解説・雑記

≪雑記帳≫

2012年2月29日(火)  雪   今月の最終日の天気が「雪」になりました・・・

 明日から弥生で春の訪れ・・・と思っていたら、いきなり積雪ではありませんか! 今年は本当に雪が多く、雪国では事故も多発していますので、皆さん、くれぐれも注意してください。

 東京での前回の積雪時は、1月24日 東京の皆さん、無事に通勤できましたか? に記載した通り、通勤時間帯には雪は降り止んでいましたが、今日は止むどころか勢いが増しています。
 東京で売られている靴は積雪仕様ではないので、東京にお住まいの皆さん、繰り返しになりますが、特に転倒には注意して通勤してください。



 ところで、来月はこれまで準備してきた諸々のことが花開く月となりそうです。従来のロジカル・シンキング研修やロジカル・ライティング研修は、ありがたいことに引き合いも多く、これまで通り進めてまいります。

 さらには、ペップトークのビジネス版について大きな動きが続きます。
     *ある自治体でのモチベーション研修(事実上、ペップトーク研修)の実施
     *ビジネス版ペップトーク研修のお披露目セミナーの実施
     *ビジネス版ペップトークのDVD撮影(発売は4月予定)

 これらの進捗に関しては、随時お伝えしてまいります。さあ、寒いですが気合を入れて、上記の準備作業を着々と進めてまいります。


                   
    吹雪いているため、いつもはリビングから眺めることのできる東京ドームホテルや文京区役所が見えません。

2012年2月27日(月)  曇   “言葉の乱れ”の魔手が、博多弁にも忍び寄る・・・

 日本語が乱れていることについては、この雑記帳でもたびたび書いてきました。(ご参考:天才子役は言葉遣いも正しくて好印象
 今回の話題は、その趣旨とは若干違うかも知れませんが、言葉に対して鋭くあるべき層の人達が、どうやら鈍感になりつつある、という点では一致しています。


テレビCMに異議あり

@「とっとっと」の正しい使い方

 博多弁の「とっとっと?」「とっとっと!」という会話は、まるでニワトリを追いかけているみたいで面白い・・・ということで、タモリさんや博多華丸さんがテレビ番組の中で紹介して、けっこう知られるようになりました。

 この意味は、「取っていますか?」「取っていますよ!」というもので、例えば桜の季節に花見の場所に行った時、「この場所は、あなたが取って(占有して)いるのですか?」「はい、私たちが取って(占有して)います!」という使い方をします。
 つまり、「とっとっと」という博多弁は、何かを「占有」している場合や「予約」している際に使う言葉なのです。


ACMの微妙な間違い

 ところが、T自動車のPという車種のテレビCMを観ていたら、車の写真を携帯カメラで撮影した女性に対して、主人公が「撮っとっと?」と聞き、その女性が「撮っとっと!」と答えているではありませんか。
 これは、福岡(もしくは九州)以外の地域にお住まいの方には分かりにくいかも知れませんが、間違った使用法です。

 「撮影する」という言葉を博多弁で表現すると次のようになります。
     a) 「撮りよーと?」「撮りよーと!」 ・・・ 現在進行形
     b) 「撮ったと?」「撮ったと!」    ・・・ 過去形

 ちなみに、丁寧な聞き方をしたいのであれば次のようになります。(微妙なニュアンスですが)
     a') 「撮りよんしゃーと?」または「撮んしゃーと?」 ・・・ 前者は現在進行形、後者は現在形
     b') 「撮りんしゃったと?」または「撮んしゃったと?」 ・・・ 過去形

 こんなに丁寧に説明するまでもなく、少なくとも福岡および周辺に住んでいる人なら“直感”で分かることです。
 テレビ業界とか芸能界には、福岡出身者が多いことはよく知られていることで・・・だったら、上記のCM制作の場にも居たのではないか・・・どうして間違いを見逃すの?・・・と思ってしまうのです。

 でもまあ、共通語の分野で、売れっ子アナウンサーが「すごい美味しい」なんて間違った言い方を平気でする時代ですから・・・私が細かいことを言い過ぎなんですかね・・・。


B“ネイティブ博多弁”の使い手

 さて、博多弁のことですが・・・私が通っていた福岡高校は福岡市博多区のど真ん中にあり、また家内が通っていた大学および卒業後の勤務先は博多区の隣にありましたので、二人とも純粋な博多っ子ではないものの、“ネイティブ博多弁”の中で生活していました。

 ですから、家の中では二人とも・・・「どげんね?(どう?)」「よかたい!(いいね!)」といったように博多弁で会話をしています。
 そんな二人が初めて上記のCMを見た時、顔を見合わせて・・・「どげんね?」「なんか、おかしかね・・・」という会話になったのです。


