解説・雑記

≪雑記帳≫

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2012年12月31日(月)  晴   大晦日・・・今年の総まとめです。

 今年はDVDの発売や電子書籍の執筆など、新たなチャレンジを繰り返した一年となりました。チャンスを与えてくださった皆さま、MOUの業務にご協力をいただいた皆さま、本当にお世話になり、ありがとうございました。

 すでに毎年恒例となっていますが、今年最後の雑記帳ということで、ジャンル別に今年を振り返ってみたいと思います。



「コンサルティング・研修」 部門

大賞: DVD「ペップトーク:ビジネス版」

 ペップトークの元祖にして大家でいらっしゃる岩ア由純先生との出会いから3年目、「スポーツ界で発達したペップトークは、必ずビジネスの世界でも通用する」「ペップトークで日本の企業を元気にし、国際競争力をさらに高めたい」という強い思いが、まずはDVDという形で具現化しました。

 来年は企業や自治体でのペップトーク研修を増やし、日本ペップトーク普及協会の活動と連動しながら、普及の礎といたします。

     
 セルフ・ペップトークやビジョン・ペップトークに対応した具体的バージョンも企画していきます。


「社会(政治・経済を含む)」 部門

大賞: 尖閣諸島・竹島問題

 「太平の眠りを覚ます尖閣・竹島」・・・一昨年の夏、領土問題が勃発した際に雑記帳に記した表現です。しかし、政府は問題を先延ばしにし、その結果、今年になって問題は膨れ上がって再発したため、それが原因のひとつとなって政権が再交代する事態となりました。

 私は竹島問題よりも尖閣諸島問題の方がより深刻だと考えています。なぜなら、韓国は愛国心をベースに竹島の領有権を主張するのみですが、中国は明らかに尖閣諸島の向こう側を狙っています。
 すなわち、現在建造中の空母を太平洋に展開して制海権を握ることであり、沖ノ鳥島を奪取して経済水域を拡大することです。

 政治・経済・外交・防衛など、様々な分野に深く絡んでくる、戦後日本が直面する最大の課題といっても過言ではないでしょう。安倍新政権の真価が問われます。

  
 左:竹島、右:尖閣諸島、どちらも日本固有の領土です。


「歴 史」 部門

大賞: 電子書籍&DVD「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」

 2003年の秋、ホームページに「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」のコラムを掲載し、好評をいただいてから来年で10年・・・いよいよ年明けに、リニューアルした内容による電子書籍とDVDを発売します。
 ぜひ、坂本龍馬の新たな魅力に触れていただきたいと思いますし、さらに坂本龍馬の活動を通して、マーケティングに対する理解を深めていただきたいと思います。

 現在の構想では、「歴史とマネジメントの融合企画」はスタートラインについた段階であり、今後も徳川家康や織田信長をベースにしたバージョンを出していくつもりです。ご期待ください。

 


「交 流」 部門

大賞: Facebook

 今年はFacebookを本格的に始め、友達検索機能を利用して30年ぶりとか40年ぶりに旧友と再会するという、単なるインターネットのサイトだけでは考えられない感動的な出来事を次々に経験しました。
 私は中学校・高校の東京での同窓会組織で幹事を務めているため、こうしたFacebookの機能は本当に有難い限りです。

 来年も、詳細な情報提供はホームページで、短いメッセージはFacebookで、といったように両方を使いながら、各々の長所を活かしていきたいと思います。

 
 私のFacebookでのホーム画面・・・やっぱりハワイでしょう。


「音 楽」 部門

大賞: CAVERN BEATでの弾き語り

 上記のFacebookを通して再会した町田秀樹君、彼は小学校から予備校まで一緒だった最も古い友人ですが、今年9月にビートルズをテーマとしたライヴハウス「Cavern Beat」を開店し、自らバンドを組みポール・マッカトニー役でベースを弾いています。
 私は10月にCavern Beatを訪れ、ビートルズが使用していたものと同じモデルのエレキギターやエレアコを弾かせてもらったり、ビートルズの名曲をカラオケでシャウトしまくったり、さんざん遊びまくりました。

 来年も博多に行く機会があれば(というか、ぜひ機会を作って)、Cavern Beatを訪れて“音楽しまくり”たいと思います。さ、その時に備えてギターの練習、練習・・・!

