ちょうどこの日、明治学園中学校の同期が集まり、「東北産品応援の会」と題しての同窓会を行ないました。

 JR浜松町の駅から近い「ゑーもん」という店が東北産品を応援しているということで、ここに男女合わせて22名が集まりました。
 やはり海の幸・山の幸に恵まれた東北地方の食事・酒は美味しく、特に魚に関しては一家言を持つ福岡出身の面々も満足できました。


 一次会では、小学校のブラスバンドで一緒だったS君(クラリネット)と僕(トランペット)とで「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」を合奏し、これに合わせて皆で歌い、気持ちだけは東北地方に届いたのではないかと思います。

 S君と一緒に演奏するのは小学校を卒業して以来なので、実に37年ぶりでしたが、三つ子の魂なんとやらで、まったく練習や音合わせもしないままでしたが、ちゃんと合うから不思議です。


  
          一日も早い復興を願うのみです・・・ほんのわずかでも貢献できるよう意識し続けたいです。

2011年6月10日(金)  晴   リーダーシップとフォロワーシップについて

 拝啓 大島優子さま

 今回のAKB48の総選挙、う〜ん残念でしたね。先月の速報で首位に立ったことが、前田敦子ファンの奮起につながり裏目に出てしまいました。
 でも、私はこの一年間、あなたの頑張りをずっと見てきました。そして、あなたがリーダーシップとフォロワーシップを兼ね備えた立派な組織人であることを確信し、研修の中でも事例として使っています。


リーダーシップ、フォロワーシップ

 一般に、リーダーシップとは「部下・後輩を指導・教育する力、引っ張っていく力」であり、フォロワーシップとは「上司の指導力や判断力をサポート(補完)し、組織の成果を最大化する力」と言われます。

 以前は組織論の中で“リーダーシップ”のみがクローズアップされてきましたが、最近の管理職研修等では、自分より目下の人達に対するリーダーシップだけではなく、目上の人をいかにサポートできるかという“フォロワーシップ”が重要視されています。


リーダーシップ

 大島優子さん、あなたは昨年の総選挙で第1位となり、名曲「ヘビー・ローテーション」でセンターを務め、芸能界最強ユニットであるAKB48を引っ張っていく立場となりました。

 例を挙げればキリがありませんが、例えば「ビルの屋上で大勢で躍るとビルを揺らすことができるか」というアホな実験の際、メンバーを鼓舞しながら延々1時間以上踊り続け、ついに震度計の針を振らせるという成果を挙げました。
 あなたは、まさにメンバーを動機付け、努力を継続させ、達成感を味わわせるためのリーダーシップを発揮できた訳です。

 また、最大のライバルである前田敦子さんが、かぶり物を取った際に髪が乱れたところを見たあなたは、すかさず目立たないように彼女の後ろに回り、そっと乱れを直してあげましたね。
 放っておいてもよかったのに・・・でも、AKB48の前列に立つメンバーの髪が乱れたままの状態をあなたは見過ごさなかったのです。まずは組織全体の印象や統率を考えるあなたは、まさにリーダーシップに富む人と言えるでしょう。


フォロワーシップ

 あなたは前面で頑張るだけではなく、AKB48内のリーダー的存在のメンバーをフォローすることにも注力してきました。

 高橋みなみさんがチームAのリーダーに就任した直後、風邪で喉をやられて声が出なくなったことがありました。練習の際にメンバーたちが、リーダーが声が出ないのをいいことにサボっていたら、あなたは「タカミナ(高橋みなみの愛称)は声が出ないんだよ。それをいいことにサボってんじゃねーぞ!何やってんだよ!」と、リーダーを盛り上げるために自ら嫌われ役を買って出ましたね。



 あなたはアイドルという存在ではありますが、一般社会の管理職たちが見習うべき「リーダーシップとフォロワーシップの両立」が出来ている存在であるとも言えるでしょう。

 これからも、3歳年下で背も高くて押し出しの強い前田敦子さんとトップ争いをしていくのは大変でしょうが、頑張ってください。
 あなたが所属するチームKは、ダンスに自信のあるメンバーが揃っていますが、あなたを含め“職人気質”が目立っているかも知れません。
 それが裏目に出ないよう、もっと前に前に出ても良いと思います。会社員ではなく、“生き馬の目を抜く”芸能人ですから・・・

 では、来年の総選挙を楽しみに・・・また一年間、あなたを見守っていきたいと思います。
                                                        敬具


                  
    小柄ゆえに“子リス”と呼ばれる愛くるしさが武器ですが、来期は押しの強さを身に付けて欲しいものです。
     一般企業でいえば、能力給で稼ぐ営業パーソンみたいなものですから、組織で勝ち抜く術も必要でしょう。


2011年6月9日(木)  晴   「研修堂」の月間講師アクセス・ランキング V5達成です!