   【ご参考】   ×すごい美味しい    ○すごく美味しい  ○すごい美味しさ


                      
         博多弁が大阪弁みたいに全国区で知られるようになったこと自体は、嬉しかことですばい。

2012年2月24日(金)  晴   もつ料理の名店で、なぜか海鮮ものを食べました・・・

 一昨日は、ある企業の夜間セミナーの講師としてお招きいただき、帰りにいつもの“日本一美味しいモツ煮込みが食べられる店”としてお馴染みの「もつ田」に寄りました。

 晩ご飯は軽く食べていたので、つまみ程度でいいかな・・・と思っていたら、なんとこの日はメニュー板に海鮮ものがズラリと並んでいるではありませんか。
 食べて欲しそーなマスターの視線を感じつつ、物珍しさも手伝って、早速「ホタテの紐とニンニクの芽」「とらふぐの皮」「アワビの肝」を注文しました。

 うん、「とらふぐの皮」は最初のコリッとした食感と、その後に口の中で溶けていくような感触が絶妙で、これは焼酎のロックに合いますね。
 そして、「あわびの肝」はヌッタリと重くコクのある味わいが口いっぱいに広がり、これは焼酎をストレートで含みながら食べたいですね。

 いつもとは全く異なる品々ですが、たまにはこういった変化球を味わうのも楽しいものです。(マスターが気が向いた時にたまたま出すメニューなので・・・この記事を読まれて今日行っても、あるかも知れないし、無いかも知れません・・・。)

 で・・・結局、食べたものは、海鮮ものの“モツ”だった訳で・・・お後がよろしいようで・・・


  【関連記事】

    2011年10月  ♪日本一の“煮込み”、始まりました!♪
    2011年 2月  ♪もつ焼きギター・ライヴ♪、盛り上がって楽しみました!
    2011年 1月  ♪もつ焼きライヴ♪ 演りますよぉ〜!
    2010年11月  もつ焼き店でライヴなんて・・・面白いかも・・・

    2010年 3月  美味しい“モツ料理”は駒込でね


      
 ホタテの紐          とらふぐの皮          アワビの肝             やっぱりシメはモツ煮込み

2012年2月23日(木)  雨   「営業力強化」を図るなら、まずは「発想力強化」から(後編)

「前編」は、2月19日に掲載しています。


 営業研修で自社商品の強み・弱みを洗い出し、あらゆる角度から拡販の方向性を検討し、自身の活動計画に落し込んでいった受講生の皆さんは、今週早速にも具体的な営業活動を展開していらっしゃるようです。

 そうなんです。意識と知識が変われば、行動が変わります。行動が変われば、お客様やお取引先の見方や対応が変わってきます。この繰り返しが、必ず売上アップという成果に必ずや結びついていきます。

 研修を軽く見る人も世の中には多いのですが、それは本当に成果に結びつく研修というものを知らないからです。
 MOUは今回のように「具体的な行動改革 ⇒ 具体的な成果」を生み出す研修業務を、今後とも提供し続けてまいります。


今回の企業に学ぶべきこと

 もちろん、成果に結びつく研修を実施するためには、MOUの力だけでは無理です。やはり主体であるお客様(企業)の取り組み姿勢が第一の条件です。
 幸いにもMOUが関与させていただいているお客様は、今回のように素晴らしい取り組み姿勢をお持ちのところが多く、ありがたく思います。


@研修を研修で終わらせない覚悟

 「研修は研修、実務は実務」と割り切る受講生をよく見受けますが、これほど研修にかかる時間と労力と経費の無駄遣いはありません。
 研修を企画する側も、年間の実施スケジュールにしたがって粛々と進めるだけで、これといって実施状況をチェックする訳でもなく・・・という姿勢の組織もけっこう存在します。

 研修を計画・実施されるご担当者は、ぜひとも各研修の目的や期待する成果物のレベルなどを吟味し、単に研修案内に文言で記して終わるのではなく、受講生一人一人に言い聞かせるくらいの情熱と行動力を発揮していただきたいのです。


A異なる価値観をぶつけ合う勇気

 組織が大きくなればなるほど複雑な事情が発生するとは思いますが、「いろいろあるんだよねぇ」で済ませていては企業の発展の妨げになるだけです。
 対立する部署や機能があれば、敢えてディスカッションで互いの意見や気持ちをぶつけ合うことも必要だと思います。

 その点、正式な会議の場では議事録も残るしいろいろとあるでしょうから・・・それこそ研修の場を上手く利用していただきたいのです。
 最初は「研修の場だから・・・」という軽い気持ちでも結構です。進めているうちに、本当に白熱した議論が生まれ、最後は正式な会議以上のアウトプットが生まれることも多々あります。


B経営陣の責任ある関与

 今回の研修では、代表取締役をはじめ、営業活動(売上アップ)に直接責任を持つ担当取締役がオブザーブされました。
 2010年7月の 企業研修におけるトップの役割について に詳しく書きましたが、「その研修は、何のために実施するのか」を考えると、自ずと経営陣(特に、各研修の目的ごとの担当取締役)の果たすべき役割は決まってくるでしょう。

 ところが、実際には“役割分担”、“権限移譲”、“任せる”といった、都合の良い隠れ蓑を被って、教育現場で何が行われているのかを全く知らない経営陣が世の中では多いのも事実です。
 部下を信じることは大いに結構なことですが、同時に“Plan・Do・Check・Action”というマネジメントの大原則を時々でも良いので思い出していただき、特にCheck・Actionの部分で力を発揮していただきたいのです。