   
 陶酔しながらの弾き語り  さすがプロのベースは上手し! 素敵な店です


「スポーツ」 部門

大賞: ロンドン・オリンピック(女子レスリング)

 今年のスポーツの話題はロンドン・オリンピックで決まり・・・日本は史上最多のメダルを獲得し、男子水泳陣の「康介さんを手ぶらで返すわけにはいかない」が流行語大賞にノミネートされたり、とにかく話題には事欠きませんでした。
 なかでも私が推したいのは女子レスリング! もちろん後に国民栄誉賞に輝いた吉田沙保里選手も凄いのですが、小原日登美選手の一度は引退しながらもカムバックして金メダルという栄光をつかんだ不屈の精神に感動しました。

 小原選手があらためて教えてくれたこと
  ・年齢と関係なく、常にチャレンジ精神を持ち続けること
  ・下手な常識は排除して、やるからには徹底し、上を目指すこと
  ・周囲の人々への感謝の気持ちを持ち続けること

   
 自分の夢や目標に向かって貪欲であること・・・彼女たちは本当に強い!


「飲食店」 部門

大賞: 富士屋ホテル メインダイニング

 箱根の宮下温泉でひと際目立つ、日本を代表するクラシックホテル「富士屋ホテル」・・・チャップリンやジョン・レノンも宿泊したことでも知られるホテルのメインダイニングですから、抜群に美味しいに決まっています。
 加えて、壁や天井の彫刻や絵が美しく、また従業員のサービスも“顧客満足”は当然、あくまでも“顧客感動”に徹して超一流です。

 学生の頃から暇があれば箱根に遊びに行っていました。もちろん、その頃は富士屋ホテルなんて、とんでもない話でしたが。
 今は富士屋ホテルへ行くたびに大満足して帰ってきます。これからも本当のサービス、一流の味を体験して感性を磨くため、時々出かけたいと思います。

    
 ここで過ごす時間は、単なる食事の枠を超えて、“至福のひと時”です。


「料 理」 部門

大賞: 博多万能ねぎ、博多なすで作る料理

 東京福岡県人会の総会(6月)でお土産にもらった「博多万能ねぎ」と「博多なす」で作った料理が、自分で言うのもなんですが抜群に美味でした。

 @博多なすのトマトソース・パスタ
   博多なすのしっかりした触感が、パスタのアルデンテと絶妙にマッチします。
 A博多万能ねぎを散らした鶏肉スープのうどん
   やっぱり博多風のだし汁には博多万能ねぎの風味がバッチリ合います。
 B博多なすと博多万能ねぎを使った柔らか煮
   博多なすと博多万能ねぎの両方を使うので、美味いに決まっています。

    
 博多なすは、煮崩れにくいので調理しやすいのも特徴。博多万能ねぎは、とにかく風味がGood!


「旅行・イベント」 部門

大賞: 箱根〜伊豆 キング・オブ・リゾート

 上記の富士屋ホテルを訪れた時のドライヴ旅行での話です。箱根には百回以上は行っているはずですが、まだまだ全てを知ることはできません。
 今回は、「ガラスの森美術館」を初めて訪れ、その美しさに魅せられるとともに、館内のイタリアンレストランの美味しさにも大満足しました。

 また、伊豆もたびたび旅行先に選んできましたが、今回初めて修善寺から西伊豆に抜けて海岸線を走るコースをドライヴしました。最高に気分よく運転できます。
 右端の写真は、本当は向こう側に富士山が写っているはずのポジションですが・・・富士山に雲がかかっていました。次回はきちんと写りますように。

    
 芦ノ湖は、ワイのもんや〜  ガラスの森美術館     修善寺温泉        出逢い岬


「芸能・TV」部門

大賞: 深田恭子さん

 なんか異論がありますか? CMに出まくりの剛力彩芽ちゃんや、ドクターXで視聴率稼ぎまくりの米倉涼子ねえさんではなく、深キョンを推します!