 研修・セミナー講師の紹介サイト「研修堂」の5月度アクセスランキングにおいて、

   ★「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング 1月〜5月度 連続第1位 V5達成

という成果を挙げることができました。詳細については 「研修堂」の私のプロフィールページ をご参照ください。


 最近、研修業務の準備や新規テーマの開発に忙しく・・・5月はPR活動をしなかったのですが、多くの方々にご覧いただいて、本当に感謝するのみです。

 近いうち、動画を導入して私のメッセージやセミナー風景をリアルにご覧いただきたいと考えています。その時は、またPR活動を「研修堂」以外でも幅広く展開する予定です。

 今後とも、コンサルティングや研修業務を“机上の空論”に終わらせず、あくまでも「成果に直結する実践的なものを提供すること」をモットーに頑張ってまいります。


●「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング

      


                      
   念のため、もう一度クリックしてください。⇒ http://www.kenshudo.net/sp_detail/id1237440396-246410.html 

2011年6月8日(水)  雨のち曇   ロジカルシンキング的クイズの追加解説です。

 6月2日に記載したクイズ、および6月4日に記載した解答について、いろいろお問合せやご質問をいただき、ありがとうございました。主なご質問について、この場でお答えしたいと思います。

●質問@: 「大きさ」をそろえる、「種類」をそろえる、「独立」させる というルールは、どのような場面で使うのですか?

●答え: 何かを説明したりプレゼンテーションする際、情報整理するために用いられる「ツリー構図(ロジックツリー)」の「大項目」を設定するときに使います。
 大項目をルールに沿って設定すると、中項目や小項目も自然とルール通りになり、説明やプレゼンテーションの内容が全体的にバランスが取れ、筋道が通って分かりやすい流れになります。

      


●質問A: 「大きさ」「種類」「独立」のルールが守られない時はどうすれば良いのですか?

●答え: まあ、頑張って守ってください・・・と言いたいところですが、あれこれ工夫して、どうしてもダメなら多少バランスが崩れても構いません。要は、相手を説得できるか、納得させられるかが大切な訳であって、ルールを守ることが目的ではありませんから。

 ただ、ロジカルシンキングに慣れてくると、いろいろな方向から物事を見て、論理を組み立てられるようになりますので、まずは何とかルールを適用しようと試行錯誤してみてください。

例 題
 ちなみに、次の例題を見て、どのようにお感じになりますか?

         福岡県   シンガポール   ポルトガル

 一見、「大きさ」「種類」「独立」のルールから逸脱していますね。福岡県は日本という国の一行政単位ですが、これに対しシンガポールとポルトガルは国連に加盟している独立国であり、福岡県よりも日本と同格というのが通常の見方です。

 しかし、ここに「訴求点」と「切り口」という概念を持ち込むと話は違ってきます。実は、この3つの国・県は、人口が500万人〜1000万人未満のカテゴリー、GDPが日本円換算で20兆円前後のカテゴリーに入っており、そういう見方をしていくと同格ということになります。


訴求点

 相手に何を訴えたいのか、その方向性を「訴求点」と呼びます。上記の例題では、「福岡県が、誰でも知っているような“国”と同じレベルだ」という方向性で考えたい人にはピッタリでしょう。
 ここから先は、
   @どげんね、すごかろうが! ・・・と自慢する
   A東アジアの物流・観光の拠点になり得る ・・・と経済的な成長の方向性や施策を訴える
など、その人の目的や考えによって様々に分かれていきます。


切り口

 訴求点、すなわち「福岡県は、すごかばい!」という方向性は決まっても、それをひたすら唱えても説得力がありません。
 やはり、「人口やGDPが同レベルだ」という訴求点の裏付けとなる情報が必要です。この情報のことを「切り口」と呼びます。