                      
       研修業務への取り組み方ひとつで、間違いなく業績は向上します。そのために研修はあるのです。
       「当たり前」と思われた方は、OKです! もし疑問に思われた節には、一度MOUへご相談ください。



「前編」は、2月19日に掲載しています。

2012年2月22日(水)  晴   昨日から今日にかけて、世の中は動物の話題満載です。

 ほんと、いきなり、ど〜でもいいネタで恐縮ですが、昨日から今日にかけて動物好きの方々には興味津々の日々のようです。


●パンダ来日からまる一年:

 上野動物園にパンダのリーリー、シンシンがやって来てから昨日でまる一年が経ちました。大震災の影響で公開が遅れるなどいろいろありましたが、パンダの人気はいっこうに衰えを知りません。
 私は上野動物園へジョギングで行くほどに近くに住んでおり、いつでも行けるな・・・と思っていたら、一年経過したのに一度もパンダを見ていません・・・。
 それほど、パンダが好きではないのかも知れません・・・思っていたほどには・・・。


●今日は「猫の日」らしい・・・:

 2月22日を「にゃん、にゃん、にゃん」と読んで、「猫の日」と定めたらしいのです。誰が定めたかっつーと、社団法人 日本ペットフード協会なる団体らしいです・・・別のサイトでは、ペットフード工業会が主催する“猫の日制定委員会”となっています・・・いずれにせよ、チョコやクッキーと一緒の発想ですな。
 まさかと思って検索してみたら・・・1月11日は「わん、わん、わん」で「犬の日」らしいです・・・ええ加減にしなはれ!


              
          1998年4月5日撮影                   2004年4月30日撮影
            トントン(メス)  上野動物園にて          リンリン(オス)  上野動物園にて


2012年2月19日(日)  晴   「営業力強化」を図るなら、まずは「発想力強化」から(前編)

「後編」は、2月23日に掲載しています。


 一昨日から昨日にかけて、自動車関連企業の営業マン70名を対象に「営業研修」をみっちりと実施してきました。一昨夜は夜の11時過ぎまで徹底したグループ・ディスカッションを行ない、かなりレベルの高いアウトプットが出てきました。

 今回の研修に参加したのは、ある自動車部品を取り扱う「本社」、取扱商品が異なる「関連会社」、本社の「代理店」、関連会社の「代理店」といった、立場がまったく違う方々であり、敢えてグループ内で混在させて進行しました。
 一日目の最初のグループ・ディスカッションでは、「話が噛み合わない。無駄だ。」といった意見があちらこちらで聞かれ、空中分解寸前のグループも複数ありました。

 それはそれで想定の範囲内であり、プログラムが進行するに従い、受講生各々が「○○という商品の売上を伸ばす」という1つの方向に向かって、「自分の立場では、〜と考え、〜という部分に注力して販売する」という前向きな発想にもとづいた発言が飛び交うようになりました。


発想力強化に重きを置いたプログラム

 守秘義務があるため、詳細な内容、アウトプットや発言の内容は記載できないものの、プログラムの骨格部分は多くの方々にご参考にしていただけると思います。

【1日目】

@目標や基本戦略の提示
 本社の企画担当者や技術担当者が、研修の冒頭で時間を使って、今後の主力商品についての「売上目標」「基本的な販売戦略」「技術的なポイント」などを説明しました。

Aプラス思考の徹底
 ペップトークの基本的な考え方をまとめ、営業に必要な「プラス思考」「多面的な発想」「自ら気づきを得ることの重要性」などを説明しました。
 これは、この時点で受講生にプラス思考になってもらうというよりは、「どんなマイナス思考や否定的な発言や姿勢が出てきても、俺は一歩も引かへんでぇ」という講師からの決意表明の意味合いが強いのです。

BSWOT分析
 自社商品の強みと弱みを洗い出し、同業他社や経営環境等を勘案しながら、自社にとっての機会と脅威を分析していくものです。
 かなり初歩的な手法ではあるものの、立場が違う人間同士でディスカッションをしていくと激しい意見の対立が発生し、「そりゃあ、本社にとっては機会(チャンス)かも知れないが、うちみたいな代理店にとっては余計な仕事が増えて脅威(ピンチ)だ」といった発言が飛び交います。

 ただ、講師と各グループのリーダーが協力して粘り強く議論を闘わせることで、「同じ商品を売る立場にありながら、この対立を放置しておくこと自体が脅威だ」ということが浮き彫りになります。
 そこから、例えば「従来の商品体系に、今回の新商品を加えることで、最初は販売工数が増えて苦労するかもしれないが・・・半年後には新規ルートの開拓にもつながり、結果としてプラスになるんだ」という“気づき”が得られます。

 人間は“教えられたこと”は忘れてしまいがちですが、“自ら気づいたこと”は滅多なことでは忘れないものであり、“気づき”が増えれば増えるほど“発想力”も豊かになっていきます。


【2日目

Cオズボーン法
 自社商品の機会と脅威が分かったら、安易に「じゃあ、現場で実行しましょう」で終わらせるのではなく、今度はオズボーン法を使って「9つの視点」で自社商品について「応用できないか」「拡大できないか」「転用できないか」等・・・と発想を広げていきます。