 お忘れではありませんか? 今クールの日曜日のゴールデンタイム・・・
  20:00〜20:45 NHK「平清盛」 清盛の夫人である平時子役を好演
  21:00〜21:55 フジ系「Tokyoエアポート」 主人公の篠田香織役を好演
 大河ドラマと自身の主役の番組が立て続けに放映されるという、こんな離れ業的な出演を果たした女優が今までいたでしょうか? いや、いません。

 「平清盛」は大河ドラマ史上最低の視聴率でボコボコでしたが、最終回・壇ノ浦の戦いでの深キョンの演技は秀逸でした。
 「海の底にも都はありましょうぞ」、強い意志を秘めた眼差しで、孫にあたる安徳天皇を抱いて海に飛び込むシーンは、ダラダラした展開のドラマを最後にギュッと引き締めました。

 「Tokyoエアポート〜東京空港管制保安部〜」、これも視聴率的には苦戦しましたが、極めて良質なドラマでした。
 警官が市民を殺害したり、検査不足が重なってトンネル内の天井板が落下して死傷者が多数出たり、最近は「人の命を守る」ことに対して、社会全体がルーズになっています。
 そうした中で、このドラマは「人の命を守る」ということに強い使命感を抱き、頑固なまでに「命の大切さ」を前面に押し出す責任感・正義感の強い管制官・・・深キョンにピッタリの役どころで見応えがありました。

  
 派手ではないけど、しっかり地に足の着いた女優になりました。


「美術・映画など」 部門

大賞: ツタンカーメン展

 見ると聞くとでは大違い、百科事典を100回見るより、間近で古代エジプト人たちが作った装飾品を見る方が、はるかに彼らの偉大さ、高度さ、緻密さが分かります。
 黄金のマスクこそ展示されてはいないものの、いやいや十分すぎるほど見応えのある展示品の数々に、1時間以上にわたって興奮しっぱなしでした。

 来年というわけにはいかないでしょうが、将来エジプトに行って、黄金のマスクをこの目で見たいと本気で思わせてくれた展示会でした。

 
 精緻な展示品の数々・・・言葉を失います。



 さあ、そろそろ2012年も暮れていきます。今年は、個人的にも社会全体を見渡しても、未来に向けた“準備”の年だったように思います。来年は様々な思いが良い方向にギュッと結実しますよう、祈念しながら年越しをしたいと思います。

 今後とも、よろしくお願い申し上げます。  MOU工房主  占部 正尚

2012年12月29日(土)  晴   松井秀喜選手、お疲れさまでした!

 昨日、元巨人軍・元ヤンキースの松井秀喜選手が引退会見を行いました。ホームランバッターとして、日米で通算507本のホームランを打った偉大な選手です。

 もっと出来るのではないか・・・いや、日本で最高峰の読売ジャイアンツの4番バッター、そしてアメリカで一番ステータスの高いニューヨーク・ヤンキースのクリーンナップを打ってきた超メジャーな選手である松井選手は、ボロボロになるまでしがみつくことを潔しとしなかったのです。

 とにかく松井選手のホームランは豪快であり美しくもありました。ひょひょろ上がった球が風に吹かれてたまたま観客席に入るようなヘボ・ホームランなんて、松井選手に限っては記憶にありません。
 理想的な弧を描くホームラン・・・まさにヤンキースの英雄ベーブ・ルースが乗り移ったかのような、ホームランバッターとしての“美学”を体現した選手でした。

 今後は指導者としての道を歩むことになると思いますが、ぜひとも、“勝てばいい野球”ではなく、彼の“美学”を若い選手たちに伝えていって欲しいものです。
 特に日本では野球離れが著しいのですが、松井選手なら人々の目をグッと引き付ける野球を指導者として・・・かつての長嶋監督のように・・・実現してくれることでしょう。


  
 日米両方のナンバー1チームでホームランバッターとして活躍、スゴイ!

2012年12月27日(木)  晴   今年も、年末年始バージョンをやります。

 昨日、今年最後の研修業務を実施しました。関東圏内の自治体での人材育成担当者向け研修で、内容は“問題発見・解決+タイムマネジメント”でした。

 今年は過去5年間の中で一番研修実施回数が多く、お取引先の研修会社ならびにお客様には本当に感謝しています。
 特に昨日は講師としての手応え、そして受講生の理解度(アウトプットのレベルの高さ)と満足度、いずれも最高であり、良い形で一年を締めくくることができました。



 さて、ハッと気づくと今年もあとわずか5日間・・・躍動の2012年の総括と来年に向けた準備をしなければなりません。

 今年も恒例となっています、
    12月31日: 雑記帳の各分野の大賞決定(今年の振り返り)
     1月 1日: ホームの新年バージョン(干支のデザイン掲載)
を掲載する予定ですので、ぜひ遊びに来てください。