 ロジカルシンキングにおいては、この「切り口」をいかに客観的に説得力のある形で設定できるかが勝負です。
 仮に「東アジアの物流・観光の拠点」という訴求点を活かすためには、シンガポールやポルトガルとの比較(現状)と同時に、釜山・仁川・上海あたりとの比較(将来性)も必要になってくるでしょう。



 いずれにせよ、訴求点や切り口については「何を訴えたいのか」「どう訴えたら納得してもらえるのか」と考える姿勢が必要です。また機会があれば、いろいろ事例について記載したいと思います。


                      
  @「大きさ」「種類」「独立」のルール、A訴求点、B切り口、これらがロジカルシンキングを説明・プレゼンテーション
  に利用する際の“三点セット”です。


2011年6月5日(日)  晴   荒川の屈辱・・・6回目のハーフマラソン大会で不覚

 今日は「六無月東京喜多(北)マラソン大会」が行われ、私は昨年に続いてハーフマラソンの部に出場しました。
 今回で6回目のハーフマラソン大会への出場で、まずは健康のために走り、必ず完走しようと毎回考えている訳ですが・・・今回、完走はしたものの、制限タイムの2時間30分を少しオーバーしてしまいました。

 気温が26度を超えるクソ暑いなか、必死こいて走った結果がこれとは・・・何のために走ったのか、ええこのぉ、グラグラこきますばい。

 まあ、原因は分かっとりますと。ここ最近は不摂生(飲み過ぎ、食べ過ぎ)が続き、仕事の忙しさのせいにはしたくなかばってん、走り込みが出来とらんかったとです。



 比較するにはレベルが低くて恐縮ですが・・・若き日の徳川家康が三方ヶ原の戦いで武田信玄にボロ負けした際、自分の惨めな姿を絵に描かせ、その後は合戦の度に惨めな絵を見ながら自分を戒め奮起させたことを参考にして・・・下の写真を「占部版:三方ヶ原の絵」にします。

 今後もし、私が飲み過ぎたり食べ過ぎたりしているところを見かけた際は、飲物やおつまみにハバネロでもぶっかけて、七難八苦をお与えください・・・


           
      次の大会は10月16日(日)のタートルマラソン大会です。それまで自分を戒め続けます。

2011年6月4日(土)  晴   ロジカルシンキング的クイズの解答です。

 前回のクイズの解答です。企業のマネジメントで利用されるロジカルシンキングの世界では、数学や物理のような「絶対解(答えがひとつ)」はほとんど存在せず、「最適解(いくつかある答えのうち、より良いもの)」を追究します。

 したがって、下記の解答も「最適解」であり、これ以上の「最適解」もあり得ます。お気づきの点がありましたら、ぜひご教示ください。

 さて、ロジカルシンキングには、相手に分かりやすく筋道立てて話す(書く)ための基本的なルールがあり、「最適解」を導きやすくしています。

 *相手に何かを列挙(並列)して説明(説得)するときのルール:
     「大きさ」をそろえる
        ⇒ 概念の大きさを揃えて、相手が違和感を覚えないようにする(筋道を通す)
     「種類」をそろえる
        ⇒ 概念の種類を揃えて、     〃
     「独立」している
        ⇒ 列挙するものの概念が重ならないようにし、    〃


【問題】
 神奈川県の代表的な観光地は、箱根、芦ノ湖、横浜である。また、箱根、日光、六本木は、関東の三大観光地といって過言ではない。

【解答】
( ×芦ノ湖  ○鎌倉、横須賀など他の観光地名 )
( ×六本木  ○草津、那須など )


●「箱根、芦ノ湖、横浜」の部分:

 芦ノ湖は箱根の一部ですので、「独立」のルールが守られていません。また、芦ノ湖と横浜を比較すると、明らかに横浜の概念の方が「大きい」です。(箱根という観光地の中の観光名所が芦ノ湖であり、横浜はれっきとした観光地です。)
ですから、ここは芦ノ湖を外して、観光地の地名として「箱根・横浜・(どこか)」を埋めるのが妥当です。

 あるいは、今回の問題では解答の仕方が異なりますが、考え方としては観光名所で統一するなら「箱根の芦ノ湖」「横浜のベイブリッジ」「鎌倉の大仏様」といったように並べるのが妥当です。


●「箱根、日光、六本木」の部分:

 箱根と日光は、自然の豊かさや歴史の長さといったキーワードにより「種類」が同じです。これに対し、六本木は都会的とか近代的とかオシャレといったキーワードで語られる観光地であり、種類が違います。

 「箱根と六本木が同じで、日光とは違う」「日光と六本木が同じで、箱根とは違う」という論拠はなかなか見つけにくいので、ここは六本木を外して、自然や歴史をキーワードに語れる地名をもってくるのが妥当です。
 解答には日光と那須を書きましたが、那須は日光と共に栃木県、箱根は神奈川県なのでバランスが悪いため、群馬県の草津とするのがベターでしょう。



★ルールについて:

 今回の問題は比較的やさしい内容なので、ルールを知らなくても勘で解くことは可能ですし、そのような人も大勢いらっしゃったことと思います。

 ただ、ルールを知ることによって、今後現実面で何か難しい問題に直面したり、重要なプレゼンテーションを任されたりしたような時、考える道筋のパターンができることによって思考の幅が広がり、説得力の“精度”を増すことが出来るようになります。

 ロジカルシンキング(論理的思考力)を鍛えるためのクイズやゲームは、他にもいろいろありますので・・・あまり書き過ぎるとメシのタネが減りますが・・・気が向いた時に少しずつ書いていきたいと思います。


                      
        「大きさ」「種類」「独立」のルールは、特にプレゼンテーションの際に説得力を生む上で有効です。

2011年6月2日(木)  雨のち曇   ロジカルシンキング的クイズです。

 今月から来月にかけて研修ラッシュのため、ありがたいことではありますが・・・1件1件、顧客企業の状況に合わせてプログラムや盛り込む事例を作り込むため、テキスト・資料等の準備で忙殺されており、なかなか雑記帳の更新に手が出せないでいます。

 しかし、せっかく雑記帳を訪れていただいた皆様に対して何も無しでお帰りいただくのも心苦しいので、クイズでお楽しみいただきたいと思います。(お茶を濁すみたいですが・・・)

 以下は、ある団体でのロジカルシンキング研修の最後に実施する理解度テスト(クイズみたいなもの)の問題例です。
 ロジカルシンキングというと “難しい” とか “ややこしい” といったイメージを抱く人も多いのですが、実際は下記のような問題を楽しみながら解いていくことで、自然と身に付くものです。


●例題:
 問題文のなかで不適切な部分を、理由を明確にして修正してください。

【問題】
 A市の市民にとってA市役所は、窓口が親切で、手続きが早くて、建物が大きいので、利用しやすい。

【解答】
 ×建物が大きい ○アクセスが良い、対応が的確、情報公開が進んでいる など

【理由】
 問題文は「市民が利用しやすい」という「市民にとってのメリット」について書かれています。「建物が大きい」というのは、市民にとってのメリットであるとは直ぐには言い難いので、文に筋道が通らなくなります。(論理がズレてきます。)したがって、市民のメリットとしてピンとくるような「アクセスが良い」等に入れ替えた方が、より筋道が通ります。


●本番:
 問題文のなかで不適切な部分を2箇所、理由を明確にして修正してください。

【問題】
 神奈川県の代表的な観光地は、箱根、芦ノ湖、横浜である。また、箱根、日光、六本木は、関東の三大観光地といって過言ではない。

【解答】
 (              )(              )

【理由】
 (                              )
 (                              )


 この雑記帳を読まれる方は、けっこうロジカルシンキングを知っていたり慣れている方が多いので、たぶん簡単に感じるのではないかと思います。
 解答は・・・まだ仕事が残っているので、また明日にでも記載したいと思います。


                      
   「間違い探し」や「仲間外れ探し」は、ロジカルシンキング(論理的思考)の原点であり、トレーニングとして有効です。

ホーム コンセプト 基本アイテム 解説・雑記 プロフィール 坂本龍馬 ギャラリー
過去分
メール リンク サイトマップ
2010年12月
2011年1月
2011年2月
2011年3月
2011年4月
2011年 5月
2011年 5月
2011年4月
2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
過去分
音 楽 スポーツ 飲食店 料 理 旅行・イベント 芸能・TV 美術・映画など
コンサルティング・研修 社会(政治・経済含む) 歴 史 交 流
このページの先頭へ
ホーム サイトマップ リンク お問い合せ