 SWOT分析の段階では「本社の有利なように代理店を誘導する」という見方も無くはない・・・のですが、オズボーン法の段階では本社の担当者自体が「あっ、そういう見方があったか」「おお、その手があったか」と、自らの発想の広がりに驚き、本社・関連会社・代理店が各々の立場を超えて、「商品を拡販するために、自分の立場では何ができるか」を自発的かつ真剣に考えるようになります。

Dマーケティング・プロセス
 発想を広げただけでは「あー、面白かった」で終わってしまいますので、今度は広げた中から「◎実現できるもの」「○工夫次第で実現できるもの」「×現状の法律や契約においては不可能なもの」に分類します。
 そこで◎や○と判断したものをマーケティングのプロセスの中で、特に下記の項目に当てはめていきます。

       ★ターゲットの選定(設定)
       ★マーケティングの4P
           ・製品(Product)
           ・価格(Price)
           ・販路(Place)
           ・販促(Promotion)

 皆さんにご参考にしていただきたいのは、経営計画や戦略を策定する際にマーケティング・プロセスを用いることはよくあることと思いますが、最初から型通りにプロセスを考えても型通りの発想しか出てこない・・・現状を超えることは難しいということです。
 上記のように、オズボーン法などを用いて発想を広げ、様々な可能性を模索した上でマーケティング・プロセスの考察、そして経営計画や戦略の策定に取り組んでいただきたいのです。

E個人別の活動計画
 ここまでくると、
       1) 売上を伸ばすための発想の広がり
       2) 優先順位を付けての絞り込み
       3) マーケティング・プロセスへの落し込み
が済みましたので、組織全体の話としては完成度が高いのですが、これを個人の活動計画に落し込み、さらにはチェック&レビュー体制を整えなければ、売上の向上には結び付きません。
 受講生個々人に、ターゲットをどう捉え、製品のどの部分をPRポイントとして注力し、価格をどのように説明し、販路とどう交渉し、販促をどう進めるかを、5W2Hに沿って策定し、グループ単位で発表して宣言します。



(ご参考) SWOT分析とオズボーン法

      【SWOT分析】

             

      【オズボーン法】

      2月14日 オズボーン法でバレンタインデーを考えてみましょう。 をご参照ください。


                
        研修センターからは「富士山」が遠くに見えて、快適な環境で二日間頑張りました。


「後編」は、2月23日に掲載しています。

2012年2月16日(木)  曇   「研修堂」の月間講師アクセス・ランキング V13達成です!

 研修・セミナー講師の紹介サイト「研修堂」の1月度アクセスランキングにおいて、

    ★「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング
           昨年1月度〜今年1月度(13ヵ月) 連続第1位 V13達成!

という成果を挙げることができました。詳細については 「研修堂」の私のプロフィールページ をご参照ください。


 皆さまのおかげで、今年も絶好調です。ありがとうございます。今後とも、「成果に直結する実践的なコンサルティング・研修業務の提供」をモットーに頑張ってまいりますので、引き続き、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。


●「講師プロフィールページ」へのアクセスランキング

          

     


                      
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2012年2月14日(火)  曇のち雨   オズボーン法でバレンタインデーを考えてみましょう。

 今日はバレンタインデーとかいう、学生の頃から縁のなかった私にとってはど〜でもいい日ではありますが、とりあえずコンサルティングのネタで一般的に用いられる事例がありますので、ご紹介したいと思います。


業務改善に向けた発想法「オズボーン法」

 営業活動を効果的に進めるために、あるいは売れる商品を開発するために・・・ひとつの物事を多面的に考えるための、発想のヒントとして用いられるのがオズボーン法です。

 【オズボーン法】
   1.応用: 他に用途は考えられないか
  2.変更: どこかを変えてみたらどうか
  3.拡大: 追加や拡大をしたらどうか
  4.縮小: 何かを除去したり縮小したらどうか
  5.代用: 何かで代用させたらどうか
   6.変換: 何かを変換したらどうか
  7.逆転: 逆さまや反対にしたらどうか
  8.結合: 何かと組み合わせたらどうか
  9.転用: 何かからアイデアを借りられないか


 ごく一例ですが・・・
   応用:  汚泥を処理して出来たレンガで道路を舗装する
   変更:  ビールや酒の瓶を、ガラスから紙パックに変えて、輸送や陳列をしやすくする
   拡大:  農家の農作業支援のJAが、銀行や保険の機能を備えて組織が拡大している
   縮小:  携帯電話、ウォークマン・・・家電製品の多くは縮小して発展してきている
   代用:  高価なカニ肉をカマボコで代用して、カニカマという安価な商品として売り出す
   交換:  疾病の心臓を人工心臓と交換する
   逆転:  旅行会社の企画で、土産を旅行の終わりではなく、出発前に予約して気軽に行く
   結合:  生命保険と損害保険を組み合せ、より少ない保険料で効率的に幅広くカバーする
   転用:  立ち食い蕎麦屋の形態をヒントに、コーヒーショップのチェーン展開を図った