    
 急に寒さが厳しくなっていますので、皆さまご自愛ください。

2012年12月24日(月)  晴   クリスマス・イヴに相応しいお知らせです。

 これまで皆さまに応援していただき、マーケティングやロジカルシンキング(左脳系)と、ペップトーク(右脳系)を併せた研修プログラムを開発し、リニューアルし続けてきました。

 今年は、まず8月にDVD「心の導火線に火をつける ペップトーク研修(ビジネス版)」を出しましたが、いよいよ年明けに次の2媒体を発売する運びとなりました。

   電子書籍: 商才坂本龍馬に学べ
   DVD: 坂本龍馬はマーケティングの天才だった!


 概要はホームに記載していますが、これから年明けにかけて詳細を雑記帳に書いていきたいと思います。

 今後、電子書籍やDVDを積極的に手掛けていきたいと考えていますが、そうした中で得られた経験やノウハウを、コンサルティングや研修業務にフィードバックし、よりお客様のお役にたてるMOUを作り上げてまいります。


    
 映像元年と宣言して始まった2012年・・・未来に向けて良い締めくくりができそうです。

2012年12月23日(日)  晴   浅田真央選手、全日本選手権優勝、おめでとう!

 今月は、浅田真央選手にとって良いことづくめで、ファンにとっても喜ばしいシーズンとなりました。8日にグランプリファイナルで優勝して再び世界一の座に返り咲き、そして今回は全日本での優勝・・・来シーズンのソチ・オリンピックに向けて万全の準備ができました。


世界一厳しい、国内での代表選出

 世界一になったんだから、全日本優勝は当たり前?・・・いやいや、現在の日本フィギュア・スケートのレベルは史上空前! 「全日本での表彰台 ≒ 世界選手権での表彰台」と表現して過言ではない状況なので、真央ちゃんと言えども決して安心はできないのです。

 特に、2位の村上佳菜子選手(18歳)、3位の宮原知子選手(14歳!)たちの追い上げが激しく、さらに下位には同程度の技術レベルを身に付けたジュニアたちがワンサカ存在するのです。
 あの可愛くあどけなかった真央ちゃんも今では22歳・・・10歳代の次世代選手たちの姉御的存在となり、日本フィギュアスケート界のリーダーとしての自覚も芽生えているのが見ていて分かります。


ソチ五輪での金メダルに向けて

 さあ、海の向こうではキム・ヨナも復活を遂げて、真央ちゃんの迎撃態勢を整えています。もちろん、ソチ五輪での金メダルは浅田真央選手!
 あのキム・ヨナにリベンジするためには、やはり今シーズンでは封印してきたトリプルアクセルを復活させて点数を積み重ねるしかないでしょう。

 自身の得意技を封印すること・・・それは、アントニオ猪木がコブラツイストを封印すること、宇宙戦艦ヤマトが波動砲を封印することに等しいのです。
 どれだけ悩み苦しんだことでしょう。しかし、得意技を封印しても好成績を収め続けた事実は、きっと真央ちゃんの自信につながったことでしょう。

 ソチ五輪までの1年2ヶ月間、一人のファンとして、真央ちゃんを見守り応援し続けます!


    
 ジャンプにミスがあり、本人は不本意な表情・・・でも、貫禄すらうかがえます。

2012年12月22日(土)  雨   長谷川町子美術館に行ってきました。

 東京福岡県人会の「つづら会(ウォーキングの会)」の定例行事で、小田急線・豪徳寺駅から田園都市線・桜新町駅を経由して駒沢駅まで、雨が降りしきる中を約8kmを歩きました。

 桜新町といえば、国民的マンガ「サザエさん」の舞台として知られており、作者の長谷川町子さんの作品を展示した「長谷川町子美術館」があります。
 ウォーキングの途中で、磯野一家の銅像を見たり、美術館を訪れて“サザエさんワールド”を満喫したり、かなり楽しむことができました。

 美術館内は、“サザエさん”や“いじわるばあさん”など、長谷川町子さんの作品にまつわる貴重な資料が数々展示してありました。
 館内は撮影禁止なので、ここで紹介できないのが残念ですが、磯野家の住居を再現した模型は、懐かしい小型給湯器や二層式洗濯機までがミニチュアで再現されており、昭和に生まれ育った私としては涙腺がゆるむ思いでした。

 私が小学校1年生の時に放送が始まった「サザエさん」、あと数年で50周年となりますが、ぜひ100周年を目指してもらいたいものです。

     
 波平さんの毛が抜かれることで話題の銅像   長谷川町子美術館はサザエさんの笑顔がいっぱい

2012年12月18日(火)  晴   ツタンカーメン展、期待以上の素晴らしさに感動!

 ツタンカーメン展に行ってきました。平日の午前中にもかかわらず長蛇の列で、人気の高さをあらためて感じました。
 それもそのはず、“歴史とマネジメントの融合”を事業の柱として掲げ、世界史はかなり詳しいと自負している私が「エジプト文明はここまで凄かったのか」と感嘆したほどですから、注目を集めるのも当然でしょう。


緻密な技術力の極み

 それにしても、ツタンカーメン王の王墓から発掘された装飾品や日用品の数々は、「精緻」「巧緻」の極みとしか表現のしようがありません。
 第18王朝という古代エジプト史の中でも絶頂期の王の使用品ですから、金が大量に用いられるとともに、現代人が見ても溜め息が出るような深い青色が随所に散りばめられ、技術力の高さが窺えます。

 撮影厳禁でしたので、その素晴らしさをここに掲載することはできませんが、ピラミッドやスフィンクス像に象徴される“大土木工事”が印象的なエジプト文明に、“緻密な工芸”という別の側面があることを今回は実感しました。


もっと見たい、知りたい

 紀元前数千年前、人類は既に一度は現代と同じくらいの文明を築き、何らかの理由で崩壊した・・・という説を唱える歴史学者がいますが、今日目のあたりにした技術力の高さを考えると、何となく信じたくなります。

 さて、ツタンカーメン展とはいえ、「黄金のマスク」はエジプトの法律により門外不出ですので、これを見るためにはカイロの国立博物館に行くしかありません。
 これはもう行くしかありませんね。きっと、今日以上の展示品が並んでいるはずですし、何といっても「黄金のマスク」・・・またひとつ目標ができた訳です。その日が今から楽しみです。


  
 私も版画をやるので、装飾品を作る際の緻密な刃の使い方がいかに難しいかが分かります。
 電動工具もコンピュータも無い時代に作られた展示物の高度さや奥深さ・・・ただ驚くばかりです。

2012年12月16日(日)  晴   歴史的な総選挙、自民党が政権を奪取しました。

 今日は、東京では「衆議院議員選挙・小選挙区」、「衆議院議員選挙・比例代表区」、「東京都知事選挙」、「最高裁判所裁判官国民審査」の4種類の投票を一度にするという、近年稀にみる“日本の行く末を決める大切な一日”となりました。

 結果は、自民党が300議席に迫るという圧勝で、3年半前の政権交代の屈辱を跳ね返し、逆政権交代を果たしました。
 一度は任せてみよう、という国民の期待に応えきれなかった・・・というか裏切った民主党は惨敗となり、解党の危機に瀕しています。


 2010年秋の尖閣諸島問題(現在の同問題の発端)、そして2011年3月の東日本大震災において、政府のリスクマネジメントの貧困さをこの雑記帳でも指摘してきましたが、国民の審判はその辺を十分に噛み含んで成されたものと思われます。

 MOUとしては、近々に出版される「坂本龍馬はマーケティングの天才だった!」の『政治の動きを考える』にも記載していますが、これからが国民にとって本番です。
 自民党の今後の動きを様々な視点から監視し、Yes・Noをはっきりと決めていく必要があります。その視点については、出版日が明確になった時点でまた記載したいと思います。


    
 とにかく政権を安定させ、じっくりと経済の再生や、確たる姿勢での外交政策などに取り組んでいただきたい。

2012年12月15日(土)  雨   来年に向けて、いろいろな話が入ってきます。

 「師走」も半ばになりましたが、講師である私も研修業務やコンサルティング業務に走り回って、ありがたくも忙しい年の瀬となっています。
 これまた言い訳がましいのですが、忙しくて雑記帳の更新が滞ってしまい、せっかく訪れてくださった皆さま・・・申し訳ございません。