このように、現在世の中で流行っている商品や、伸びている企業・団体の多くは、結果論と言われるかも知れませんが、オズボーン法に示されているキーワードを基に、組織運営や商品開発などを進めているのです。


オズボーン法でバレンタインデーをイジる

 オズボーン法の例として、一般的に研修や講演会で用いられるのが“バレンターンデー”のネタです。

   例)バレンタインデーに最愛の人にチョコをプレゼントする

  1.応用: 取引先の人にもチョコをプレゼントする
  2.変更: 何もプレゼントしない
  3.拡大: チョコを1ダースプレゼントする
  4.縮小: ひと口チョコを1個だけプレゼントする
   5.代用: チョコの代わりにケーキをプレゼントする
  6.変換: 愛されている方からチョコをプレゼントする
  7.逆転: バレンタインデー以外の毎日、プレゼントする
  8.結合: チョコとバラの花をプレゼントする
  9.転用: 指輪をプレゼントする習慣を一般化する


 全部とは言いませんが、実現して世の中でけっこう見受けるものもありますね。

   応用: セールスレディーがお客様へ、女性社員が義理チョコを男性社員へプレゼントする
   縮小: ヨーロッパ製の高価で美味なものを、少量(価格的にそうなる)プレゼントする
   代用: 手編みのマフラーをプレゼントする
   変換: 男性の側からホワイトデーにプレゼントする
   結合: 本命の相手には、チョコ以外にもプレゼントを用意する(という人も多い)
   転用: 「○○の日」を設けて、○○が多く売れるように図る


 う〜ん、皆さんの恋愛の参考になるというより、当然と言えば当然ですが、ビジネス・ネタですねぇ。ま、私はコンサルタントですから・・・しかもバレンタインデーに何の興味もない男ですから、話がビジネス寄りになるのは仕方ありませんね。

(いつもはプラス思考の権化を標榜しているのに・・・どーも若い頃のトラウマのために、この日ばっかりはマイナス思考の塊になってしまいますぅ・・・。)


                      
  お祭り騒ぎのバレンタインデーの日に、こんな固い記事を敢えて書くこと自体・・・そりゃ、チョコもらえませんわな・・・

2012年2月12日(日)  晴   第3回赤羽ハーフマラソン大会で完走しました

 三年前、健康のためにジョギングを始め、長続きさせるためには単に近所を走るだけではなく、定期的に大会へ参加する方が目標を立てやすくて良いだろう、と思い立ちました。

 そんな折、第1回赤羽ハーフマラソン大会のことを知り、「第1回から毎回完走したら、10回目か20回目で何かもらえるんじゃないだろうか」という動機付け(?)により参加して、今回が3回目となりました。


ロジカルシンキング的ハーフマラソン

 最近、私が講師を務めるロジカルシンキング研修(論理的思考力向上研修)で、よくハーフマラソンをテーマに例題を出します。

  Q) なぜ、ハーフマラソン大会に出るのか・・・

  A) それは・・・
        @スタート前の緊張感が、心地よいから
        A走っている最中に受ける風が、心地よいから
        Bゴールした後の達成感が、心地よいから
     以上、3つの心地よさがあるので、それらを求めて出るのです。

 この例題は、「心地よい」という切り口が、時間軸で「前・中・後」と流れているのがミソで、分かり易いとの(自画自賛的な)好評をいただいています。

 ちなみに、時々「ハーフマラソンでなくても、フルマラソンでも同じ論理が成り立ちませんか?」という反論をいただきますが・・・そうですねぇ、私みたいな超素人ランナーの場合、フルマラソンになるとキツイ思いが募り、「A風が心地よい」なんて言ってられなくなるので、ここはハーフマラソンで良いのです。


で、今回は・・・

 あっ、そうそう・・・昨日“応援メール”を送ってくれた同窓生のYさん、ありがとうございました。おかげで完走できましたよ!

 @スタート前の緊張感と、Bゴールした後の達成感は、これはもう毎回心地よくて、今回も“達成感”は特に高レベルでしたね。

 ただ、A走っている最中の風については、こりゃもう気温は低いは、強い寒風が吹きつけるは・・・えらい目に遭いました。
 昨年の第2回大会は、Tシャツ(半袖)に短パンで走りましたが、今回は寒さ対策で下掲写真のように重装備で走った訳ですが、それでも寒風はきつかったです・・・。

 そもそも・・・昨年後半の暴飲暴食が災いし、体重が昨年の同時期より3kgほど増えてしまい・・・と言うことは、昨年の自分に3kgの重りを付けて走るようなものですから、そりゃあ、ただでもキツイに決まっています。

 まあ、それでも何とか頑張って完走できましたので、これから夏の大会(東京喜多マラソン大会)に向けて、自分自身を戒めつつ、日々のトレーニングに精を出したいと思います。


    
           年に3回、ハーフマラソン大会に出ていますが、どの大会もコースは同じく荒川河川敷です。
         一番右側の写真は、荒川と隅田川の分岐点です。(向こう側が荒川、手前が隅田川)