●リピート案件の増加:

 今年実施させていただいた研修のリピート(来年も繰り返し発注していただけること)が相次ぎ、本当に、ありがとうございます。
 さらには、昨年から今年にかけてボツになった案件についても「やっぱり、来年は占部講師にお願いしたい」との復活の話を複数いただいており、ますます多忙になりそうです。


●電子書籍:

 「商才坂本竜馬に学べ」は、年明けに発売されることになりそうですが、これに絡めて、DVDの作成・発売にも注力していきます。
 とりあえず、「電子書籍を購入いただいた先着○名様にDVDを無料提供!」という販促企画を考えていますので、その時がきたらお知らせします。


●集客コンサルティング:

 小売店やレストランがIT機器を使い、クーポン券の発行や来客数が少ない時のタイムリーなPRなどにより増収を図るケースが増えています。
 MOUもマーケティングオフィスと名乗るからには、こうした販促企画を大いに利用することとなります。これについても、その時がきたらお知らせします。


 今回は、“靴の上から足をかく”ような予告編ばかりですが、年明けの「工房主ごあいさつ」では、ある程度はっきりした戦略を表明できると思いますので、今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。


    
 来年は、今年以上にファンタスティックな一年になりそうです!

2012年12月9日(日)  晴   浅田真央選手、4年ぶりの金メダル、おめでとう!

 おめでとう! 昨夜(8日)、フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルで、浅田真央ちゃんが4年ぶり3度目の金メダルに輝きました!


ソチ五輪に向けて、大きな弾みに

 得点も、ショート・フリーの合計が196.80点と、今季世界最高得点をマークするという、2位のワーグナーの181.93点を大きく引き離しての圧勝ぶりでした。

 今大会は、2014年ソチ冬季オリンピックで使用される会場で行われ、五輪テスト大会として位置づけられていました。
 真央ちゃんは、まさにソチ五輪のリンクで圧勝したわけですから、とても良いイメージで今後の練習に励み、またソチ五輪においても(代表に選ばれるのは間違いないので)、この勢いで活躍してくれることでしょう。


艱難辛苦を乗り越えての、価値ある金メダル

 グランプリ(GP)ファイナルは、毎シーズンの世界No1を決める大会ですので、オリンピックや世界選手権と同じ、もしくはそれ以上の価値ある大会です。

 真央ちゃんは、この大会で15歳の時に彗星のように現れ、あっさりと金メダルを獲得しました。その後、快進撃を続けながら、18歳の時にも金メダルを獲得しました。
 天才少女の天才たる所以ですが・・・もし、そのまま世界のトップに居続けていたなら、これほど多くのファンを湧かせることはなかったかも知れません。

 いくら天才でも、急な身体の成長に技がついていかずスランプに陥り、加えて最愛のお母様と永遠の別れをするという悲劇にも見舞われ、昨シーズンはあり得ないほどに“どん底”に落ちてしまいました。

 しかし、そこから這い上がってきた強い真央ちゃん・・・それでも天は彼女に試練を強いたのです。なんと、昨夜は腰痛のために、本番直前まで佐藤コーチと「出場か、それとも辞退か」というところまで追い詰められていたのです。

 翌日(9日)は、自分を一番支え続けてくれたお母様の一周忌・・・辞退なんて出来るはずもなく、果敢に挑んでの金メダルでした。


 さあ、これからが本当の浅田真央選手の全盛期の到来です。何十年か経った時、今後の数年間は「第二次全盛」といった言葉で表現されることでしょう。
 まずます、真央ちゃんから目が離せなくなりましたし、これからも真央ちゃんを愛する一人のファンとして見守り、この雑記帳にも記事を載せ続けたいと思います。


   
 「白鳥の湖」、この華麗なクラシックは、真央ちゃんにこそ相応しい!

  
 金メダルすなわち表彰台の真ん中は、真央ちゃんにこそ相応しい!

2012年12月8日(土)  晴   ジョン・レノンの命日です。



         Imagine all the people

         Living life in peace ...



          

            John Lennon 1940-1980

2012年12月4日(火)  曇   「木を見て森を見ず」はダメ、全体を見ましょう。

 これまで研修・セミナーの講師として2,000回以上登壇し、着実に成果を挙げてきたつもりです。使用する資料はすべて私が編集・作成し、受講生からも研修担当者からもご好評をいただいています。

 資料に関する追加修正の依頼があったとしても、せいぜい1箇所か2箇所で、これまで最高に「細かいこと言ってくるなぁ」と閉口したケースでも5箇所でした。


自分史上、最悪のオーダー・・・

 しかし、今回ある顧客組織で実施予定のロジカル・ライティング研修(論理的な文書作成研修)の担当者からいただいた要望は・・・なんと25箇所!

 驚いたのは単に数だけではありません。実施10日前!の今になって、その内容が、ある意味スゴ過ぎる・・・。(下記は、ごく一部)

  *ビジネス以外の内容も入れて欲しい (→ビジネスの研修のはずですけど)
  *図やグラフの種類や使い方も解説して欲しい (→それならそれで最初から言って欲しい)
  *フォントの使い方を指導して欲しい (→だんだんロジカル・ライティングから離れてるぞ)
  *プログラムの中に演習をする部分を記入してほしい (→全項目で演習をしますけど)

 書いていて気分が悪くなってきました。間に入っている研修会社からも「何とかお願いします」とお願いされ、こっちも今さら降りるわけにもいかず・・・プロですから、それはそれで腹に収めて全力は尽くします。


熱い思いは、単なる思い込みになりかねず・・・

 ただ、あれもこれもと詰め込んだ結果、演習の時間を削減するしか方法はなく、結局損をするのは受講生たちなのです。

 担当者も悪気はないでしょう。むしろ一生懸命なのだとは思います。自分なりに「研修はこうあるべき」という思い(思い込み?)もあって、自分が思ったとおりに受講生を教育したいのでしょう。

 しかし、私のようなベテランの講師は、必ずと言ってよいほど研修修了時の受講生の達成レベルを明確にイメージし、それに合わせて1分単位でプログラムを頭の中で組み立てているのです。
 一回一回の個人演習、グループ討議、発表と相互チェック、すべてに効果的な時間と進め方が存在し、それらを絶妙な配分で組み合わせて研修に臨むのです。

 研修担当者の“個人の思い”のために、講師の考えたプログラムが壊れたとしたら・・・これは本末転倒です。
 それであれば、研修担当者が自ら講師をやればよろしいのです。その方が講師料もかからず経費削減につながります。

 あるいは、私のようなベテランではなく駆け出しの講師、すなわち担当者の言ったとおりの内容をひたすらこなすだけで精一杯のレベルに頼めば良いのです。(担当者の満足感は得られるでしょうが、組織にとってはマイナスであることは言うまでもありません。)


人の振り見て我が振り直そう

 この雑記帳で初めて愚痴っぽいことを書いたかも知れません。これをプラスに持っていくとすれば、やはり誰かに“こまごま”と何かを言いたくなったら、一歩踏みとどまって、「相手の良さを打ち消すようなことを言うことにならないか」と自省すべきでしょう。

 【今日のことわざ】

 木を見て森を見ず
   本質から離れた枝葉の部分ばかり見ていては、本質を見失うよ。

 角を矯めて牛を殺す
   ちょっとしたズレを直そうといじくり回すと、全体のバランスが壊れてオジャンになるよ。


    
 当日、ぶち切れないよう、自分自身を戒めて臨みます。

2012年12月1日(土)  曇   今日から12月、かなり冷え込んでいます。

 つい最近まで猛暑でひいひい言っていたと思ったら、秋をすっ飛ばして、いきなり冬に突入してしまいましたね。

 2012年もいよいよ今月で終わりですが、ここにきて総選挙・・・毎年、大晦日には雑記帳の各分野別に“大賞”を独断と偏見で決め、一年の振り返りをしていますが、最後の最後まで大賞の行方は分かりません。

 仕事の方も、ありがたいことに、クリスマスが終わっても研修業務が入っており、こちらも最後の最後まできっちり頑張って、成果を出してまいります。


    
 良くも悪くもいろいろな事があった2012年(個人的には良いことばかり)、最後の月も頑張りましょう。


【日付順】

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【ジャンル別】

  コンサルティング・研修  社会(政治・経済含む)  歴 史  交 流

  音 楽 スポーツ 飲食店 料 理 旅行・イベント 芸能・TV 美術・映画など



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