2012年2月11日(土)  晴  大震災から11ヵ月、リスクマネジメントの脆弱さに背筋が・・・

 今日で東日本大震災が発生して11ヵ月が経過した訳ですが、被災地の方々のご苦労やボランティアで頑張っていらっしゃる方々の尊い努力とは裏腹に、政治の世界では「本当に何やってんだよ」の連続です。
 詳細は来月にまる1年が経過した時点で書きたいと思いますが、まずはリスクマネジメント(危機管理)の脆弱さが相変わらず目立っており、あれほどの大災害を経験しておきながら、その教訓が活かされていないようです。


大震災に関する各会議の「議事録」が無いなんて

 特に、東日本大震災を受けて政府が設置した15会議のうち10会議で議事録を作成しておらず、このうち原子力災害対策本部と緊急災害対策本部、被災者生活支援チームの3会議は、議事録も議事概要も作っていなかった・・・という報道を受けて、あまりのことに膝から崩れ落ちてしまいました。

 小中学校の生徒会だって議事録は作るでしょうに・・・いちいち書くのも面倒くさいほど低レベルの話題ではありますが・・・

 マネジメントの基本は「Plan(計画)→Do(実施)→Check(チェック)→Action(是正)」であり、議事録とはDoの内容をきちんとChechしてActionするための重要な情報源であり、次のPlanに反映してレベルアップしていくための基本ツールであるはずです。


 にもかかわらず、国のマネジメントを任された方々が、国(国民)の安全に関わる重要議事を記録に残さないということは・・・これは国のマネジメントを放棄したと言われても反論できないはずです。
 反論どころか・・・副総理が「忙しくて人手もなく議事録が作られなかったのではないか」とコメントするに至っては、もう呆れてモノも言えません。

 この国の未来をどのように作っていくのか、その基本的な姿勢が残念ながら見受けられません。そうであれば、リスクマネジメントが脆弱であることも当然の帰結でしょう。
 リスクマネジメントの「取り組み方・進め方」が分からないのではなく、「やる気」そのものが無いと言わざるを得ません。


次の深刻な事態に備えて

 あまり自暴自棄なことを書いても問題の解決にはなりません。まずは個人単位でリスクマネジメントに取り組む時代に突入したことを一人一人が自覚することから全てが始まるでしょう。

 たしかに高度経済成長の頃とは違い、近年では「終身雇用」や「年功序列」が崩れ、自分の身は自分で守ることが国民に課せられてきましたので、リスクマネジメントにおいても「自己責任」で考えることになったのも時代の流れなのかも知れません。

 「建国記念日」の今日、上記のように国の在り方が変わってきていることを考えることは、大袈裟に言えば「第三の建国(明治維新、戦後、そして現在)」を真剣に考えるという意義の深さにつながるのではないかと考えます。



 【ご参考: リスクマネジメント関連の記載】

   2011年 7月14日  リスク評価の追加説明です。
   2011年 7月12日  リスク評価・・・政治から個人レベルに至るまで必要な時代
   2011年 4月15日  組織と指示命令系統はシンプルに整備しましょう
   2011年 3月15日  リスクマネジメント・セミナーをリリースします。
   2010年 9月30日  リスクマネジメントの基礎の基礎について


                      
       個人レベルで出来ることには限界があるものの、少なくとも命を守るためには個人が頑張らなければ・・・

2012年2月10日(金)  晴   久しぶりに名古屋で名古屋メシを食べました。

 名古屋に日帰り出張しました。新幹線に乗っている時間は1時間40分程度ですので、私の感覚としては比較的近い出張先です。

 ただ、近いとは言っても東京と名古屋では文化圏が違うというか・・・名古屋周辺は独特のものを築き上げていますので、特に“食”に関してはいつも(良くも悪くも)驚いてばかりです。


 今回は時間が限られていたこともあり、名古屋メシのダイジェスト版とでもいうものを食しました。

写真@ モーニング(450円):
 喫茶店のモーニングサービスは名古屋発祥ということもあり、少し早めに到着したので、ここはひとつモーニングを押さえておきました。

 テレビ番組では、あんこを挟んだサンドイッチとか、サンドイッチにきしめんが付いてきたりといった驚愕メニューが面白おかしく紹介されていましたが、今日はごく普通の(名古屋らしくない・・・?)モーニングが出てきました。


写真A みそかつ&えびふりゃ〜(900円):
 名古屋といえば“八丁味噌”です。何でもかんでも八丁味噌を付けまくって食べるのが好きみたいです。そんな名古屋の名物「みそかつ」と、これまた名古屋には欠かせない「エビフライ(えびふりゃ〜)」がひとつになった駅弁が流行っています。

 流行っているというのは、テレビのグルメ番組で紹介され、その影響か、食事時に名古屋近辺の新幹線の社内を見渡すと、この弁当を食べている人が必ずと言っていいほど各車両に数名ずついることからも分かります。

 ・・・はぁ? 味はどんな感じってことを知りたいんですかぁ? そりゃあ、写真をご覧になって、甘辛い八丁味噌のために弁当全体がこげ茶色ってところを見ていただければ、大体の予想は付くと思いますけどねぇ・・・。


      
  @本場名古屋の「モーニング」       A八丁味噌まみれの「みそかつ&えびふりゃ〜」(言い方にトゲがある・・・)

2012年2月8日(水)  曇   ノックアウトしてくれる辛いものはありませんかね・・・?

 日本国内で通常販売されている固形カレー・ルウやレトルト・カレーの中で、たぶん最も辛いのはグリコから発売されている「LEE 辛さ×20倍」だと思います。
 同じ「LEE」でも辛さ×10倍は時々見かけますが、20倍は滅多に売られていません。まあ、需要が少ないのでしょう。

 その「LEE 辛さ×20倍」をたまたま千葉市内のスーパーで見かけて、思わず何箱も買い溜めして帰ってきました。

 早速食べてみました・・・たしかにピリッと辛いし、“激辛”を売り物にしたラーメンや酒のつまみの類と比べたら、味にコクがあるし風味もしっかりしていると感じました。はっきり言って美味しいです。
 ただ・・・この程度のインパクトでは、う〜ん、「辛くて参りました。感動しました。」と全面的に賛同するには至りません。


 ソウルの明洞(ミョンドン)で食べたニンンクの漬物・・・身の危険を感じるほどに辛いを通り越して“痛い”思いをしました。
 そこまで行かなくても、駒込のネパール料理「TAAL(タール)」のマトンカレーも十分に・・・食べてる最中に深呼吸でもしようものなら、激しく咳き込んで午後は仕事にならないでしょう。

 “辛い”ことを前面に押し出したものであれば、ぜひ私をノックアウトして欲しいのです。もちろん、わがままを言うようですが、“辛さ”だけではなく、“コク”や“旨味”がないとダメですけどね。唐辛子をぶち込んだだけなら、それは料理とは呼ばないでしょう。


 念のため、鍋物や味噌汁、うどんの汁などは薄味が好きですし、とんこつラーメンはアッサリした本場博多のものでないと食べません。ただ、韓国系やインド系の料理は徹底して辛いものが好きなのです。
 薄いものは薄く、辛いものは徹底して辛く・・・メリハリが付いていないと受け入れられない“性格”ならびに“体質”になってしまっているんですね。


                        
         これより辛いカレー類をご存知の方は、ぜひ教えてください。(美味しいものであれば・・・。)

2012年2月5日(日)  曇   早起きは三文の得・・・西郷さんがスカイツリーを見下ろした!

 今朝は、自宅(本駒込)〜本郷〜不忍池〜上野公園〜谷中〜日暮里〜自宅、のコースをジョギングしました。
 いつもと逆方向で走ったのですが、体の向きが逆になるだけで、風景が全く違って見えますし、ちょっとした発見もあります。


写真@ 不忍池に浮かび上がるスカイツリー:
 近代的なスカイツリーと不忍池の畔の弁天堂、この対比が面白いですね。春になったら、この写真にうっすらと桜色が加わって華やかになることでしょう。

写真A 西郷さんがスカイツリーを見下ろした!:
 今日、初めて気づきました。上野公園のシンボルともいえる西郷隆盛像を横から見ると、スカイツリーを見下ろしているような構図になります。あまり周囲に人のいない早朝だからこそ目に入って“ハッ”と気付いたのでしょう。都内にお住まいの方、お時間があれば一度ご覧ください。

写真B 正岡子規記念球場:
 正岡子規が“ベースボール”を“野球”と訳して紹介した張本人です。この球場から日本の野球が始まりました。今となっては高校野球のグランドより狭いかも・・・でも、歴史の重みが感じられます。

写真C 上野動物園
 昨年、パンダがやってきた頃は開園9:30の2時間前から続々と見物客が並び始めましたが、今は寒いこともあって、8:30の段階で正門前はガラガラです。きっとパンダも奥に引っ込んでいるでしょうね。

写真D 上野戦争の弾痕が残る大黒天 経王寺:
 1868年(慶應4年)、幕府側の彰義隊が上野の山に立てこもり官軍との決戦に及びました。この上野戦争がいかに激しかったか・・・経王寺の山門の扉を銃弾が貫通した跡(穴)がいくつも見られます。当時のゲベール銃も、ゴルゴ13のM16アーマライトも、命中精度はともかく、殺傷力(破壊力)は同程度なのかも知れません。

        
   @不忍池                 A西郷隆盛像            B正岡子規記念球場

       
   C上野動物園(正門前)        D大黒天 経王寺          山門を貫通した銃弾の跡

2012年2月4日(土)  晴   富士見坂から見る富士山・・・いろいろ考えさせられますね。

 夕方のジョギング・コースに日暮里・富士見坂という“富士山が見える名所”があります。今日は雲がかかっていないので富士山(写真左)が見えました。 ・・・ってゆーか、左手のビルディングがジャマ!

 ネットで見つけた13年前の同じ場所から撮影された風景とは一変していることが分かります。現在、下掲写真で見えるところの富士山のド真ん中に、ビルの建設が予定されており、江戸時代から続く富士見坂は“富士山が見える坂”ではなくなるでしょう。



 この近辺の風景は、葛飾北斎の浮世絵にも描かれており、富士山が見える江戸の風情を偲ぶことができます。
 そもそも、徳川家康が江戸に幕府を開いた際、江戸湾から富士山を背景に見える江戸城と江戸の街並みの風景を、京の都に匹敵する権力の中枢が存在する風景として知らしめたと言われるほどに、富士山は江戸にとって重要なシンボルだった訳です。

 ところが、開発優先となった現代では、富士山が見える風景は23区(特に、山手線の内側)では非常に少なくなってしまいました。皮肉なことに、23区の西側に位置する新宿の高層ビル内の展望台が、富士山を見るには最適な場所となっています。(そのうち、スカイツリーも“富士見やぐら”になるのでしょう・・・。)



 現在、富士山を世界遺産に登録しようという動きが再び活発になっていますが・・・これまで富士山が登録されなかった理由が“富士山の登山道の汚さと自然破壊”にあることを、日本人はもっと深く考えるべきでしょう。

 富士山そのものを汚したり、富士山が見える風景を(ある時期から)大切にしてこなかった日本人・・・“一事が万事”とよく言いますが、日本人は日本人の大切にすべき“心”を見失いつつあるかも知れません。

 ・・・なんてことを、ジョギングしながら考えるのでした。(もっと、タイムを縮めることを考えた方が良いのでしょうが・・・。)


          
         今日、撮影した富士山           1999年1月、同じ場所からの富士山

2012年2月3日(金)  晴   今年は健康で迎える節分・・・さらに“福”を呼び込みます

 昨年の雑記帳を見ていたら、節分の頃は気管支を痛めて大変だったみたいです。そんなことがあったような、なかったような・・・記憶が曖昧ですが、今年は元気いっぱいに寒波を乗り切っています。
 あちらこちらを飛び回って、その合間に既存テーマ研修のリニューアルとか、お客様ごとのアレンジ作業とかやっていると、体調を崩すヒマすらありません。


 ただし、健康あっての個人事業主ですから、無い中から時間を捻り出してジョギングをし、身体を鍛えるようにしています。
 12日(日)には、第3回赤羽ハーフマラソン大会に出場することになっており、調整のためにも出来る限り走るようにしています。

 冬の朝夕は空気が澄んでいて、ジョギングコースの途中から富士山が見えることが多いのですが・・・今日は雲がかかっていたので、日本一の山の代わりに、日本一の建造物を掲載します。
 周囲のビルに灯が少しずつ付きはじめる頃に浮かび上がるスカイツリーも、なかなか雰囲気が合っていいですよ。

                  
       山手線・日暮里駅のあたりから撮影・・・よほど天気が悪くない限りスカイツリーが見えます。

2012年2月2日(木)  晴   関東地方は狭いようで広い・・・寒いですぅ・・・。

 おはようございます・・・昨日の夕方は横浜市の奥の方で顧客企業とのミーティング、夜は新宿で福岡高校の同窓会常任幹事会に出席、そして東京駅から新幹線で高崎〜在来線で新前橋へと移動してきました。

 私もかつては埼玉県本庄市(群馬県との県境近く)に3年間ほど住んでいたので、北関東の“空っ風”の何たるかは身をもって知っていたはずですが、久しぶりに来ると、やっぱり力一杯寒いです・・・。
 新前橋には深夜に到着しましたが、完全防備の服装を突き抜けて寒風が全身に沁みわたりました・・・なんでしょう、北海道や東北の寒さもいろいろ経験してきましたが、北関東の寒さはホント、“突き抜ける寒さ”なんですね。


 でも、そんなヘタレを言っている場合ではありません。今日は、昨年実施したロジカル・ライティング研修(論理的な文書作成研修)にご好評をいただき、追加オーダーされた研修に取り組みます。本当にありがたく、感謝しています。

 ホテルの窓から外の風景を見ると、澄みわたった空気の粒々ひとつひとつが輝いて見えるようです。冬の出張先で経験する、楽しくも、身も心も引き締まるひと時でもあります。


 さて、これから・・・私が新入社員の頃からやっている「大切な仕事に向かう時の“ボイス・ほら貝”(ボイス・パーカッションの音が、ほら貝の音色になっているもの)」を、窓の外の景色に向かって高らかに吹き上げる、という神聖なる儀式を執り行い、これまた神聖なる研修会場に向かいます。


           
    やっぱり、男が気合いを入れる時は、“ほら貝”でしょう・・・あれっ、なんだこの賛同者が少なげな感触は・・・。

2012年2月1日(水)  晴   今日から2月です。

 ビジネスの世界では、よく“ニッパチ”という言葉が使われます。これは、2月と8月には仕事が増えずにヒマになる傾向がある、という意味ですが・・・おかげさまでMOUは先月後半から今月にかけて忙しくさせていただいています。ありがとうございます。

 今月は、関東圏内の研修業務がほとんどです。そういう意味では、移動時間が少ない分、ビジネス・ペップトークのノウハウ確立作業とか、DVD撮影の準備などに時間を割いて注力していきます。
 もちろん、東北地方や甲信越地方のお仕事も・・・暖かくなったら(?)・・・大歓迎ですので、引き続き、よろしくお願いいたします。


                      
                       今年は「閏年」なので、今月は29日までありますよ。


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